ATMの手数料は、普通預金の利息に匹敵する?!
ATMはみなさんもよく利用する場所でしょう。
最近ではコンビニでもATMが利用できるようになっており、ますます私たちの身近になり便利になっています。
しかし、ATMは多くの場合利用するのに手数料がかかります。1回引き下ろすのに数百円かかります。
今の銀行の普通預金の利息は0.02~0.03%ぐらいなので、100万円を1年間預けておいた利息が、ATMの手数料2回ほどで、いっきになくなってしまいます。
出来ることならATMの手数料は節約したいと思いませんか?
ここではその手数料を節約する方法をご紹介します。
その1・手数料が引かれないATMを絶対に利用する。有料の提携ATMは意地でも使わない。
ATMの手数料は提携している銀行のATMを利用する場合には取られます。
このために、自行のATMを利用すれば手数料はかからずに済みます。
たとえば三井住友銀行なら、三井住友銀行だけのATMを利用し、他行のATMやコンビニのATMは利用しない、こうすれば手数料は一切かかりません。
意地でも同行内のATMだけ利用するという方法があります。
その2・手数料が引かれなくなる各銀行のサービスに登録する。
銀行では通常は手数料はとっていますが、条件さえ揃えば手数料を無料にしてくれるサービスがあります。
三井住友銀行(以下のどれかに該当すると月4回まで手数料無料)
・指定の口座で給与または年金を受け取ること
・指定のクレジットカードの利用代金引き落としがあること
・残高が30万円以上であること
・月末までにweb通帳の契約があること
三菱東京UFJ銀行(以下に該当すると月3回まで手数料無料)
・三菱東京UFJダイレクトを契約
・残高が30万円以上であること
みずほ銀行(以下のどれかに該当すると月4回まで手数料無料)
・残高が10万円以上であること
・その月にクレジットカードを利用していること
・みずほ銀行でNISA口座の開設
・住宅ローンやカードローンなどの借入れがあること
・資産運用商品の残高があること
またみずほ銀行では、みずほマイレージクラブに入会が必須です。
このように条件さえ揃えばATM利用手数料が無料になりますので、これらのサービスを利用するのも一つの方法です。
銀行によっては提携ATMとコンビニATMで条件が違う場合もありますので、問い合わせてみると良いでしょう。
その3・手数料が無料になる銀行に乗り換える。
銀行の中には提携ATMやコンビニATMでも、条件無しに手数料無料になるところもあります。
月1回まで無条件で他行やコンビニATMの利用手数料が無料
・ジャパンネット銀行(セブン銀行、ゆうちょ銀行が対象)
・新生銀行
月2回まで無条件で他行やコンビニATMの利用手数料が無料
・オリックス銀行
※楽天銀行宛は対象外です。
月3回まで無条件で他行やコンビニATMの利用手数料が無料
・住信SBIネット銀行
※楽天銀行宛は対象外です。
コンビニATMの利用手数料が無条件で利用手数料無料
・ソニー銀行(セブン銀行が対象)
・じぶん銀行(セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソンATMでの入金が対象)
このように回数に制限があったりはしますが、無条件で手数料が無料になるところもあります。
その4・使うお金は1ヶ月分、まとめて下ろす。
ATMなら使えば使うほど手数料はかかり積み重なっていきます。
そのために、使う金額が決まっているならまとめて下ろすというのも一つの方法です。
たとえば、1回に160円手数料がかかるなら、月1度しかATMを利用しなければ年では1920円ですが、これが月2回になるだけで、年額3840円にもなります。
ATMの手数料は数百円ですが、積み重なれば大きな金額になるので、いかに使う回数を減らすかというのも節約するための方法です。
ちょっとした工夫で、ATMの手数料はぐっと抑えられるんです。
いかがだったでしょうか?
ATMの手数料は、条件によって無料になったり、月に何回までは無料というところもあったりして、探してみれば無料で利用できる銀行もあったりします。
昨今では銀行の普通預金などの利息は限りなく少なくなっており、100万円ほど預けておいても1年でもらえる利息は数百円にしかなりません。
これぐらいの金額だと、ATMを数回利用した手数料でなくなってしまいます。
だからこそ、ATMが無料で利用できる銀行を使うのが節約にもなります。
あなたも今日から手数料無料の銀行を利用してみてはいかがでしょうか。
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