1週間分の献立のまとめ買いで節約と健康を手に入れよう!
「毎日、献立を考えるのが苦痛」「いつも同じメニューになってしまう」という悩みを抱えている主婦の方も、多いのではないでしょうか。
そんな時に活用したいのが、1週間分の献立を先に立ててしまうという方法です。今回は、1週間分の献立を立てるメリットと、その方法について紹介していきます。
1週間ごとの献立と予算を決めると買い物がラクになる
予算が決まるから、簡単に節約できちゃう!
1週間分の献立を先に立てるメリットの一つに、予算の管理がしやすいという点があります。
月の食費を2万円に抑えたいと考えたら、1週5000円を目標予算にしてみましょう。1日あたりおよそ714円と少なく感じるかもしれませんが、週単位で5000円分まとめ買いをし、工夫をすれば十分可能な目標設定です。
週の目標を達成できたら、次の週も同じ目標で献立を考えてみましょう。それを繰り返すだけで、月の食費予算の目標を達成できるので、活用しない手はありません。
忙しいあなたにピッタリ!時間の短縮
主婦の方は、毎日の献立を決めるのも一苦労です。家事をしながら、食事のことも考え買い物に行き、と大忙しです。仕事をしている方も、残業をして夕飯の買い物に行って、と少しでも自由な時間を増やしたいという方も多いのではないでしょうか。
1週間の献立を立てるメリット2つ目は、時間の短縮にも効果があるという点です。
毎日「夕飯は何にしようかな」「何を買おうかな」と悩むことがなくなります。1週間レシピは、買い物をまとめてすませるのが鉄則です。
献立を考える時間、買い物をする時間を節約できるので、その分自由に使える時間も増えてきます。お金だけではなく、時間も節約ができるのです。
献立が決まってるから、買い物も迷わない
1週間分の献立を立てる際に併せて、必要な食材を書き出し買い物リストを作成しましょう。
必要な量・個数、価格まで記入するのが理想的です。スーパーに買い物に行くときには、その買い物リストを持ち、そこに書かれているもの以外は買わないようにします。
献立があり買うものが明確になっていると、スーパーに行った際にも迷わず、必要なものだけを買うことができます。いつも利用しているスーパーには、どこに何があるのか覚えておけばさらに時間も短縮できます。
買い物リスト以外のものをついつい買ってしまいそうになった場合には、週の予算を思い出してみましょう。買うものリストには、1週間に必要な最低限のものだけが書かれているはずです。そのリスト以外のものを買っては、週の目標が達成できなるかもしれません。必ず、買い物リストのものだけを買う、という意識を持ちましょう。
献立を立てれば、料理の栄養バランスだって抜群!
献立表を作り、見えるところに貼っておくのもいいでしょう。家族もそれを見て、楽しく節約を続けられるきっかけになるかもしれません。
献立表にはその日の食事内容に加えて、栄養バランス・カロリーなども表示しておくとさらに魅力的になります。
食材を考えながら献立を立てると、その週に足りていな栄養素も一目瞭然です。翌週には「それらを補うような献立にしよう」と計画も立てやすくなります。
献立決めのコツはこれ!4つの基本
その1:買い物前、必ず確認、冷蔵庫!
買い物の前には、先ほど紹介した買い物リストを作る作業が必要です。
買い物リストを作る際には一から食材を選ぶのではなく、残っている食材を中心に作成していきます。まずは冷蔵庫の中を確認し、在庫チェックをしましょう。
重複して買ってしまうことのないよう、常に家にある食材を把握する癖をつけておくことが大切です。
その2:安くなっている食材のチェック!
基本的には、買い物リストのものだけを買うのがルールですが、その日のタイムセールなどで安い食材があれば、それを中心にしたレシピに変更するのも一つの手です。
例えば、キャベツを買おうと思っていたところ価格が高く、白菜がセール価格になっていたとします。その場合はまず、キャベツで作る予定だった料理を、そのまま白菜で代用できないか考えてみましょう。
「そんな器用なことはできない」という方は、事前にスーパーのチラシに目を通しておき、それを元に買い物リストを作っておきましょう。
その3:買い物はもちろん「まとめ買い」が節約に
買い物に行く回数は、少なければ少ないほど節約効果は高くなります。できるだけ、まとめ買いをするように意識しましょう。
家族が多い場合には、買い物も大変です。その場合には週に2回、2日に一回など調整してみましょう。ネットスーパーも上手に取り入れると、まとめ買いが上手にできるようになります。
その4:購入後、食材は大事に全部使い切る!
まとめ買いをしたら、それらの食材を1週間で全て使い切ることが目標です。
余った場合には、翌週に利用しても構いません。ただし、食材によっては長期保存できないものもありますので、注意しましょう。
冷凍保存などを上手に活用しながら、食材をキレイに使い切れるような献立を作りましょう。
2人で200円!家計のお助けメニュー
まとめて買った食材が余っちゃう?そんな時には「冷凍保存」
「1週間分の食材をまとめ買いしたものの、駄目にしてしまった」という経験がある方も、多いかもしれません。食材には、それぞれ適切な保存方法があります。
それぞれの食材の保存方法を、勉強することも必要です。そのまま冷凍保存できるものなのか、下処理・調理してから冷凍保存すべきなのかなど、知っておけば食材を上手に使い切ることができますよ。
2人でもお得!家族だったらさらに単価が安くなるお得なレシピ
夫婦二人暮らしの場合には、一人暮らしの場合よりも節約するチャンスです。食材は二人分になりますが、調理にかかる光熱費は1人分で済みます。二人で1食200円以内も、夢ではありません。
家族が多ければ多いほど、単価が安くなるメニューの代名詞は鳥の唐揚げです。唐揚げに限らず、揚げ物は一度に多く作ったほうが、お得になります。
鶏肉はもともと安い食材ですが、業務用など大きなものを買い、一度に調理しておけば単価がやすくなります。
月決めよりも「週」で決めてさらに節約間違いなし!
一ヶ月の食費の予算をはじめに決めておきましょう。
目標が決まったら、週単位での目標を立てます。月単位の目標だけだとどうしても、週によりばらつきが出てしまい、結局月の予算を超えてしまうということがあります。
週単位で目標を立て、毎週その目標をクリアするような献立を立てるのがポイントです。
献立きめのコツ!献立表は「アバウト」に決めるがよし!
献立表は、必ずしもメニュー名まで記入する必要はありません。使う食材、もしくはメインの料理だけ記入してもいいでしょう。
ガチガチに献立を立てすぎてしまうと、予定が狂った時にその後にも影響が出てしまいます。献立はアバウトに決めながらも、週の予算を意識した献立を作ってみましょう。
レシピサイトの節約レシピがとにかく使える!
レシピに煮詰まった。そんな時にはクックパッドがお役立ちサイト
1週間分の献立を考えていると、どうしても煮詰まってくる時が出てきます。
そのような場合には、クックパッドをはじめとしたレシピサイトやアプリを参考にしてみましょう。食材での検索ができるものも多く、アイデアも浮かびやすくなります。
使いまわしのアイデア料理で、次々決まる新たな献立
食材の使い回しを身につけると、さらに節約効果が高まります。余った食材は、レシピサイトで検索し、使い回しができないか調べてみましょう。
余った食材を中心に考えることで、次々と新たな献立が生まれてきます。それぞれを記録しておけば、自分だけのレシピ本ができます。
節約料理、お腹が減っては意味がない。ボリューム満点料理とは
節約レシピを試してみたものの、味が好みでなかったり、量が少なかったりと満足できなくては意味がありません。
家族の人数や、味の好みの近い人のレシピを見つけておくことがポイントです。
ボリューム満点料理に活用したいのが、じゃがいもです。じゃがいもは、価格も安く長期保存ができることに加え、さまざまな用途があります。
とんかつのお肉と切ったじゃがいもを一緒に衣をつけ揚げれば、ボリューム満点のカツができます。マッシュポテトやポテトサラダ、など副菜にも応用ができます。じゃがいものレシピを検索してみましょう。
低栄養高カロリーじゃ意味がない。ブログを覗いてヒントをいただき!
節約だけを意識した献立、栄養やカロリーを気にしない献立は、おすすめできません。
栄養バランスが崩れては体調も崩しがちになり、医療費などがかかります。結果として節約にならない、ということにならないためにもバランスの良い献立を作りましょう。
主婦のブログやレシピサイトを参考に、家庭に合った健康的な献立を見つけてみましょう。
無理しないことが大切。料理も節約も「楽しむ」が大事!
節約は、継続してはじめて効果を実感できます。1週間の献立も、継続できるように楽しむことが大切です。
献立を考えることに、煮詰まった時はレシピサイトやブログを参考にしてみましょう。そこに自分なりのアレンジを加えられれば、さらに楽しく・美味しく節約できるようになります。
「継続するために、楽しく」を忘れずに、今日から節約を始めましょう。
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