2015/06/01

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【何が危険?】「高レバレッジは危険!」という言葉の意味、鵜呑みにしてはいけません。FX取引における高レバレッジの危険性

「高レバレッジでのFX取引は危険!」……なにが「危険」なの?

 

FX取引をこれから始める人は、レバレッジの危険性について学んでいきましょう。

特にシステムトレードではなく、自己流の手法から取引する場合、時としてレバレッジは相場退場までの時間を一気に早めます。

また投資資金が少ないにも関わらず、ハイレバレッジでのトレードを繰り返せば、借金生活に陥る可能性すら考えられるのです。

 

きっとFX未経験者でも「高いレバレッジ=危険」とイメージ出来ているでしょう。

しかし、なぜ危険なのかをきちんと理解していますか?

 

レバレッジの使い方さえ間違えなければ、決して怖い存在ではありません。

まずは仕組みから学んでいきましょう。

「高レバレッジが危険」と言われるには、ちゃんとワケはある。

 

入金した投資資金を証拠金に差し入れることで、FX取引は始まります。

しかしFXは証拠金を使って、入金額以上の取引が行える金融商品です。

 

この「入金額以上の取引が可能」となる理由が、レバレッジにあります。

レバレッジとは証拠金に対する掛け目のことです。

 

例えばFX業者へ50万円を入金し、トレードを始めたとします。

その証拠金50万円をレバレッジ10倍で運用すれば、「50万円×10倍=500万円」の取引が可能となります。

期待に胸を膨らませながら買いポジションを保有していると、為替レートの急落を受けて80万円の損失が出てしまいました。

 

結果、「80万円(損失額)-50万円(証拠金)」ですので、差し引き▲30万円のお金が不足してしまいます。

こういった不足金の発生している状態を「追証(追加証拠金)」と言うのですが、問題を解消するためには入金しなければいけません。

 

つまりFX取引では入金額以上の損失が発生するため、レバレッジは危険と言われているのです。

「やっぱりレバレッジは危険だ!」という結論には、まだ早い。

 

では本当にレバレッジだけが原因なのでしょうか?

結論付けるには少し早すぎるかもしれません。

次の取引内容を見比べてみてください。

 

トレード内容によってレバレッジの危険性は変わる

■慎重派のトレーダーAさん

・証拠金100万円の内、10万円に対してレバレッジ20倍での取引をする

・注文時の為替レートは1ドル=100円

・通貨単位は1万通貨

 

買い付けにより、Aさんは2万通貨(200万円分)を保有したことになります。

しかし予想とは裏腹に1ドル98円まで、レートは値下がりしてしまいました。

 

すると「2円×2万通貨=▲4万円」が損失額です。

「100万円(証拠金)-4万円(損失)=96万円(余剰額)」のため、損益率はマイナス4%となります。

 

■全力派のトレーダーBさん

・10万円の証拠金全額に対してレバレッジ20倍での取引をする

・注文時の為替レートは1ドル=100円

・通貨単位は1万通貨

 

Aさんと同じく保有ポジションは2万通貨(200万円分)、為替レートが1ドル98円に値下がりすれば、同様に4万円の損失が発生します。

ただし「10万円(証拠金)-4万円(損失)=6万円(余剰金)」ですので、損益率は驚愕のマイナス40%です。

 

2人の取引内容の違い

AさんとBさんは全く同じ条件で取引をしており、為替レートが1円上がれば1万円の利益、1円下がれば1万円の損失だったはずです。

しかし「証拠金の金額」が全く違いましたよね。

 

もしもBさんがレバレッジ10倍で1万通貨の買い付けに抑えていれば、損失も2万円で済んでいます。

よってレバレッジの高低よりも、FXに潜む危険性は投資余力に依存していると言えるのではないでしょうか?

大損失を生み出すのは、「レバレッジ」ではなく、「レバレッジによって増えた取引金額」です。

 

損失が膨れ上がる原因はレバレッジではなく、投資資金にあると分かりました。

ところが小額資金でFXを始める人には、1つ大きな疑問が芽生えたと思います。

それは「FXはお金が無いとダメなのか」という疑問です。

 

安心してください。

小額資金やリスクを出来るだけ抑えたい人は、通貨単位に注目してみるのです。

なぜなら取引事例で紹介したトレーダーBさんですが、もしも1万通貨単位ではなく100通貨や1,000通貨で取引をしていれば、損益率も更に抑えられたはずです。

 

また1万通貨単位の場合、為替レートが1ドル100円であれば、100万円単位での注文となります。

1,000通貨単位なら10万円、100通貨単位なら1万円単位に切り下げられますので、FX初心者の人には有利と言えるでしょう。

 

「自分の資金状況を把握する」「資金に見合った通貨単位を選択する」「無理のないレバレッジを効かせる」という3点がFXにおける危険性を排除するポイントとなります。

FX取引をするなら、まずは取引単位が少ないところを選んでみよう。

 

FX取引では「無知=リスク増大」に繋がります。

初心者にとっては分からない事だらけでしょうが、知識を身に付けながらリスクを少しずつ下げていきましょう。

 

まずは取引単位の低い業者を選び、実践を積み重ねていくことをお勧めします。

リスクを抑えながら取引が行えますし、慣れてくればオリジナルのトレード手法も確立出来るはずです。

勝率が高まれば投資資金も増えますので、資金状況を見ながらレバレッジや売買量を高めていきましょう。

 

FX業者によっては、1通貨単位を採用している会社もあります。

取引単位が低い事が必ずしも良いとは限りませんが、慎重派の人は参考にしてみてください。


 

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