2014/10/09

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【15,000字要約】『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ』の書評 (橘玲)

ロングセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の日本版。 経済的独立を手にしたい!

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ

 

 本書は、2002年に出版された
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門
2014年度リメイク版である。

冷淡で客観的な目で、制度の歪みを利用したお金持ちになれる近道を教えてくれる一冊。

「前作を読めばそれでよい」という辛口なファンの方もいることも理解するが、著者も書いてるように

「本書の企画はもともと「『黄金の羽根』から10年たって、かつて書いたことがどのくらい正しかったかを検証してみる」

「10年たてば情報が古くなるのは当たり前ですが、それをすべて現在の視点から書き直すなら、『改訂版』の意味はなくなり、『新しい本を書けばいい』ということになってしまいます。」

となっているので、原著を読まれている方は、その点を留意していただきたい。

本書は、「経済的独立を果たしたい!」と思っている方や『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだ方に、お勧めできるお金と仕事の概念を変える本である。

0.著者がこの本で伝えたい3行メッセージ

「経済的な視点から見て、私たちが生きているのはどういう社会なのか」を知ることで初めて(経済的に)“正しく”生きる方法がわかります。その“正しさ”を選ぶかどうかはあなたの価値観に基づいて決めることです。

制度の歪みから構造的に発生する幸運である“黄金の羽根の拾い方”が、すべて完全に合法的にできるところに、日本の社会の問題の本質がある。

経済的に成功するためには、「経済合理的」でなくてはならない。その意味で、国家は、人生を最適設計するための道具だ。

1.導入文:タイトルや著者紹介を見て云々

本書は日本版『金持ち父さん 貧乏父さん』。

当時、頭をガツンとされるほどの衝撃を受けた『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が、12年ぶりに全面改訂されたということで、これはもう読もうと思った。

前回と同じく、制度の歪みから構造的に生じる「黄金の羽根」を拾って、経済的独立を果たしたいと思っていた。

かくいう私もマイクロ法人を作ったところまでは実践している。
まだまだ自由な人生を求めて、勉強の途上である。

今回の要約は、超長文になってしまったので、太字赤文字のところを読んでいただけたら幸いである。

2-1.要約①:まえがき、はじめに

■定義 ― Definition

【目標】 ― Goal

┗真に自由な人生を生きること。

【自由】 ― Liberty

┗何ものにも束縛されていない状態。

【経済的独立】 ― Financial Independence

┗国家にも、会社にも、家族にも依存せず、自由に生きるのに十分な資産を持つこと。

【近道】 ― Shortcut

┗最短距離で目標に到達できる、少数のひとしか知らない方法。

【黄金の羽根】 ― Golden Feather

┗制度の歪みから構造的に発生する“幸運”。手に入れた者に大きな利益をもたらす。

 

◯原著は大きく3つのパートに分かれていました。

┣PART1:「資産運用編⇒私たちの人生の経済的な土台(インフラ)となる金融資産や不動産、生命保険について。

┣PART2:マイクロ法人編⇒家計を効率化するために「個人」と「法人」というふたつの人格を使い分ける技術を提唱。

┗PART3:PT⇒「永遠の旅行者(Perpetual Trabeler)」と呼ばれる「オルタナティブ(もうひとつの)生き方」を紹介。

 

・本書で繰り返し問われているのは、「経済的な視点から見て、私たちが生きているのはどういう社会なのか」を知ることで初めて(経済的に)“正しく”生きる方法がわかります。

┗その“正しさ”を選ぶかどうかはあなたの価値観に基づいて決めることです。

2-2.要約②:本文

0-「黄金の羽根」ができるまで

19995年という特別な年

・黄金の羽根の例として、2002年に開催されたサッカーの日韓ワールドカップでのチケット争奪戦を出す。

┣1枚7,000円のチケットがネットオークションでは20万円以上で売られてたり、抽選にひたすら応募する人もいた。

┣その一方で、ほぼ全試合のチケットを手にし全国の会場を転々としながら家族で観戦を楽しんでいる人もいる。

┣日本販売分は売り切れだったが、海外販売分は大量に売れ残った。

┣海外販売分のチケットを、海外の住所で受け取れる友人やそういう業者に頼めば、なんの努力もせずにチケットを好きなだけ購入できた。

┗不公平だと感じるか?しかし、必要な情報は、万人に公開されていた。

・「知識社会」や「情報化社会」では情報は瞬時に共有されているが、万人がそれを活用できるわけではない。

・21世紀に到来する「知識社会」においては、知識を獲得して近道をするのか、金を払うのか、それとも回り道をとぼとぼと歩くのか、誰もがその選択を迫られることになる。

・「ゲームを楽しむためには、ゲームのルールをよく知らなければならない

・出版流通の仕組み(出版社→取次→書店)において、出版社と取次との利害が対立し、取次と書店との利害も対立していることから、構造的に歪みがある。

「構造的な歪みはいつか必ず表面化する

・自由とは主観的な問題だと素朴に思っていたが、「お金がなければ自由もないNo Money, No Freedom」。

「経済的独立Financial Independence」するには、ミリオネア(1億円)が目標

・市場経済では、利益は差異(歪み)から生じる。国や文化、時代の違いも格好の収益機会になる。

 

3つの市場経済での歪み(差異)

┣①「国家介入による歪み」⇒法律改正・行政の規制があってもグレーゾーンでやる。

┣②「社会的評価による歪み」⇒エリートが誰もがやりたかがらない汚れ仕事に取り組めば、成功しやすい。

┗③「社会制度的な歪み」⇒自営業者(または中小企業の経営者)になって「個人」と「法人」を使い分ける。

 

 

PART1―人生を最適設計する資産運用の知識

1―世界にひとつしかないお金持ちの方程式

■人類の歴史に貨幣が登場して以来、お金持ちになる3つの方法

┣①収入を増やす⇒「サラリーマン出世術」「商売に成功する方法」

┣②支出を減らす⇒「節約生活」「マル得情報」(生活水準を下げない)

┗③運用利回りを上げる⇒「1億円儲ける」「株・FXで生活する」

⇒収入-支出での純利益を増やし、本業の収益力を向上させることと、保有している資産を有効活用すること。

 

お金持ちの方程式個人でも企業でも同じ)

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

 

ルール1:純利益の確保こそが重要である

  • ・お金持ちの第一項は、「収入-支出」でこれが純利益として、第二項の「資産に」加えられる。
  • ・キャッシュ(現金)の流れを見るならば、資産運用よりも純利益の方が重要なことは明らか。

 

ルール2:複利の資産運用では、わずかな利回りの違いが大きな差を生む

  • ・運用利回りが上がれば上がるほど、資産の成長率は高くなる。

 

・元金1000万円を10年間複利で運用した場合  

利回り

資産

1%

1,100万円

3%

1,300万円

5%

1,600万円

10%

2,600万円

 

・元金1000万円を20年間複利で運用した場合

利回り

資産

1%

1,200万円

3%

1,800万円

5%

2,700万円

10%

6,700万円

 

ルール3:十分な元金がなければ運用しても意味がない

  • ・お金持ちの方程式の第二項のもう一つの意味は、十分な資産がなければ運用しても大した効果が期待できない。
  • ・ひとはいったんリタイアすれば、資産の運用益からキャッシュを手に入れるしか無い。

 

ルール4:収入を殖やす確実な方法は働き手を増やすこと

  • ・結婚しているなら、家計の収入を増やすもっとも確実な方法は、共働きにすること。
  • ・年3%の運用利回りで積み立てた場合の10年後の資産

年間積立額

10年後の資産

100万円

1,150万円

300万円

3,400万円

500万円

6000万円

  • ・世界一 住居費の高い国で一人暮らしをしたり、専業主婦を養うことは究極の贅沢。
  • ・資産形成への最短距離は、収入を増やして純利益を確実に積み上げていくこと。

 

ルール5:他人への投資と自分の投資を天秤にかけよう

  • ・一般に投資は、自分の資産を株式や債権など、金融商品の購入に充てること。
    • ┗「お金に働いてもらう」といい、首尾よく利益が出ればうまい話だが、失敗しても文句は言えない。
  • ・一方、最大の資産は「自分自身の能力」で「人的資本への投資」をすることで、確実に収入が増える。

 

ルール6:サラリーマンが金持ちになる方法は3つある

・サラリーマンが金持ちになるのが難しい最大の理由は、「税・社会保険料コストが大きいため」。

サラリーマンが資産家になる3つの方法

年収を上げること。王道。

┣②ベンチャー企業に就職して、自社株を購入したり、ストックオプションを取得すること。

③仕事で発注した業者からキックバック(袖の下)を受け取ること。

 

ルール7:確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと

・誰でもできる支出を減らすことで、確実に家計の純利益は増大し、資産は大きくなっていく。

 

ルール8:家計のリストラは住宅コストと生命保険から

・日本の家計の最大のコストである住宅費。年収の20~25%を住宅ローンの支払や家賃に払ったりしている人はキャッシュフローは劇的に改善する。

・資産形成からみたら生命保険ほど効率の悪い商品はないので、こちらも解約を検討する。

 

ルール9:投資のコストに気づかないひとは金持ちになれない

・株式投資は、手数料率の低いネット証券を使うべき。大手証券の営業マンに発注するなら、IPO(新規公開)株を優先的に割り当ててくれるなどメリッがなければ意味が無い。

・金投資は、商品先物会社のインターネット取引を使えば、手数料率は0.1%程度。貴金属店だと、商品先物市場より10%近く高くて、手数料も地銀で約5%、金貨で約7%と法外。

・大手銀行の外貨預金は1ドルあたり1円の為替手数料だが、ネット銀行やFXなら手数料は10分の1以下。

 

ルール10:最速の資産形成法は税金を払わないことである

・もっとも早く確実に金持ちになる方法は、自営業者(または中小企業の経営者)になって、所得に対して税金を払わないこと。

・仮に1000万円の収入。サラリーマンは、税・社会保障費で手取りは700万円。自営業の場合、合法的にほぼ全額を可処分所得にすることが可能。資産を形成するスピードも全然違う。

 

2―誰も知らない資産運用の常識

常識1:投資をしないのが最高の投資である

・バブル崩壊後の不動産投資をしたプロたちは失敗している。銀行預金の方がまだましだった。

 

常識2:バブル崩壊で日本人は豊かになった

・企業の富が株主のものだとすれば、株主が損した分だけ、賃金が下がらない従業員は得をする。

・日本国の財政赤字が拡大し、国債の増発などで資金を調達し、公共事業などの形で国民に再分配した。

 

常識3:日本人は大きなリスクを取ってきた

・戦後の日本人は、頭金20%で他は住宅ローンでリスクをとって、不動産に投資してきた。

・「マイホームの購入は不動産投資で、住宅ローンを組むのは不動産投資にレバレッジをかけること」

 

常識4:不動産を買ったら、資産運用はそこで終わり

・資産運用本ではある「財産三分法」。資産を①預貯金・②株式・③不動産に三等分して運用するもの。

⇒しかし、これだと3,000万円の不動産を買うのに、800万円の自己資金が必要で、不動産にリスクが偏る。

・住宅ローンで持ち家を購入したひとは、住宅ローンと不動産っですべての資産運用が終わっている。

 

常識5:長期投資が成功するとはかぎらない

・1920年代からニューヨーク・ダウのチャートで見ると長期投資で成功するが、日本の株式市ぞうには長期投資の成功を裏付けるのに適したチャートがない。

・資産運用の著者たちは、日本の現実には目をつぶり、短期的な株価の上昇をとらえて、無理やりアメリカ型のノウハウに当てはまった。

 

常識6:資産運用の専門家は資産運用理論を無視している

・現代のポートフォリオ理論の本質は、「株価は無為意味に変動しており、未来を正確に予測するのは原理的に不可能である」⇒理解するには、正規分布を知っていれば大丈夫。

・経済学的に、もっとも効率的なポートフォリオとは市場全体、つまりTOPIXやS&P500に投資すること。

⇒証券会社にとって、非常に都合の悪いもの。個別株投資が否定され、ファンドマネジャーは存在意義を失う。

・金融機関から給料をもらっている専門家には、経済理論に則った合理的なアドバイスは期待できない。

 

常識7:経済学者の予測は当たらない

・経済学者が証券会社のアドバイスをオカルトの類としていますが、当の経済学者(エコノミスト)も将来予測がまったく当たらない。

 

常識8:適正株価は誰にもわからない

・投資信託の運用にアクティブ運用(ファンドマネジャー)とパッシブ運用(インデックス)の骨肉の争いがあるように、株式投資の世界においては、ファンダメンタル分析(財務諸表や経営計画)とテクニカル分析(チャートの動き)が不倶戴天の敵同士になっている。

 

常識9:チャートで未来は予測できない

・残念なことに、コンピュータの解析結果は、株式以上になんらの法則性もないことを証明している。

 

常識10:短期投資は最高のギャンブルでもある

・株式トレードは、手数料率0.5%の「投機」。バカラと並んで、これほど魅力的なギャンブルはない。

・公営ギャンブルは、国や自治体が法外なテラ銭を取って博打を開張している。<宝くじは、購入代金の半分は買った途端に国が持っていく。競馬・競輪・競艇・オートレースも、堂本の取り分が25%ある。もっとも胴元の取り分が低いのは、パチンコやスロットで3%前後。>
┗別名、「国家が愚か者に課した税金」とも呼ばれる。

・株式トレードの場合、投資の王道のファンダメンタルズは通用せず、テクニカル投資で予測を立てる。

・ギャンブルは娯楽なので、それに基づいて人生を設計することは避けた方が賢明。

 

3―不動産の呪縛を解き放つ法則

・不動産と生命保険という、人生設計にきわめて大きな影響を与えるものの、これまで経済合理的に語られることのなかった資産・金融商品について。

・不動産は損得以前に強いバイアス(歪み)が加わっていて、マイホーム(縄張り)は資産以前に「家族の夢」。

経済合理的に考えれば、家主から借りても(賃貸)、銀行からお金を借りても(住宅ローン)大きな違いはない

・不動産を買う前に、スーパーに並ぶキャベツや大根のように裸の価格で転がっている、裁判所の競売物件閲覧コーナーを訪ねてみることをお勧めする。

 

法則1:家を買うのは、株式に投資するのと同じである

・金融資産を持っているひとが、マイホームを買ってしまうと、その資産から得られる投資の配当を得る権利を失う。<3000万円の金融資産をもち、時価3000万円相当のマンションを家賃1.25万円(年150万円)で借りているひとがいる。年6%の利回りを得られる株式に投資する代わりに、マンションを購入すると、年150万円の家賃は、年180万円の配当を得る権利を失うので、差し引き30万円のマイナス。>

 

法則2:家の値段は、家賃から合理的に決まる

・年間賃料=不動産の収益率×不動産価格

で求められ、収益率をベース(一緒)にすれば時価の異なる不動産の賃料を比較することができる。

・逆に、不動産を購入する場合は、不動産の賃料相場がわかれば、不動産の適正価格(理論価格)がわかる。

・不動産の理論価格=賃料÷期待収益率

 

法則3:持家とは賃料の発生しない不動産投資である

・持ち家の購入は、不動産投資そのもの。その家に自分で住むか、他人に貸すかは、利用法の違いに過ぎない。

・購入した不動産を他人に貸せば賃料が支払われ、自分で住めば賃料は発生しない。不動産投資と持ち家の違いはたったこれだけ。

 

法則4:不動産はリスク商品である

・不動産のリスクプレミアム(不動産の収益率-無リスク資産の金利)が、株式や債権、預貯金などの他の資産運用手段から得られる報酬よりも有利なときにはじめて、不動産を購入する経済合理性が生まれてくる。

 

法則5:住宅ローンは株式の信用取引と同じである

・通常、不動産の購入にあたっては、元本(自己資金)を20%とし、元本基準で5倍のレバレッジで投資する。

・株式でも先物でも、金融資産に対して、5倍のレバレッジをかけて投資できるとすると、
「住宅ローンを組んで家を買う」=「借金をして信用取引で株を買う」のと同じで、地価(株価)上昇すれば、レバレッジの分だけ収益率が高くなるが、逆に下落すれば、損失は膨らむ。

 

法則6:住宅ローンの返済は「貯金」ではない

・住宅ローンを借りているひとの多くは、自分がハイリスクな投資をしているとは考えず、「借金(ローン)」を「貯金」と誤解している。

・住宅ローンの金利分や建物部武運の減価を考慮すると、実際の持ち分と頭金は変わらない。

 

法則7:永住を前提に家を買っても、持ち家は有利にならない

・地価が下がれば、永住しようが売却しようが損する。塩漬けにするか、含み損を実現するかの違い。

・地価のさらなる下落を予想するなら、賃貸のまま底値で住宅を購入するのを待った方が有利。

 

法則8:「家賃よりも安く家が買える」ことはない

・「家賃分の支出で家が変える」というのは、住宅ローンの返済期間を長くすることで、毎月の返済額を少なく見せるという涙ぐましい努力で生まれた”神話”である。

 

法則9:30年後に手に入った「我が家」に価値はない

・建物部分の老朽化を考慮すると、築30年の物件は、不動産の理論価格は賃料と収益率で決まるので、賃料の取れない不動産の価値はゼロ。ふたたび価値を生むには、リフォームか立て直すしかなく、大きな追加コスト。

・一方、賃貸なら30年後でも真新しい家で生活できる。不動産の価格と収益率が変わらなければ賃料も同じで、敷金・礼金・引っ越し費用を別にすれば追加のコストはかからない。

 

法則10:市場経済では賃貸と持ち家に優劣はない

・事業用不動産の取得にあたっては、リース(借地)と買い取りのどちらに経営上の合理性があるかが検討。
┗結果的に、どちらを選んでも優劣が発生しないところで、リース料と買い取り価格が決定する。

・個人向け不動産市場でも同じ。仮に賃貸より持ち家の方が有利なら、不動産業者は銀行から低利の融資を受けて物件を買い漁り、それを賃貸に回して大きな利益を得ようとする。

 

4―生命保険は損をすることに意味がある

生命保険の本質は、「不幸な出来事が起きた時に当せん金が支払われる宝くじ

・保険会社の「自分が死んだ時に家族を守る」という純愛の物語としてのマーケティングにより、多くの日本人が必要以上に保険に加入してお金を無駄にしている。

・日本で本当の意味での医療保険はひとつしかない。それは「国民健康保険」。

⇒医者にかかると、治療費や薬代に応じて、通常は7割、高齢者は9割の保険金国保から病院に支払われる。

・こうしてみると、日本の医療保険の本質は、「所得補償保険」。仕事が出来なくなり所得の減少に備える保険。

 

年金受給者になったら、医療保険は必要ない

┗年金は健康状態に関わらず、毎月定額が支払われるのだから、年金で所得が保証されている以上、医療保険でさらに所得補償するのは無駄。

②保険金はできるだけ受取にくくする

┗もっとも経済合理的な医療保険とは、入院後3ヶ月経ってから無制限に保険金が支払われる商品。これだと貯金が底をついても収入が途絶えることはない。
⇒3ヶ月以上の長期入院をする確率をきわめて低いので、ほとんどの場合保険料は払い損になるでしょうが、その分保険料は安く済み、“万が一”のときの心配がなくなるから、これこそ保険に期待される役割。

 

・生命保険をどう考えるか

・生命保険は、大半の人はハズレくじを惹く。くじが外れれば不幸なことが起きなかったわけなので、保険とは、損をすることに意味のある商品。

・保険は損をする可能性が高い商品だから、最低限の保証さえ確保できれば、それ以上は無駄。

・生命保険とは、扶養家族の多い低所得者向けの金融商品。

・医療保険をどう考えるか

・世の中には生命保険を資産運用の一種と信じ込んでいる人がいるが、これは完全か誤解。
┗終身保険も、個人年|人も資産運用系の保険商品は、宝くじ(保険)部分のコストがかかっているだけほかの資産運用手段よりパフォーマンスが落ちるから。

 

・生命保険のリフォーム

・生命保険のリフォームのポイントは、ニーズに合わせてやすい保険を上手に組合せていくこと。

・保険料は最低限に抑え、余った分を貯金や投資に回す。

 

もっとも保険料が安い共済系3社で対応可能。毎月1,000円~5,000円の定額掛け金制度。

┣①全労済(こくみん共済)

日本生協連(COOP共済)

生協連(生命共済)

・経済誌は生命保険会社が広告の有力クライアントなので、圧倒的な価格競争力を持つ共済系保険についてほとんど触れられません。最近では、掛け金の安いネット生保も増えてきたので、共済と比較するといいでしょう。

 

5―見えない「貧困化」が拡がっている

サラリーマンの生涯年収は3億円。出費の内訳は以下の様。

可処分所得
1億2,000万円
※実質可処分所得は、年200万円

教育費
4,000万円

保険料
1,000
万円

住居費
7,000万円

税・社会保障費
6,000万円

・一般的には、人生の大きな買い物は不動産であり、次は保険だと言われている。

┗しかし、それに匹敵する子育てのコストの存在がある。

・家を買い、保険に入り、子供を育て、税金を払っていては、いつまでたっても資産などをつくれるはずはない。
┗私たちは「人生のなかで大きな買い物」の意味を真剣に考えなくてはいけない。

 

 

PART2―人生を最適設計するマイクロ法人の知識

6―国家に惜しみなく奪われるひとびと

・サラリーマンは国家から収奪の対象となっていて、日本の年金や健康保険が制度として持続不可能。

・ところが、世界に類を見ないこの社会福祉システムはいまや完全に崩壊し、際限のない後始末を企業とその授業員に負わせている。

・厚生年金と国民年金

・国民年金は、所得に関わらず60歳まで定額を積み立て、65歳から定額の年金を受け取る。

┗20歳から40年間掛け続けると、総支払額は約8,000万円で、総受給額は1142万円、女性は1,667万円で、男性は払った掛け金の1.4倍、女性は2.1倍戻ってくる計算。

・ただ、国民年金加入資格者の約1,900万人のうち、4割にあたる約800万人が保険料を全額免除か未納。

・厚生年金は、現役世代のほぼ全員が払い損。サラリーマンが納めた保険料の半分は、国民年金の赤字の穴埋めに流用され消えていく。

・組合健康保険と国民健康保険

 

国営医療保険は3つ

┣①自営業者が加入する国民健康保険

┣②大手企業や業界団体が設立した組合健康保険(組合保険)

┗③中小企業のための全国健康保険協会(協会けんぽ)

・現在、昔良かったサラリーマン向けの組合保険は、国保と同じ3割負担となっていて、違いはなくなってきた。

・サラリーマンの実質税負担

・サラリーマンは社会保障費で、実質収入の3割という衝撃的な金額を支払っている。

⇒社会保障費の半額を会社負担にするというのは、この不都合な真実を知らせないためのトリック。

・サラリーマンと自営業者とのあいだに極端な格差(というより職業差別)がある。

・サラリーマンが障害で得る収入の総額は3~4億円と言われ、このうち3割が税・社会保障費なら、あなたが障害で納める実質税負担は、およそ1億円。これが日本人の人生設計を考えるうえでの問題の確信。

 

7―「個人」と「法人」、ふたつの人格を使いこなす

■歪んだ制度の下で生きる私たちは、国家のダークサイドを歩まず、合理的に人生を設計する方法は2つある。

合法的な範囲で、できるだけ税金を払わない

②合法的な範囲で、できるだけ多く再分配する

 

・税金は、所得課税・消費課税。・資産課税の3つに大別される。

・サラリーマンは、給与所得控除として、収入(給与総額)に対する必要経費の額が一律に決まっている。

┗収入(給与)と必要経費(給与所得控除)が確定すれば、自動的に税額を計算でき、税務署は会社に徴税実務を担わせている。これが年末調整。

・一方、自営業者の場合、収入と必要経費を自分で計算し、税務署に申告納税することになる。

 

個人と法人の消費

・同じ100万円の所得があり、50万円の消費をした場合でも、個人と法人では残額が異なる。

┗個人の課税所得100万円(すべてにかかってくる)

所得税30万円

消費50万円

貯蓄20万円

┗法人の課税所得50万円(法人税と純利益にのみかかってくる)

消費50万円

法人税15万円

純利益35万円

 

8―マイクロ法人で人生が変わる

・自営業者が法人化することを「法人成り」と呼び、資本の50%以上を本人が保有するものを「同族会社」といい、本書では「マイクロ法人」と名付ける。

・株式会社を設立するにあたっては、かつては資本金1000万円が必要でしたが、いまでは①円から会社をつくることができるようになった。しかも、自分で調べたり、法務局に聞いたりして登記も簡単にできる。

 

ルール1:所得税の発生しない範囲で給与を決定する

・自分自身の給料を自由に決めることができる。役員報酬は損金だが、ボーナス(賞与)は課税対象になる。

・報酬を所得控除の範囲内に抑えることで、税コストを最適化することが可能になる。

┗都内に住む自営業者(専業主婦+子ども2人)は、所得税のかからない最適年収は約500万円。

・個人事業主は、経産省の中小企業基盤整備機構が運営する退職金共済「小規模企業共済」に加入可能。

┗月額最大7万円(年84万円)の掛金を全額非課税で積み立てられ、普通に保険としても機能する。

・自営業者やマイクロ法人事業主は、国民年金に加入するので、国民年金基金と個人型確定拠出年金を利用可能。

┗月額最大6.8万円(年160万円超)の掛金を全額非課税で積み立てられ。給付金は老齢年金扱い。

 

ルール2:所得税の発生しない範囲で家族を雇用する

・妻が専業主婦の場合、自分の会社に雇用し、所得税の発生する上限の103万円(基礎控除38万円+給与控除の最低額65万円)以内に妻の年収を設定すれば、夫の給与500万円と合わせて、計603万円を無税で法人所得から個人に移転できる。

・従業員を雇用すると、中小企業向けの年金プランである「中小企業退職金共済」に加入できる。
┗掛け金月額5,000~3万円の範囲で企業が支払い、全額を損金計上できる。

・さらに、家族を役員として給与を支払うと、国民年金基金(個人型確定拠出年金)の他に、小規模企業共済の加入資格も得られる。これにより、非課税で積立貯蓄できる枠は2倍になる。

 

ルール3:生活費を法人の経費に振替える

・自宅を事務所とした場合、2分の1まで認められるので、電気・ガス・水道料金の半額が法人の経費。

┗他に、電話代、インターネット代、新聞代、書籍雑誌代、飲食費、旅行費など大半が経費への算入が可能。

⇒年200万円程度の生活費を法人経費に移転できると、家計が楽になると同時に、法人の税コストが下がる。

・法人の損金を増やす方法に、中小企業基盤整備機構が運営する「経営セーフティ共済」がある。

┣本来は取引先が倒産した際の保険だが、40ヶ月以上納付の場合、任意解約で積み立てた掛金が全額戻ってくる。

┣法人の利益から、月額上限が20万円(年240万円)、総額800万円まで損金にできる。

┗任意解約した場合は、その解約金が利益に参入されるので、黒字の時は掛金を積み増し、赤字の時は解約する。

 

ルール4:個人資産を法人名義で運用する

・上記のルール1~3まですると、家計の実質収入は900万円になる。

・生活費を法人に移転した分だけ家計に余裕ができ、このお金をどうすればいいか?

「個人の貯金を法人に貸し付ける」

・株式会社は個人(株主)が会社に出資をして、事業を行うことだから、個人(役員)が会社に貸し付けることはなんの問題もない

┗ところが逆に、法人が個人(役員)に貸付を行うと税務調査でしばしば問題になるので要注意。

・サラリーマンが活用できるのはこの法人名義で資産運用する方法だけ。

・法人で 経費を計上しながら、自分に対する報酬にも給与所得控除が認められるという経費の二重取り。

・最適年収を計算する

 

■マイクロ法人は自分で自分に給料を払うから家計を最適化できるよう年収を決める「最適年収」の2つの条件

1―課税所得はゼロにする

┗2―社会保険料を最小化する

 

■1―課税所得をゼロにする

■すべての所得控除を合計し、その範囲内で報酬を支払えばいい。

┣①基礎控除 38万円

②配偶者控除 38万円

┗③扶養控除 16歳以上の子どもは38万円。19歳以上23歳未満のお特定扶養親族は63万円。70歳以上の扶養親族は48万円、同居の70歳以上の親は58万円。

⇒専業主婦と16歳以上の子ども2人で200万円とする

・掛金が全額所得控除される国民年金基金(個人型確定拠出年金)と小規模企業共済で、年最大165.6万円。

・給与所得控除は、Excelなどの表計算ソフトを使えば簡単に計算でき、年収500万円なら154万円。

 

■2―社会保険料を最小化する

・マイクロ法人でも赤字が続いていると、事業主(株主)の個人資産から法人への貸付額が累計される。これを報酬として払うのではなく、返済として払うとその分の所得はゼロにすることができる。

 

国民年金基金と個人型確定拠出年金のどちらを選ぶのか?

・①国民年金基金:加入時点で将来の受給金額が確定する(確定給付型)

・②個人型確定拠出年金: 年金資産は加入者が選んだ(途中でのスイッチングも可能)ファンドなどに投資され、受給金額は運用パフォーマンスによって異なる(確定拠出型)

┣・ファンドを使った長期投資を考えている方なら、迷わず掛金全額を個人型確定拠出年金で運用すればいい。

┣・けっきょく、国(お上)をそれなりに信頼できる人は国民年金基金、そうでない人は個人型確定拠出年金を選ぶ。

 

9―不可能を可能にする奇跡のファイナンス

ファイナンス=「資金調達」、「借金」

┣・消費者金融キャッシング)・・・最も気軽な借金。上限金利は20.0%。

┣・クレジットカードのローン・・・金利は年18%程度。

┣・銀行のカードローン・・・金利は年10%程度。

┣・カーローン・・・自動車が担保。年利約7%前後。

┗・住宅ローン・・・不動産が担保。年利約3.5%。

 

・法人によるファイナンス

資金→事業→資金+コスト+利益

 

法人の2つのファイナンス

┣①エクイティ・ファイナンス・・・株式を発行して出資を募る。無利息で返済義務のない資金を調達できるが、そのかわり会社の支配権の一部を第三者に渡さなくてはならない。

┗②デット・ファイナンス・・・銀行から融資を受けたり、債権を発行して投資家に買ってもらう。元本に利息をつけて返済する。

 

奇跡の融資支援制度

東京都産業労働局の小規模企業向け融資・・・最大8000万円まで。返済3年以内なら年利1.9%以内。返済7年超でも年利2.7%以内。

日本政策金融公庫・・・最大4000~4800万円。5年以内なら0.9%~2%。

信用保証協会・・・中小企業向けの事業融資の保障を請け負う公的機関。万が一、融資先が倒産したときに、80%~100%代位弁済する。これにより、銀行が資金を貸し出しやすくなる。

⇒ルールに則って手続きするだけで、目の前に“黄金の羽根”が次々と落ちてくる。

10―税金について知りたいほんとうのこと

税コストを下げる3つの方法

┣・①節税・・・税法に照らして適性な範囲で納税額を下げる。

┣・②グレイゾーン・・・広大なグレイゾーンが存在し、大半は①枚の領収書をめぐって、これを経費三有するかしないかで、税務署と納税者とで争う。

┗・③脱税・・・税法に違反する行為。

 

 

2-3.要約③:まとめ、おわりに

小説風なエピソードになっているので、いずれもまとめにくい内容なため割愛。

3.著者紹介

 玲(たちばな あきら)

橘玲1959年生まれ。早稲田大学卒業。

2002年『マネーロンダリング』でデビュー。

同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』がベストセラーに。

06年『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補となる。

橘玲公式サイト http://www.tachibana-akira.com/

4-1.Amazon説明文

この本を読んで経済的独立を手にした人続出!!

30万部を超えるベストセラーになった『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。

黄金の羽根はまだまだ拾える!

「『黄金の羽根』を読んで人生が変わりました」という人、

「この本に触発されて会社を辞め、いまは赤坂にビルを3棟持っています」という人などなど、

この本を読んで経済的独立を手にした人が続出したベストセラー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』を12年ぶりに全面改訂。

 

リーマンショックや安倍バブルなどそのときどきで経済環境の浮き沈みはあったが、

原理的なことはなにも変わっていない。

 

経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。

 

国家とは人生を最適設計するための道具にすぎない。

 

東日本大震災と福島の原発事故が起き、日本の社会が大きく変化したように見えても、

じつは制度の歪みはほとんどそのまま温存されている。

 

だからこそ12年前の“黄金の羽根"をいまでも同じように拾うことができるのだ! !

4-2.Amazonレビュー

評価が高い有用性のあるレビュー

★★★★★ 日本は12年間変わらなかった、もしくは、橘氏の先見の明がすごいということ

2002年の「黄金の羽」ももちろん読んでいるし、
他の橘氏の本もほとんど読んでいるので、
新しい気づきはあまりないのであるが、
それでもやはり面白かった。
彼の本を読むと、自分まで
頭の良い人間になったような気分になれる。
(もちろん錯覚ですが)。
この本は0章の「『黄金の羽』ができるまで」が、
珍しく氏の個人的なことが語られていて興味深い。
(息子さんがいらっしゃったのですね)。

しかし、いくらヒントをもらっても、「羽」を拾うのは、
私のような石橋を叩いて渡らない人間には難しい。
それでも、できるだけ、経済合理的な選択をするようにし、
また、できるだけ高齢になっても働けるよう、考えたい。

なお、再録ではあるのですが
この「新宿中央公園のホームレス」というエピローグは
かっこよくてしびれますね。

 

評価が高くない有用性のあるレビュー

★☆☆☆☆ 前作を読めばそれでいいです。 

前作がかなりの良書だったのでとても楽しみにして買ったのですが、結果としては大失敗でした。
内容はほとんど全て同じなので、買った意味がありませんでした。
一応追記はありますが、数行だけですし、新たな発見はありません。
他のレビュアーの方が巻末の「新宿中央公園のホームレス」を素晴らしいと褒めていらっしゃいましたが、これ自体もかなり前の文章ですし、作者のブログで読めます。
前作を読んだことない方は新たな発見がたくさんあるとは思いますが、前作は古本屋にいけば100円で買えますので、こちらの方がはるかにお得です。
前作を読んだあと追記部分を立ち読みすれば十分です。

作者のことは信者のように好きだったのですが、裏切られた気がして非常に残念です。

5.この本の目次

  • はじめに
  • Prologue―1995 – 2014

0-「黄金の羽根」ができるまで

1995年という特別な年

  • チケットはどこへ消えたのか
  • 世界はまるごと変わってしまったのか
  • 35歳は人生の転機
  • 『黄金の羽根』の発想の原点
  • 出版流通の仕組みはどうなっているのか
  • 出版社と取次の利害対立
  • 新刊点数が増える理由
  • 書店と取次の利害対立
  • 問題は個人ではなく制度にある
  • 構造的な問題はいつか顕在化する
  • オルタナティブな人生の選択肢

世紀末のバブル

  • 誰でも億万長者になれる残酷な世界
  • 経済的独立にはいくら必要か
  • マイクロソフト株が買えないのはなぜ
  • ブルーオーシャンの発見
  • 次々と現れるあやしいひとたち
  • 人生を経済合理的に設計する

“黄金の羽根”はどこに落ちているのか

  • マーケットが修正できない歪み
  •  日本の社会の“秘密”

PART1―人生を最適設計する資産運用の知識

1―世界にひとつしかないお金持ちの方程式

  • ルール1:純利益の確保こそが重要である
  • ルール2:複利の資産運用では、わずかな利回りの違いが大きな差を生む
  • ルール3:十分な元金がなければ運用しても意味がない
  • ルール4:収入を殖やす確実な方法は働き手を増やすこと
  • ルール5:他人への投資と自分の投資を天秤にかけよう
  • ルール6:サラリーマンが金持ちになる方法は3つある
  • ルール7:確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと
  • ルール8:家計のリストラは住宅コストと生命保険から
  • ルール9:投資のコストに気づかないひとは金持ちになれない
  • ルール10:最速の資産形成法は税金を払わないことである

2―誰も知らない資産運用の常識

  • ルール1:投資をしないのが最高の投資である
  • ルール2:バブル崩壊で日本人は豊かになった
  • ルール3:日本人は大きなリスクを取ってきた
  • ルール4:不動産を買ったら、資産運用はそこで終わり
  • ルール5:長期投資が成功するとはかぎらない
  • ルール6:資産運用の専門家は資産運用理論を無視している
  • ルール7:経済学者の予測は当たらない
  • ルール8:適正株価は誰にもわからない
  • ルール9:チャートで未来は予測できない
  • ルール10:短期投資は最高のギャンブルでもある

3―不動産の呪縛を解き放つ法則

  • 法則1:家を買うのは、株式に投資するのと同じである
  • 法則2:家の値段は、家賃から合理的に決まる
  • 法則3:持家とは賃料の発生しない不動産投資である
  • 法則4:不動産はリスク商品である
  • 法則5:住宅ローンは株式の信用取引と同じである
  • 法則6:住宅ローンの返済は「貯金」ではない
  • 法則7:永住を前提に家を買っても、持ち家は有利にならない
  • 法則8:「家賃よりも安く家が買える」ことはない
  • 法則9:30年後に手に入った「我が家」に価値はない
  • 法則10:市場経済では賃貸と持ち家に優劣はない

4―生命保険は損をすることに意味がある

           ・生命保険をどう考えるか

           ・医療保険をどう考えるか

           ・生命保険のリフォーム

5―見えない「貧困化」が拡がっている

PART2―人生を最適設計するマイクロ法人の知識

6―国家に惜しみなく奪われるひとびと

  • 厚生年金と国民年金
  • 組合健康保険と国民健康保険
  • サラリーマンの実質税負担

7―「個人」と「法人」、ふたつの人格を使いこなす

8―マイクロ法人で人生が変わる

  • ルール1:所得税の発生しない範囲で給与を決定する
  • ルール2:所得税の発生しない範囲で家族を雇用する
  • ルール3:生活費を法人の経費に振替える
  • ルール4:個人資産を法人名義で運用する
    • 最適年収を計算する
    • 1―課税所得をゼロにする
    • 2―社会保険料を最小化する
    • 国民年金基金と個人型確定拠出年金のどちらを選ぶのか

9―不可能を可能にする奇跡のファイナンス

  • 法人によるファイナンス
  • 奇跡の融資支援制度
  • 信用保証協会のダブルバインド

10―税金について知りたいほんとうのこと


11―税務調査の裏と表

  • 税務署の裏事情
  • 税務署と税理士のあやしい関係
  • 信用崩壊

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