2014/12/01

使う

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【節電しながら】もうすぐ寒ーい冬が来る!その前にやっておくべき暖房器具のお手入れ【暖まろう】

寒いから暖房器具をひっぱりだしてすぐ使お……、というのはちょっと待った!


冬場になるとエアコンやファンヒーターを使い、部屋の温度を上げるかと思います。
1人暮らしなど間取りが大きくない家に住んでいるのであれば、こたつが重宝するかもしれませんね。
しかし肌寒くなる秋や冬というのは、何かと暖房費のかかる季節でもあります。
きっと光熱費の請求額を見て、驚かれた経験のある人も少なくないでしょう。


そこで今年から始められる、暖房費の節電術を紹介していきたいと思います。
何万円もの節電効果は期待できませんが、少しでも電気代を減らしたいと願っているなら、参考までにお読みください!

エアコンはこまめな「フィルター掃除」がキモになる!

エアコンは温風によって部屋全体を暖めてくれる、便利なアイテムです。
帰宅と同時にリモコンへ手を伸ばし、スイッチを押す人も多いでしょうね。
しかし気をつけてください!実はエアコンの消費電力は家庭で使う家電製品の中でも1・2位を争うほどに電気を食うのです。


フィルターを掃除するだけで1,000円も得

MAX時の消費電力は、ご自宅内で使っている電力の約20%にも相当します。
消費率は新製品に換えることで、若干ではありますが落とすことも可能です。
ただし、まずはフィルターの掃除から始めてみましょう。


エアコンは夏場にも使いますので、1年間で1度もフィルターを掃除しない人はいないはずで

す。

ところが月に1度、フィルターを綺麗に掃除するだけで・・・1年間の電力は約1,000円も節約できるのです。
具体的な節電可能電力は30kWH~35kWH。


温度設定と使用時間短縮で1,500円も得

省エネという言葉だけが先行してしまい、具体的に設定温度を1度上下させると、どれだけの節約になるのかを知らないかもしれません。
実はエアコンの暖房設定の温度を1度下げると、年間700円から1,000円もの節約に繋がるのです。

ちなみに設定温度は20度がベストだと言われています。


また1日1時間だけ、使用する時間を減らすだけでも年間500円ほどの節電効果が期待できます。


エアコンに頼っているなら実践しよう

フィルターの掃除と設定温度、時間短縮という誰にでも始められる3つの方法だけでも、実践していけば1年間で3,000円ほどの節約となります。
また外気温を室内に取り入れないためにも、雨戸やカーテンを使用すれば温かさも格段とアップするのです。


使用時間を減らすことは難しいかもしれませんが、サーキュレーターやシーリングファンを使えば部屋全体に温風を循環可能となりますので、試してみる価値はあると思いますよ。

石油ストーブは危ないからこそ「点検」が大事。


瞬間的に部屋の温度を上げたい時には、石油ストーブが最も効率的です。
また電気の消耗が少ないといった利点もありますので、こたつと一緒に使うことでより温かさも実感できるでしょう。


しかし石油ストーブは「石油」という名称からも分かる通り、主に電力ではなく灯油に頼っている暖房器具です。
つまり節電という意味では安上がりですが、灯油代がかさむといったデメリットもあるのです。
ただし電気ストーブなどの類似品と比較した場合、石油ストーブの方がコストパフォーマンスは遥かに高いと言えるでしょう。


一般家庭で使用するタイプの電気ストーブと石油ストーブを用意した場合、1時間でかかる料金は電気ストーブが約10円に対して石油ストーブは約20円かかります。
ところが石油ストーブは電気ストーブの約5倍もの暖房効果を有しているため、圧倒的な能力を秘めていると言っても過言ではありません。


火災の原因をストップ!

節約・節電番組でも石油ストーブを取り上げることがあり、実際に使用者が非常に増えています。
ただし、それに比例して火事や事故も増加しているのです。
火災の多くが製品のすぐ近くに衣類を置いている、又は1日中使用しているといった使用者のミスによって発生しています。


そのためリスクを抑えるという面では1年前に購入した灯油は使わない、芯の交換を行う、まめに点検をすることが大事だと言えるでしょう。

こたつは先に「断熱マット」を敷くべし!

冬はこたつに入りながらミカンを食べる・・・という人も多いでしょう。
温かくなる場所は非常に狭いですが、日本人にはとても馴染みある暖房グッズだと言えるはずです。
しかし、こたつを使用するのであれば、断熱マットや断熱シートを活用したほうが良いです。


電気こたつを長時間稼働させる原因

そもそもコタツは地面と接していますよね?

ヒーターやエアコンは主に室内気温を暖める役割を果たしていますが、こたつは内部のみが温かくなる商品です。
つまり長時間使用していても、床に温かい熱が逃げて行ってしまうため、間違った使い方をすると保温効果が一切期待できないのです。
またカーペットやマットを下に敷いている人もいらっしゃるでしょうが、使用中に床を触ってみれば温かくなっていることが分かるでしょう。
これが熱を床に吸われてしまっている、何よりの証拠となります。


1,000円以上の価値がある断熱マット

そこで役立つのが断熱マットや断熱シートなのです。

こたつの電源を付けっ放しにしなくても、温かさを維持してくれますので、節電効果も期待できます。
もしも電気こたつを1日に2時間使用した場合、温度設定を強から中に落とすだけで年間500円もの節約に繋がります。
きっと1日に5時間から6時間、電源を付けっ放しの人もいらっしゃるでしょうから、熱の調節を意識するだけでも1,000円もの電気代削減となります。


断熱マットや断熱シートは600円から1,000円ほどで販売されていますので、ホットカーペットを使う際にも利用したいところですね。

上手に暖房器具を使えば、心も体も懐もあったまる!


エアコンや石油ストーブ、電気こたつと3種類の製品に関する節電方法を取り上げました。
きっと1つ以上は所有していると思いますので、今年の秋・冬から実践していただければと思います。


また電気を使う製品の他にも、手袋や靴下といった着用することで温かさを期待できるグッズも沢山あります。
人の体は手足や頭から冷えを感じると言われていますので、室内で実践できる防寒対策に注目してみることも大切です。

間接的に節電効果を期待できますからね。


( Image by carnegieofhomestead.com )

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