生活費の節約はストップ!やり方を工夫してみよう!
一人暮らしをしている人の中で、食費や光熱費や日用品の買い物などで給料日前までにはほとんどお金が残らないという人もいるでしょう。
いろいろと贅沢は我慢して切り詰めるだけ切り詰めているのに、これ以上は無理かもしれないと思っていませんか?
そのような節約がうまくできない人におすすめの方法として最近注目を集めているのが、1ヶ月5週間やりくりと呼ばれる方法です。
これは従来の1か月単位という考え方を捨てて、5週間分に予算を分けてお金の管理をする方法のことです。
この方法で資金管理をすれば、実は無理をすることなくお金を貯められるといわれています。
給料日に予算の設定をやり直すことも、1か月が何日だろうと関係なくできる方法なので頭に入れておいて損はないでしょう。
食費と日用品費、雑費はまとめて管理!1ヶ月を5週間に分けよう!
「1ヶ月5週間やりくり」って何?
カレンダーを見てみましょう。
1か月というのは4週間できちんと終わらないことが気が付きませんか?
1ヶ月30日で考えると4週間と3日、31日の場合4週間と4日になります。
実はこの3日とか4日といったあまりの出てしまうのが、予算のやりくりを難しくしていました。
そこで1か月を5週間として予算設定してしまうのです。
そうすれば3~4日余りができますから、このお金は自動的に貯蓄のための資金に回せるわけです。
これまで厳しかった月末の3~4日も無理なく乗り切ることができるわけです。
どれくらい節約できるの?
どの程度貯蓄ができるか、ここでは4万円を月の予算として仮定します。
この場合、週8000円使える計算になります。
1年は52週と少しあります。
52×8000円は、41万6000円になります。
年間予算で見ると月4万円の12か月分ですから、48万円になります。
となると差し引き6万4000円が使われることなく貯蓄のための資金にできるわけです。
ちなみにこれを予算月6万円でシミュレーションをしてみると、年間9万円が余る計算になります。
6万円とか9万円貯金できると思えば、モチベーションも出てくるはずです。
1ヶ月5週間やりくりの方法
5週間のやりくりの方法ですが、すごくシンプルなルールです。
1か月を5週間として、週当たりの予算をどうするかを考えていけばいいわけです。
たとえば先ほど紹介した月4万円のルールでやれば、週当たりの予算は8000円となります。
月5万円とすれば、週使えるお金は1万円となります。
この月の予算設定をどうするかはポイントになります。
あまりに少なく設定すると、生活必需品を購入できなくなる恐れがあります。
また大きくし過ぎてしまうと、給料のやりくりが難しくなります。
一回自分の家計の収支を検討して、いくらに設定するのが妥当か考えてみましょう。
「1ヶ月5週間やりくり」はお金の管理が苦手な人にこそオススメ!
この1か月を5週間あると仮定して資金管理をする方法ですが、なかなか貯金の出来ない人におすすめの方法といえます。
1か月に5週間あると仮定すると、日数が余計になります。
ということは、その日数分だけ余計に予算をとってやり繰りするのと一緒ということになります。
もしも途中で予算が切れてしまったとか、臨時の出費などの想定外のことが起きた場合でも自動的に月ごとに貯蓄できるわけですからそれを一種の予備費として捻出できます。
つまり資金がショートしてしまってどうしようといった事態を無理なく回避できるわけです。
このやりくり方法ですが、生活費に活用するとやりくりがしやすいといえます。
たとえば食費や光熱費、日用品の購入費用に関して、月々でそれほど大きく上下動はしないはずです。
ですからこれを1ヶ月5週間で割って資金管理をすれば、ある程度毎月決まった額を貯蓄に回せるようになります。
その一方で突発的に費用の発生することの多いものに関しては、この貯蓄法はあまり向いていないといわれています。
具体的には被服費や美容費、医療費、クレジットカード払いのものなどです。
また余ることを当て込んで買い物などをするやり方も避けるようにしましょう。
今月はどうせ何日分余るから、最初のうちに使ってしまえでは、この貯蓄をする意味合いが半減してしまいます。
予算通りにお金を使うことに注意しながら、資金のやりくりをしていきましょう。
貯まったお金でプチ贅沢をするのもアリ!
先ほども紹介したように、1か月を5週間分として資金管理をする方法を実践すれば、1年間でそれなりにまとまったお金を確保できます。
先ほどのシミュレーションを基にすると月々4万円で6万円ちょっと、月々6万円で予算管理をすると9万円もの資金です。
このお金をどう使うかですが、それは皆さん次第でしょう。
たとえば全額を貯金に回して、将来の結婚生活資金とかマイホームの頭金として準備しておくのもありでしょう。
その他には思い切って旅行するなどの贅沢なお金の使い方も考えられます。
パーッと時にはお金を使ってしまうのも一つの考え方です。
このようにメリハリのあるお金の使い方をすることで、貯金をするためのモチベーションを高めることもできるわけです。
無理なく貯金ができる1か月を5週間として管理する方法は、今まで何をやってもお金の貯まらなかった人におすすめです。
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