2017/04/04

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4人家族の食費の平均はいくら?みんなの生活費の内訳を大公開

生活費を節約したい!4人家族でいくらぐらいが普通なの?

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

「生活費を節約したい」そうお思いの方も多いと思われます。しかしそんな時に、一人暮らしなのに3人家族のデータを、夫婦2人なのに5人家族のデータを見て、果たして参考になるでしょうか。自分の家族構成とは違う家庭のデータでは、やはり得るものも少ないですよね。

そこで今回ご紹介するのは、4人家族の場合の生活費についてです。夫婦とお子様2人や、夫婦とご両親など、その家族構成は様々かもしれません。しかし「4人で住むとかかる生活費の平均額」は、きっと参考になる情報も多いでしょう。今現在4人家族で暮らされている方は、ぜひ最後までお付き合いください。

一般的な4人家族の生活費の平均は30万円!?

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

気になる4人家族の生活費事情

まずは一般的な生活費の平均額を見てみましょう。下記の表は、総務省が発表した世帯人数別の生活費平均額です。

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

参照元:総務省

こうして見てみると、4人家族の場合の平均額は336,000円であることがわかりますね。

生活費というのは地域によって異なるものかもしれません。しかし変わる項目といえば家賃くらいのものです。やはり家賃が1番高額平均なのは東京ですし、大阪や福岡などの大都市も、中心部に行けば行くほど高くなる傾向になりますね。

この住む地域ごとによる家賃の差は大きいものがありますが、その他の食費やレジャー費などは地域別の差はあまりないようです。

家族構成による平均の違いは

また冒頭でも先述したように、同じ4人家族でもその家族構成によって差があります。いくつかの例でその生活費を見てみましょう。

 

◆夫婦2人と4歳の幼稚園児、9歳の小学生がいるご家庭の場合

2016年10月生活費合計 24万6,490円
2016年11月生活費合計 27万9,205円
2016年12月生活費合計 25万8,469円

月ごとに変動があるものの、平均の33万円を大きく下回る24万円から27万円程度の生活費で賄っているのがわかりますね。

◆夫婦2人と社会人の娘、大学生の娘がいるご家庭の場合

月平均生活費 32万円

こちらのご家庭ではお子様が大きい分、食費が月に10万円かかるとのことで、平均額に近い金額になっているようです。

◆夫婦2人と中学生の息子、高校生の娘がいるご家庭の場合

月平均生活費 33万円

子供の習い事にお金がかかるとおっしゃるこちらのご家庭では、平均額と同じ33万円の費用がかかっています。毎月2人のお子様に習い事代で7万円の出費というのですから驚きですね。

◆母親、祖母、幼稚園児の娘と赤ん坊がいるご家庭の場合

月平均生活費 27万円

始めての夫婦2人ではない場合のご家庭ですが、こちらのご家庭も平気を大きく下回る27万円という結果になっています。

こうして見てみると、大人2人、子供2人という家族構成の場合は、お子様が小さい方が、比較的生活費が安価になりがちなようですね。

生活費を節約したい!20万円に抑えるコツは

家族構成ごとの生活費を見てみても、やはりネックになるのは食費のようです。ここを上手に削ることができれば、毎月の生活費を大きく節約することができるでしょう。

しかし20万円という金額は、平均額と比べて13万円も削る必要があります。これはとても食費だけで賄える金額ではありませんよね。他にも保険の見直しや外食代、レジャー費など、大きな金額がかかりがちな様々な点で節約を試みるようにしましょう

4人家族の食費の平均は7万円!?

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

生活費に占める食費の割合、理想は何割?

上記でも触れた食費についてです。家賃や住宅ローン以外で大きな金額になる箇所といえば、やはりこれしかありませんよね。では平均的な食費や、また食費が占める理想の割合がどれくらいなのかご存知ですか?

先ほどご紹介した表をもう1度確認してみましょう。総務省が発表した4人家族の食費平均は76,000円でしたよね。これを336,000円で割ってみると、その割合は22%ということになります。

しかし理想は15%程度と言われているんですよ。これ以上高くなる場合は、節約するべきだと考えて良いでしょう。手取りで40万円あって60,000円、30万円ならば45,000円、20万円ならば30,000円が理想の食費ということになります。

幼児のいる家庭と、育ち盛りの高校生のいる家庭では食費に大きな差が

収入に対して15%が食費の理想平均額なのはわかりました。しかし先ほどのいくつかのご家庭の例を見てもわかるように、お子様の年齢が違えばかかる食費の金額も変わりますよね。

食べ放題のお店などでもそうですが、幼稚園児と高校生が同じ金額であることはまずありません。つまり育ち盛りのお子様がいらっしゃる方が、それだけ食費はかかるということになります。

幼稚園児がいるご家庭では4人平均で3万円~5万円なのに対し、高校生のお子様がいるご家庭では8万円~10万円というご家庭も珍しくないようです。

4人家族におすすめな冷蔵庫の大きさは

食費を節約するためには、適切な冷蔵庫サイズも大事になってきます。冷凍保存や広告の品の買いだめができる大きさがあれば、それだけ食費も節約しやすくなりますよね。実は冷蔵庫も家族人数によるサイズの計算方法があるのをご存知ですか?

(70L×4人)+100L+70L

こちらの式で出すことができるとされています。これは最初の70Lが食料分なのに対し、100Lは調味料などの保存常備品、残りの70Lが予備の分とする計算方法です。この計算法ですと、4人家族の最適サイズは450Lサイズの冷蔵庫ということになりますね。

4人家族の月々の光熱費の平均は!?

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

一軒家とアパート暮らし、さらに間取りによる光熱費の違いは

お次に紹介するのは光熱費についてです。総務省が発表した、マンションも戸建ても全て含めた4人家族の平均光熱費は以下のようになります。

◆4人世帯の水道光熱費平均額

2009年 23,467円
2010年 23,805円
2011年 23,428円
2012年 24,802円
2013年 25,252円

こうして見てみると、2013年になっていきなり平均額が上がっていますね。しかしおおよそ平均で24,000円という結果です。

しかしこれは間取りによっても大きく変わりますよね。さずがに4人でワンルームは無理がありますが、それでもワンルームと2LDKの光熱費が変わらないなんてことはありえません。

しかし残念ながら、間取り別で紹介しているデータを見つけることはできませんでした。とはいえ「広ければ広いほど光熱費がかかる」というのは間違いのないことです。

これは「広いから空調に時間がかかる」などの理由もありますが、何よりは契約アンペアやプランなどの基本料金の差によるものです。大きい家であればあるほどこの基本料金が高くなりますので、その分光熱費が高くなりがちです。

オール電化かガス併用かどちらがお得?

これはご家庭によっても異なりますが、多くの場合はオール電化にした方が光熱費が安くなる傾向があります。オール電化にすることで、単純にガス代としてかかっていた基本料金分は安くなるためです。

しかしこれも使い方によっては変わってきます。電気代というのは基本的に、特殊なプランにしない限りはお昼使用が高くつく傾向があるためです。このため、小さいお子様がいらっしゃるなどでお昼によく電気を使うご家庭なのであれば、ガスを使用した方が安くつくこともあるのです。

これはお住まいの地域や生活リズムなどで変わることですので、ご利用の電力会社やガス会社に問い合わせた方が良いでしょう。

4人家族の車の選び方 新車?中古?大きさは?

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

スライドドア付きのミニバンや、suvタイプが人気!

では最後に家族での移動に欠かせない車についてご紹介しましょう。人気なのはミニバンSUVタイプの車です。少し大きい感もありますが、遠出などの際に車中泊ができたり、たまに友人家族などを乗せることを考えて、大きめの車を選ばれるご家庭が多いようですよ。

またサイズではなく燃費やコスパで選ぶのであれば、やはり軽自動車です。軽セダン(スズキアルトやダイハツミラ等)や軽ハイトワゴン(ダイハツムーヴや日産デイズ等)であれば、大きさも十分なので手狭に感じることもないでしょう。

外車でおすすめは?

車好きなお父さんなどは「家族がいても外車に乗りたい」と思われるかもしれませんね。確かに国産車より維持費はかかりがちですが、使い勝手の良い外車はたくさんあるんですよ。

◆シボレーのキャプティバ

7シートのSUV車です。新車で380万~、中古車ですと150万円程度で買うこともできるようです。

◆フォードエクスプローラー

7人乗りのSUV車にして、アメリカでダントツの人気を誇る車です。新車ですと470万円以上とお高めですが、人気がある車だけに中古で出回ることも多く、50万円以下で見つけることも難しくないかもしれません。

他にもメルセデスベンツのGLクラスや、ランドローバーのディスカバリースポーツなどもおすすめです。7人乗りのSUV車は数多く存在しますので、外車好きのお父さんはぜひチェックしてみましょう。

生活環境によっては車なしの選択も

また都内にお住まいであったり、交通機関が発達している地域自転車や徒歩圏内に施設が充実している場合などは、車を持たないという選択肢を選ばれるご家庭もあるようです。

車の維持費平均は、軽自動車で年間32万円普通乗用車だと年間50万円もかかるとされています。毎月1万円以上かかることも珍しくないものだけに、もし車がなくても生活に不便がないのであれば、車を持たない・手放すというのもひとつの手かもしれませんね。

生活費の節約はまず内訳を知ることから!

知りたい!節約したい!4人家族の生活費、平均と内訳とは

今回ご紹介した4人家族にまつわる様々なお金についての情報はいかがでしたか?お子様の年齢により異なる食費や、間取りで変わる光熱費など、一概に全ての4人家族のご家庭に当てはまる平均額というわけではありませんでした。

しかし食費は収入の15%であることや、おすすめの冷蔵庫サイズや車などは参考になったのではないでしょうか。ぜひ今回の情報を参考にして、ご自分の家庭の生活費の内訳について、もう1度見直してみましょう。そしてその内訳を知り、賢く節約していきましょう。

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