2016/03/31

お金の雑学

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【電気代を20%節約】電力自由化のメリットや仕組み、電力会社のまとめ

2016年4月、ついに電力自由化がスタート!

電力自由化 画像

2016年4月に遂に電力自由化がスタートします。

各社とも大々的にPRしているので、すでに実感されている方も多いと思います。

しかし、突然「電気会社が自由に選べますよー!」と言われても、分からないことの方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、電力自由化に対する疑問と注目ポイントを集めてみました。

電力自由化について知りたい方や実際に電力会社の乗り換えを検討されている方は必見です。

まずは、電力自由化のキホンをおさえよう!

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「電力自由化」って結局のトコロ、何なの?

ニュースやネットでも話題の電力自由化ですが、実際のところどのような制度なのかよく分からない......という方も多いのではないでしょうか。

 

電力はこれまで決められた企業が独占販売をしていました。

そのため、電気代が値上げになったとしても、私たちはただただ受け入れるしかない状態にありました。

しかし、電力自由化によってどの企業も電力を売ることができるようになりました。

なので、今度からは、自分のライフスタイルに合ったプランの料金を自分で選んで買うことができるようになります。

 

選択肢が増え、節約の幅も広がる一方で、私たちは「選ぶ力」を身につけることが必要になると言えます。

電力自由化には、メリットとデメリットがある

電力自由化のメリットとしてあげられていることは「電気料金が下がる」ということです。

実際に期待に胸を膨らませ、見積もりを開始している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、電力自由化にはデメリットと呼ばれる点や不安を覚える点があるのも事実です。

選択肢が広がるのは良い事ですが、それを活かすためには、メリットとデメリットの両方を冷静に見極める力が必要になってきます。

始まると言われても...実際は分からないことだらけ!

分からない 画像

賃貸物件に住んでいる人でも会社を変えられる?

賃貸物件の場合、厳密に言えばそれは自分の家ではありません。

勝手に内装を変えることは許されないですし、インターネット回線を引くなどという時にも大家さんの許可が必要になります。

というと、電力自由化も「大家さんが決めた電力会社以外の電力会社に乗り換えることはできない」と思ってしまいがちです。

しかし、賃貸物件に住んでいる方でも電力会社を自由に変えることができます。

ですが、賃貸物件ならではの注意点もあります。

また、場合によっては電力会社を選べないこともありますので、事前にチェックが必要です。

オール電化の人は要注意。電気代が高くなる?

オール電化の家庭は、電力自由化の影響を最も受けやすい世帯であると言えます。

 

なので、乗り換えに際しては最も注意をすべき世帯でもあります。

 

今回新たに電力産業に参入する会社はある程度のトラブルは想定して対処法を考えていると思います。

しかし、予期せぬトラブルが起こる可能性も否定はできません。

最悪の場合ですと電気が止まってしまう可能性もあります。

 

また、既存の電力会社の中にはオール電化向けのプランを打ち出しているところがあります。

なので場合によっては乗り換えによって今以上に電気代が高くなってしまう事も考えられます。

多くの企業が宣伝を行っていますが、今後更に新しいプランが出てくる可能性もありますし、逆に値上がりしないとも言い切れません。

 

どうしても乗り換えを検討したい場合は、いくつかの企業を比較しましょう。

 

実際、電力自由化はお得なのか…?

計算 画像

電力に参入する企業はこんなにある!

電力自由化により、どの企業も電力を販売できるようになりました。

それに伴い様々な企業が電力業界に参入することとなります。

 

生活に密着した企業である都市ガス会社や、ターゲットを沿線住まいの人に絞り込んだ東急電鉄など、注目されている企業はいくつかあります。

通信会社のセットプランはどこがオトク?

電力企業に新規参入する企業といえば、auやsoftbankなどの通信会社を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 

携帯電話の普及率は実に100%を超えており、まさに生活に密着したツールであると言えます。

そんな通信会社もこぞって電力業界に参入します。

通信会社の電力セットプランは本当にオトクなのでしょうか。

 

乗り換えで店頭に行く前に、一度ご自身でも確認しましょう。

気になるのは「電力会社の選び方」 

電力自由化で一番期待されていることと言えば「電気料金の抑制」ではないでしょうか。

 

そうなると、「少しでも安い会社にしたい!」と思ってしまいがちですが、早々と切り替えてしまうのは得策とは言えません。

電力自由化は電力消費が多い人ほど大きな影響を受けます。

つまり、そこまで電力を使わない人は会社を変えてもあまり意味がないかもしれません。

 

電力会社によっては、一度契約をすると一定期間簡単には解約できない事も考えられますので、乗り換える前には注意が必要です。

既存電力会社の新プランの確認も忘れずに!

「電力自由化」というと、どうしても新規参入する会社ばかりに気を取られてしまいがちですが、東京電力などの既存の電気会社もよりオトクな新しいプランを打ちたてています。

 

電力会社は、電気の使用量や個人のライフスタイルによって決めるのが望ましいと言えます。

もし、特段何も付随サービスを求めていなくて、シンプルな料金設定を希望しているのであれば、もしかしたら今加入している電力会社のままでいた方が料金も安くすむかもしれません。

 

自分に本当に合ったプランに出会うためにも、自分がいま加入している会社の新プランも確認してみましょう。

実際に電力会社を変えてみたい人は64%。しかし、その半数は「しばらくは様子見」と回答。

電力自由化に対するあるアンケートによると、電力自由化後に実際に電力会社を変えてみたいと回答したのが64%でした。

しかし、そのうちの半数は「しばらくは様子見」と回答したのです。

 

電力自由化はいうまでもなく国内初の試みです。

そのためトラブルへの対処も含め不確実なことが多いと言えます。

また、新電力の安定供給への不安もあります。

今後更に新たな企業が参入し、最も自分に合ったプランが出てくる可能性もあります。

 

「電気代が安くなるかもしれない」と言われたら誰でも興味をそそられると思います。

しかし、料金やプランの内容だけに惹かれて今すぐに乗り換えてしまうのは少し危険と言えるかもしれません。

 

消費者一人一人が電力自由化を見直すことが、大きなトラブルを避けることにもつながります。

きちんと知識をつけた上で信頼できる電力会社を見つけていきたいですね。

電力自由化のその先は......

コンセント 画像

電力改革は遂に第3段階へ。2020年には発送電分離へ。

電力改革は3段階に分かれています。

 

第1段階は、発電の自由化。

これにより、全国区で需給計画を作成し、災害時などには地域をまたいで電力の融通をきかせることができるようになりました。

 

第2段階は、電力の小売りの自由化。

これが今回の電力自由化にあたります。

利用者が電力会社を自由に選ぶことができ、電力大手の地域独占体制が崩れました。

 

そして、第3段階が、発送電を分離、料金規制を撤廃です。

送配電部門を電力会社から切り離し、小売りの料金規制をなくして、競争原理で安くすることが目的です。

これにより、サービスの向上や、価格低下が期待できます。

 

電力自由化、というとつい最近始まったかのように思えますが、実は前々から進行していたプロジェクトだったのですね。

2017年は都市ガスも自由化へ!

電力自由化が話題となっていますが、実は2017年の4月からは都市ガスの自由化も始まります。

電気と同じくこれまでは、その地域のガス供給を独占しているガス会社が存在しました。

それが自由化によって、地域のガス会社以外の選択肢も私たちに与えられます。

 

そうなると当然ですが、価格競争が生まれ、料金が低下することが見込まれます。

 

今回の電力自由化では、地域のガス会社の参入が相次ぎましたが、都市ガス自由化へ向けて先手を打った、とも考えられますね。

電力自由化を節約に結びつけるためには

電力 画像

電力自由化に関する情報は今やあふれています。

新聞やニュースのみならず、数々の書籍も出版されていますし、新規参入する企業は自身のホームページやCMなどでもPRしています。

 

各企業は、生活に結びつけたオトクなセット販売を行っているところも多いですよね。

選択肢が増えたことは一見良い事のように思えるかもしれません。

しかし、それに伴い私たちは「自分に合ったプランを見抜く力」を養わなければなりません。

そのためには、

  • 情報に振り回されないこと
  • 自分のライフスタイルを冷静に振り返ること
  • 乗り換えの際はいくつかの会社で見積もりをすること

 

が大切になってきます。

決して一時の感情で決めてはいけません。

 

電力自由化を節約に結びつけるためには、まず私たちが知識をつけ、適切な判断を下せせるようになることが必須である、と言えるでしょう。

今後ともマネストでは電力自由化を追っていきますので、見かけたらぜひとも参考にしてみてくださいね!

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