外為(がいため)ってなんのこと?これさえ読めばすぐわかる!
外為とは?
「為替とFXの違いはご存知ですか?」
こう聞かれてしばらく考えてしまった方、申し訳ございません。少し意地悪な質問でした。実はこの2つ、同じものなのです。
為替とは「外国為替」の略称で、これを英語で「FX(Foregin Exchange)」と呼ぶのです。
つまり英語で言うか日本語で言うかだけの違いなんですよ。そして外為とは「外国為替」を略したものになります。
外為の意味は、簡単に言うと「異なる2つの通貨を交換すること」です。よく「通貨ペア」なんて言葉を目にするかと思いますが、これが「異なる2つの通貨」のペアとなります。
外為を行うには、このような専門用語が出てくるため、その敷居を「高い」と感じる方もたくさんおられるでしょう。
しかし、その意味を理解できれば、外為取引で副収入を得ることも可能になります。
そこで今回は、この外為について、わかりやすく簡単にご説明しましょう。外為を行う上で欠かせない基礎知識ばかりですので、「難しそう」と今まで敬遠してきた方も、5分だけお付き合いください。
外為には「内国」「外国」の2種類がある
内国外為とは?
まず外為の種類ですが、それには2つの種類があります。
それが「内国外為」と「外国外為」です。
まずは内国外為について学んでいきましょう。
これは字を見ればわかるように、内国外為とは「国内で行う為替取引」のことを指します。
内国外為の大きな特徴は、「現金でやり取りしない」ことです。
つまり、国内で貸借の決済や送金をする場合、現金の輸送ではなく、送金為替や取立為替などによって行うというものです。
その方法には、「並為替(電信振込、文書振込)」や「送金(電信送金、送金小切手)」などの方法が用いられます。
難しい日本語が並びましたので、簡単な例えを挙げてみましょう。
例えばあなたがインターネットショッピングをしたとします。
その際料金を現金書留で送りますか?答えはNOですよね。クレジットカードや口座振り込みなどの方法で行うでしょう。これも内国外為と同じ決済方法ということになります。
このように、難しく感じる内国外為ですが、実は私たちも普段の生活の中で活用しているもので、とてもとっつきやすいものであると言えます。
外国外為とは?
では外国外為はどういった意味なのでしょうか。
これを略さず言うと「外国外国為替」になるなぁなんてことはさておいて、その仕組みについてご紹介しましょう。
先ほどは内国外為を「現金を使わず、送金為替や取立為替の決済方法でやる」とお伝えしましたが、これに対して、外国外為は「現金を使わず」までは同じなのですが、貸借を決済するのに用いられる決済方法が「信用決済手段(異種通貨債権の交換)」であることが大きな違いです。
「外国外為とは現金を使わず、信用決済手段という決済方法でやること」になります。相変わらず固い日本語が続くので、ここで少し柔らかくしてみましょう。
外国に対して、「日本円あげるからそのバナナと交換して」といっても、それは個人的に市場で行うにしても不可能ですよね。業者からすれば「うちの国の金で払ってくれ」となるでしょう。つまり「日本円と物の交換はできない」ことがわかります。
しかし空港などの専用窓口で、「日本円とあなたの国のお金を交換してくれ」と言ったらどうでしょうか。もちろん手数料はかかりますが、その取引は喜んで行ってもらえるものでしょう。ここで「日本円と外国通貨の交換は可能」であることがわかります。
これが「異種通貨債権の交換」です。物とは交換できなくても、通貨となら交換ができるということです。
そしてこの「異なる通貨」という言葉を覚えていますでしょうか。冒頭でご説明した「外為とは異なる2つの通貨を交換すること」に繋がるのです。
今は「お金同士の交換」という例を挙げましたが、外国外為は他にもあります。
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海外貿易の際の輸出予約や輸入予約
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海外出張や海外旅行の際の外貨両替
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海外への送金、海外からの送金
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外貨預金
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外国為替証拠金取引
これらも立派な外国外為に当たるのです。
【外為の種類まとめ】
内国外為
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現金を使わない
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決済方法は送金為替や取立為替
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例)支払いをクレジットカードや口座振り込みをする行為
外国外為
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現金を使わない
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決済方法は信用決済手段のみ
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例)日本円と海外の国の通貨との両替交換
5分でわかる!外国為替の仕組みとは?
通貨の流通と外国との商取引
単純に言えることがあります。それは「その国にはその国の通貨がある」ということです。当然だと思われるかもしれませんが、つまり「その国の通貨はその国でしか効力を発揮しない」ということが言えます。
ですので、海外との取引、海外での買い物などは、その国の通貨に交換する必要がでてきますし、それを行わねば取引も買い物もできないということです。
つまりアメリカで車を購入したいと思っても、日本円では意味がないのです。アメリカドルで決済する必要が出てきます。
自分の国の通貨と海外の国の通貨を交換すること、つまり交換するためのレートを決める場所のこと、これを「外国為替市場」と呼びます。
外国為替市場とは?
では、上記でご紹介した「外国為替市場」はどこの国にあると思いますか?実はこの外国為替市場は、実際に存在する市場ではありません。つまりどんなナビで調べても、その場所が出てくることはないのです。
そしてこの外国為替市場のルールは、全世界で同様に扱われます。ただ国によって違いがあるとすれば、それは時間です。地球には時差というものが存在するので仕方ないことですね。
市場では統一のルールにのっとり24時間休むことなく取引されていますが、その順番は「オセアニア→アジア→中東→ヨーロッパ→アメリカ→オセアニア」といった順で行われていくことになっています。
中でも取引量の多いのは下記の3つです。
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東京(日本時間で9時~15時)
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ロンドン(日本時間で17時30分~2時)
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ニューヨーク(日本時間で22時30分~5時)
これを見てわかるように、時差で時間はずれていますが、それらが少しの時間重なることもあります。
上記3つの中でも、特に「ロンドン」「ニューヨーク」の時間が混じる時間帯は取引量が非常に多いことで知られ、日本時間の夜22時頃が1番取引が活性化する時間帯です。
つまり外為を行っている際には、「寝ている間に市場が大荒れしていた」なんてことも起こり得るわけですね。
投資家はどのようにして外貨取引を行うのか?
実は上記の外国為替市場は銀行同士が取引するものであり、私たちが個人的に参入することは不可能なのです。
では、外国為替市場で、どのようにして外貨取引を行えば良いと思いますか?
その答えは至って簡単です。「外国為替市場で取引を行っている銀行」と契約するのです。
もちろん「外国為替市場で取引を行っている銀行と契約している業者」と契約するのもひとつの手です。これを店頭取引(相対取引)と言います。
最近では多くの証券会社が存在しますが、それらの業者は直接外国為替市場と取引しているのではありません。「外国為替市場と取引している銀行」と契約しているからこそ、個人向けの外為を提供できているのです。
また外貨取引をする場合は、上記の外国為替市場での為替レートを「参考レート」にした上で取引を行うことになります。よく証券会社によっては「低スプレッド」「低コスト」などの「うちで取引するとお得ですよ」アピールがされていますね。
これは「外国為替市場で取引を行っている銀行」をいくつも契約することで、契約している銀行の中から最安値のレートを提供できているというわけです。
つまり外為をするのであれば、「外国為替市場で取引を行っている銀行」との契約数が多い業者の方が、最安値レートで取引を行いやすいということが言えるのです。
【外貨為替の仕組みまとめ】
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自国通貨は海外では使えず、その国の通貨に交換する必要がある
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交換の際の基準値レートを定める場所が「外国為替市場」である
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外国為替市場は銀行しか取引できない
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個人の場合は、銀行やその銀行と契約している業者を媒介する必要がある
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契約銀行数の多い業者の方が安いレートを利用できる可能性が高い
どうして為替レートは変動するの?
外国為替取引の取引レートの決まり方
上記でご紹介した外国為替市場の為替レートですが、どのようにして決まるのか気になりますよね。現在では多くの取引通貨が「変動相場制」を採用しており、そのレートは毎日変動します。
つまり今日は1ドル100円でも、明日になれば101円になっているかもしれないということです。
しかし外国為替取引は上記でも言った「相対取引」です。つまり、取引する為替レートに関係なく、「お互いが合意すればいくらでもいい」わけです。
とはいえそれでは取引に時間を要しますし、トラブルが起きそうなことも簡単に予測できますよね。そこで外国為替市場での為替レートが定められ、これが世界中で適用されているのです。
では、この外国為替市場の為替レートはどのようにして決められるのでしょうか。それは簡単に言うと「需要と供給」です。この基準により、通貨同士の交換比率(為替レート)が決まるのです。
つまり人気の通貨はそれだけ交換比率が低くなりがちですし、マイナーな国のものはこれが高くなります。
変動相場と固定相場について
先ほど「外国為替では変動相場を採用している通貨が多い」と紹介しましたが、もちろん固定相場を採用している通貨もあります。
アメリカや日本、オーストラリアなどの先進国の通貨は基本的に変動相場を採用しており、日々その為替レートが変わるのはニュースでもよく耳にしますね。
しかし発展途上国や、その国の名前を聞いても「どこにあるの?」と言われるような国の通貨の多くは、固定相場を採用しています。固定相場の場合は、為替レートの変更を原則上下1%の範囲内に抑えているため、ほとんど為替レートの変動はありません。
以外なところですと、中国の人民元もこの固定相場なんですよ。中国の場合は、需要と供給というよりは国の政治体制によるものですが、世界中で知らない人はいないであろう有名な国なのに固定相場を採用しているのは、この中国だけです。
どんな条件で為替レートは変動するか?
「為替レートは需要と供給のバランスで変動する」と説明しましたが、具体的にはどのような事例で変動するかご存知ですか?それはその国の経済力(通貨の強さ)で変わるとも言われています。
つまり円高になるということは、「少ない円で外国通貨と交換ができる」ということなのですから、「円の力の方が強い」となります。
為替レートの値は様々な要因で変動しますが、その要因には下記のような事が挙げられます。
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金利差
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経済力の強さ
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成長性
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政治的安定さ
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実需
このように様々な要因が絡み合い、世界中で適用される為替レートは決められているのです。
為替レートの計算方法は?
例えばここに5つの通貨(円・米ドル・ユーロ・カナダドル・豪ドル)があったとしましょう。これを組み合わせた場合、以下のような数になります。
円/米ドル |
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円/ユーロ |
米ドル/ユーロ |
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円/カナダドル |
米ドル/カナダドル |
ユーロ/カナダドル |
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円/豪ドル |
米ドル/豪ドル |
ユーロ/豪ドル |
カナダドル/豪ドル |
合計で10通りです。
では世界で取引されている通貨の数はいくつだと思いますか?その数はゆうに100を越えています。仮に100通貨としても、組み合わせ数は4,950通りにもなるのです。
そこで外国為替取引においては、アメリカドルを中心としたクロスレートにより取引が行われています。
クロスレートについて
クロスレートとは、アメリカドルを基準に各国の取引レートを相対的に計算するという方法です。
例えば、1ドルが100円で取引されており、1ドル=0.8ユーロで取引されていると仮定しましょう。そうすると、1ドル=100円、1ドル=0.8ユーロなのですから、0.8ユーロ=100円、1ユーロ=125円というように、それぞれ代入して計算が可能になりますね。
こうすることで、「各国の為替レートをドルベースで算出するだけでよくなる」ことをクロスレートと言います。
【為替レート変動のしくみまとめ】
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為替レートは変動相場制と固定相場制がある
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為替レートは様々な要因でその値が決められる
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為替レートの計算方法はアメリカドルを基準としたクロスレートで算出される
外国為替取引を始めるために知っておきたい事は?
為替レートの取引価格について
先ほどチラッと触れましたが、「スプレッド」という単語を覚えていますか?ここでは為替レートの取引価格とスプレッドについて、詳しくご紹介していきましょう。
通常、為替取引には2つの金額が存在します。それが「売値」と「買値」です。私たちが通貨を購入する際は「売値」で買わねばなりませんし、その通貨を手放すときは「買値」で売ることになります。
「私たちが通貨を売るときは…」となると、売値なんだか買値なんだか訳がわからなくなってしまいそうですが、この「売値・買値は取引業者から見てどちらか」で覚えるとわかりやすいですよ。
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私たちが買う場合=取引業者が売るのだから売値
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私たちが売る場合=取引業者が買い取るのだから買値
これなら間違えませんよね。
では例えばアメリカドルを取引するとき「売値は101円・買値は100円」となっていたらどうでしょうか。私たちがドルを買おうとすると101円が必要になり、円に戻そうとすると1ドル100円で買い取ってくれるということになるのです。
このように、「売値と買値の2つの金額が存在する」ことを、「2wayプライス」と呼ぶことがあります。そしてこの「売値と買値の差」のこと、これこそが「スプレッド」なのです。
つまり「低スプレッド」というのは、「売値と買値の差があまりないですよ」ということです。
これは取引を行う私たちにもメリットのあることですよね。先ほどの例が「売値1ドル110円・買値1ドル100円」となってしまっては、10円もの差を埋める必要が出てきてしまいます。つまり「買った時点での負け額が大きくなる」のです。
低スプレッドであることは、買った時点での負け額が少なくなるという大きなメリットにもなるのです。
ちなみになぜ売値と買値なんてものがあるのか、この値段の差は何かと言いますと、これは取引金融機関の手数料となります。外国為替市場で取引する銀行でも、個人向け外為を提供する証券会社でも、この差(スプレッド)を設けなければ、自社の儲けがないということになります。
もちろん慈善事業で取引をただ代行する会社なんて存在しませんので、これらの手数料=スプレッドは致し方ないことかもしれません。
しかし取引する業者を選ぶ上では、このスプレッド値は大変重要な指標になりますので、選ぶ際の参考にしてみましょう。
【外国為替取引を始める為に知っておきたい事まとめ】
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取引価格には売値と買値が存在する=2wayプライス
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売値と買値は取引業者目線で覚えると良い
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売値と買値の差をスプレッドと呼ぶ
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低スプレッドの方が私たちへのメリットが大きい
外国為替の3つのメリットとは?
高金利通貨に投資ができる
それでは外為を行うことのメリットについてご紹介しましょう。最初にご紹介するメリット1つ目は「高金利通貨があること」です。
日本で銀行にお金を預けて貯金したとしましょう。これでももちろん金利はつきますが、その利率がすずめの涙ほどしかないことは、みなさんよくご存じのことと思います。
しかし海外の国に目を向けてみると、預金することで数%以上の高金利を受け取ることができる通貨がたくさんあるんですよ。
外為でその国の通貨を手にすること、それはその国で預金をするのと同じことです。つまり、「その国の通貨を持っているだけで、その国での高金利の恩恵が受けられる」ということになります。
もちろんこれが逆方向に働いてしまう可能性も否めませんが、外為は「日本の低金利には辟易している」なんて方にもおすすめの投資取引なんですよ。
為替差益を狙うことができる
外為をする際は、上記のような金利以外にも利益を上げるチャンスがあります。それがスプレッド値の差からくる「為替差益」です。
アメリカドルで例えてみましょう。「売値100円・買値105円」だったらどうなりますか?買っただけで1ドル5円の儲けになりますよね。このように、スプレッド値の差を利用して利益を上げることを「為替差益」と呼ぶのです。
外為を行う多くの方が「利益を上げたい」と考えています。そしてその利益を最も上げやすいのが、この為替差益なのです。
日本という国のリスクを分散できる
外為は利益を上げるために行うもの、もちろんそれもありますが、実はあるリスクヘッジもできる投資方法なのです。どういうことかご説明しましょう。
例えば1番安全なお金の運用方法は何だと思いますか?
それは現金をそのまま持っていることです。宝石や金塊などに変えても、もちろんレートは変動するため、お金の価値は一定ではありませんよね。
しかし現金ならば1万円持っていれば1万円の価値があります。1万円札が10枚あれば、10万円の価値です。当然ですね。
では日本という国がなくなってしまったらどうでしょうか。その1万円札はただの薄っぺらい綺麗な印刷がされただけのただの紙です。
しかし外貨として海外の国に通貨を持っていれば、その国では変わらず価値があるものですので、あなたの幾分かの資産は価値のあるままということになります。
つまり外為は、日本という国へのリスクヘッジもできる投資なのです。
【外為のメリットは3つ】
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外国の高金利通貨を取引できる
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為替差益で利益を上げる取引ができる
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日本という国へのリスクヘッジにもなる
外国為替の7つのリスクとは?
その1:カントリーリスク
外為は必ずしも利益が出る取引ではありません。外為を行うのであれば、必ずリスクのことも把握しておきましょう。
カントリーリスク、これは自分が取引している通貨を採用している国の、世界からの信用度に関することです。
日本では考えにくいことですが、世界では戦争やクーデターなどが起こる可能性がある国もあります。政治的に安定しておらず、政変が行われやすいこともあるでしょう。
また日本でも考えられることとしては、災害や天災などです。このような突発的な事故により大きな被害を被った場合、その国の通貨為替レートは大きな影響を受けるのです。
その2:金利変動リスク
「日本より高金利な国がある」と先述しましたが、それが未来永劫続き、その金利が必ずしも保証されていることは決してありません。
上記のような為替レートに影響を与えるような事象が起こった場合は、レートだけでなく金利にも影響がある場合が多いのです。
その3:信用リスク
私たちが外為を行うのは銀行や証券会社です。それらの会社も、経営破綻を起こさないとも限りません。これは取引外貨国がなくなるよりも、ずっと高確率で起こりうることなのです。
ちなみに外為の種類によっては、このような取引業者の経営破綻した場合の補償が変わります。
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外貨預金:保護されません
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外貨MMF:分別管理により保護されます
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FX取引:信託保全により保護されます
その4:為替変動リスク
カントリーリスクと似たことになりますが、為替レートの変動により損益を出す可能性があることも考慮せねばなりません。
大きな事象が起こらなくとも、日々変動する為替レートにおいては、少しずつ下がってしまうといったことも考えられるのです。
その5:デリバリーリスク
これは「自分の取引業者が契約している業者」が破綻してしまうリスクです。
例えば、証券会社と取引していたが、その証券会社が契約していた銀行が経営破綻した場合などがこれに当たります。
その6:流動性リスク
24時間動き続ける外国為替市場ですが、取引業者が休みであったり、取引通貨国が祭日だったりなどで、取引の流動性が低くなる場合が多々あります。
このような場合、すぐに買う・すぐに売るといった行動はできなくなるというリスクがあります。
その7:オペレーションリスク
オペレーションリスクとは、取引業者が通常の業務中に起こしてしまうリスク全般を指します。
例えばシステムトラブルで取引が中断されたり、ハッキングにより個人情報が漏洩してしまうことも、このオペレーションリスクになるのです。
【外為取引の7つのリスクまとめ】
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カントリーリスク:通貨を発行する国が危機になるリスク
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金利変動リスク:金利が変動するリスク
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信用リスク:為替取引が実行できなくなるリスク
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為替変動リスク:為替レートが変動するリスク
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デリバリーリスク:受渡し(決済)ができなくなるリスク
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流動性リスク:取引がスムーズにできなくなるリスク
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オペレーションリスク:事務手続きやシステムのリスク
外為オンラインFXの信頼性と取引概要について
外為オンラインFX魅力について
ここまで外為についてご紹介してきましたが、その仕組みやメリット・デメリットを把握したうえで、やはり「外為取引をしてみたい」そうお考えなのであれば、外為オンラインFXをおすすめします。
こちらの外為オンラインFXの魅力は大きくわけて3つ存在します。
魅力その1:短期売買に向いている
これは外為オンラインFXが低スプレッドだということです。短期売買をするということは、それだけ取引回数も増えますので、手数料などのコストは重要視したいとことです。その点外為オンラインFXであれば、低スプレッド・低コストで取引を行うことが可能ですよ。
魅力その2:認知度の高さと信頼性
テレビCMでも、この外為オンラインFXを見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。お金のかかるCMを何度も流せる、これはその分、外為オンラインFXが儲けている=大企業であるということになります。
魅力その3:初心者に優しいミニコースがある
外為オンラインFXでは、取引の最小単位を1,000通貨からとしています。多くの証券会社が10,000万通貨であることを考えると、初心者に優しいものだと言えるでしょう。
外為オンラインFXが選ばれている理由について
3つの大きな魅力を持つ外為オンラインFXは、もちろん多くの人に選ばれている証券会社でもあります。なぜなのか、それは5つの理由で知ることができます。
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自動売買取引システム「iサイクル注文」がある
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PC、スマホ、携帯など多彩な取引ツールがある
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無料でFXを体験できるデモ口座がある
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豊富な情報コンテンツやセミナーを開催している
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100%補償の安心の信託保全がある
これらの5つの理由から、外為オンラインFXは多くの人に選ばれているのです。
外為オンラインFXの取引概要とは?
では気になる外為オンラインFXでの取引概要についてですが、ここでご説明するにはあまりにも多くの情報があります。魅力や選ばれる理由を知り、外為オンラインFXに興味が出てきた方は、下記の記事を一読してみましょう。
外為オンラインFXのことが詳しく知れる!
上記の記事では、取引概要はもちろん、魅力などについても詳しく説明されていますよ。
【外為オンラインFXまとめ】
魅力が3つある
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短期売買に向いている
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認知度の高さと信頼性
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初心者に優しいミニコースがある
選ばれる5つの理由
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自動売買取引システム「iサイクル注文」がある
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PC、スマホ、携帯など多彩な取引ツールがある
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無料でFXを体験できるデモ口座がある
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豊富な情報コンテンツやセミナーを開催している
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100%補償の安心の信託保全がある
外為のチャートとは?見方や分析方法について
チャートとは?
元々「チャート」という言葉にはいくつかの意味がありますが、外為で使われるチャートの意味、それは「相場の動向をグラフに表したもの」という意味になります。
「ロウソク足」と呼ばれる、独特のグラフのようなものを見たことはありませんか?あのような「数値を視覚化したもの」が、外為で使われる「チャート」なのです。
チャートと時間について
チャートの種類には、4つの時間軸で表されるものがあります。それが下記のものです。
日中足 |
1日よりも短い周期でローソク足1本のチャートを形成。 5分足・10分足・1時間足・4時間足など。 |
日足 |
1日分の値動きをローソク足1本としてチャートを形成 |
週足 |
1週間分の値動きをローソク足1本としてチャートを形成 |
月足 |
1ヶ月分の値動きをローソク足1本としてチャートを形成 |
このように、チャートには時間軸によって変わるそれぞれの名称があります。
FXチャートの見方について
下記の画像を見てみましょう。
これはアメリカドルを日足で表したものです。
この場合、下の数字が日付になり、右横の小数点第三位まで書かれたものが、1ドルあたりの金額を示しているのです。
このように、多くのチャートでは「日付」と「通貨額」で見ることができます。そして「右にいくほど新しい数値である」ことがほとんどなのです。
チャートと円高円安の表現の違いについて
一般的に、私たちが見聞きする日本のニュースでは、このチャートを上下逆さまにしたもので紹介しています。それは日本人にとって分かりやすいように、「円」に焦点を当てたチャートで説明するためです。
しかし世界で使われている一般的なドル円のチャートは、上の画像のようなチャートになっています。これは世界の基軸通貨が「アメリカドル」であり、それに焦点を当てているからです。先ほどご紹介したクロスレートというやつですね。
FX初心者の方は、ニュースで見るチャートと上下が逆さまになっているチャートで取引するため、見た目に大きな違和感を感じるかもしれません。しかし世界で使われている上記のような「アメリカドル基準のチャート」に慣れることで、世界で行われる取引についていけるようになるでしょう。
FXチャート分析について
チャートはただ「へ~これだけ動いているんだ~」で終わらせていいものではありません。このチャートから、これからの変動予想をせねばならないのです。それを「テクニカル分析」と言います。
このテクニカル分析には様々な方法がありますが、ここでは4つの方法をご紹介しましょう。
それぞれの分析名をクリックすることで、詳しい分析方法を知ることができます。気になる分析方法を選び、そのテクニカル分析の仕方を学びましょう。
【外為のチャートまとめ】
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チャートとは相場の動向・数値を視覚化したグラフのことである
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チャートには時間軸によって4種類ある(日中足・日足・週足・月足)
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日本のニュースは円に焦点を当てているので、世界で使われるチャートとは真逆になる
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チャートを分析することをテクニカル分析という
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テクニカル分析には様々な方法がある
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