家のクローゼットが服で溢れかえっていませんか?
皆さんはクローゼットやタンスに入りきっていない洋服はありませんか。洋服を置く場所ではないところにまで洋服が置かれているということはありませんか。
洋服は腐ったり、消費したりするものではないので、何もしなければ、どんどん増えていきます。
「ちょっとずつは捨てているけど、なかなか減らない。」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、溢れかえるレベルまで到達してしまった洋服は、断捨離で解決するしかありません。
断捨離の方法を覚えて、お部屋はもちろん、気持ちにもゆとりある生活を送りましょう!
後悔しない!服の断捨離のコツと基準
収納されている洋服を引っ張り出そう
まずは今、持っている洋服の棚卸です。
クローゼットやタンスにしまわれている洋服、衣装ケースにしまわれている洋服、全て出します。自分が持っていた洋服の量にぞっとすることでしょう。
この状況からスッキリさせるためには、闇雲に捨てていっても、時間がかかるうえ、断捨離がはかどりません。
これらの洋服をスッキリさせるコツは断捨離の目標値を決めることです。
溢れかえっている洋服の量にも依りますが、今持っている洋服の50~80%を目安に断捨離していきましょう。
また、一着一着、捨てるか否か考えながら断捨離していくと、いくら時間があっても終わりません。捨てるか否かの判断をある程度、機械的に行えるよう、断捨離の判断基準を作ります。
以下で、断捨離の判断基準についてご紹介していきます。
一年以上着ていない服は捨てるのがベスト
フォーマル用の洋服以外で、一年を通して着なかった洋服はありませんか。これらの洋服は365日間、全く需要が無かった洋服です。今後も需要はほぼ発生しないでしょう。よって即刻処分します。
引っ張り出した洋服の中には、「こんな服、持っていたかな?」や、「そういえばこんな服、持っていたなあ。」と持っていることすら忘れていた洋服はありませんか。記憶にないということは、持っている必要がない洋服なのです。即刻処分しましょう。
また自分自身にも知人にも妊娠する予定はないのに、マタニティドレスを持っていたり、ベビー服を大切に保管していたりしませんか(筆者もそうでした)。自分で持っていても日の目を見ることのない洋服ですので、こちらも即刻処分しましょう。
また、「痩せたら着る。」ということで、大切に取ってある洋服はありませんか。痩せた時に着ようと思っている洋服も、一年以内に着ていないのであれば、処分してしまいましょう。痩せた時に着る洋服は、痩せてから考えればよいので、今は持っている必要はありません。処分しましょう。
また、衣替えのシーズンなどに合わせて、年に1度は、1年間で着ていない洋服がないかを確認し、着ていないものは潔く処分してしまいましょう。
上述のルールで断捨離を進めると、かなりの量が処分できるはずです。
似たような服は一枚だけに厳選しよう
これまで着たことのある色やデザインには安心感があるうえ、ご自身の好みがあるので、色や形が似通った洋服をつい買ってしまいがちです。引っ張り出した洋服は「黒っぽいものが多い」とか、「パーカーが多い」とか、似たような洋服がたくさんありませんか。似たような洋服は、1枚だけに厳選しましょう。
黒系のジャケット類、夏物ワンピース類、ボーダーシャツ類、白系Tシャツ類など、似たもの同士をまとめて、その中から一枚ずつ選抜しましょう。
似通ったものをより多く持っている方は、これでかなり断捨離が進むはずです。
「ひとついれたらひとつだす」が鉄則!
冒頭にも申し上げたとおり、洋服は、腐ったり、消耗したりするものではないため、手放さない限り減りません。新しい洋服を買えば、単純に増えていきます。せっかく断捨離でスッキリしたクローゼットやタンスも、洋服を買い足し続ければ、あっという間に満杯になり、ついには洋服が溢れた残念な状態に戻ってしまいます。
二度と洋服が溢れた状態に戻らないために、「1着増やしたら、1着捨てる」の鉄則を守りましょう。ですので、洋服屋さんに行っても、捨てるまで、もしくは捨てるものがはっきりするまで、買い足してはいけません。
その服が好きかどうかで決めるのが断捨離のコツ
似たような洋服から一着選抜するときもそうですが、複数の中から一つを選ぼうとすると、迷ってしまうこともあると思います。そのようなときは、好きな方、思い入れがある方を選びます。捨ててしまった後、激しい後悔が起こると、物を捨てることに対して、激しい抵抗感が生まれ、捨てられなくなり、結局、元の洋服の溢れた状態に戻ってしまいます。
ですので、捨てた後に後悔しないよう、断捨離するときは、好きなもの、愛着のあるもの、着ることが楽しみなものを残すようにしましょう。
「もったいない…」捨てられないなら売ってみよう!
着ない服でも捨てたくない!
断捨離した洋服の中には、着る頻度が少なかった分、まだ十分着られるきれいなものもたくさんあるのではないでしょうか。これらの服まで資源ゴミや燃えるゴミに出してしまうのは、もったいないどころか、罪悪感すら覚えます。
そのようなときは、これらの洋服に第二の人生を歩んでもらうべく、売ってしまいましょう。
物を捨てられない人にとって「着ないから捨てる」となるには、相当な覚悟が必要です。
しかし、「着なくなった洋服を誰かにあげる」と思えば、簡単に手放すこともできるのではないでしょうか。
洋服を手放すことへの負い目を軽くするために、フリーマーケットや洋服買い取りサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
洋服買い取りサービスはこんなにある!
最近はテレビでも買い取り業者のコマーシャルをよく目にするようになりましたが、世の中には買い取り業者がたくさんあります。インターネットでざっと調べただけでも、10社以上あります。
また買い取りサービス業者ごとに特徴が異なり、ブランド品を高く買い取ってくれる業者、衣類と合わせて家電まで買い取ってくれる業者、買い取り価格は安めだがノンブランド品も買い取ってくれる業者など、様々です。
「ノンブランドだし、古いし、買い取ってくれるかな?」と思われる洋服も、洋服の重量で買い取ってくれる業者もありますので、断捨離したもののほぼ全てが買い取ってもらえるはずです。
ただし、上述のように、買い取りサービス業者によって、ブランド品しか買い取ってくれないところや、丁寧だけど時間がかかるところなど、特徴が異なります。ご自分が手放そうとしている洋服を見て、どの業者が最も自分に合っているか調べておきましょう。
通販でも手軽に買い取りができるところも
実店舗に行かずとも、洋服を買い取ってくれる洋服買い取りサービス業者も多数あります。多くのサービス業者は、インターネット上で買い取りの申し込みをすると、専用の梱包キットが自宅に送られてきて、その中に売りたい商品を入れ、指定の場所に送り、査定結果を待ちます。査定結果が気に入らなければ、返送してくれます。
また、売りたい品が20着、30着とある場合、送料無料になることもあります。
今回のように断捨離で大量の洋服を処分したい時などは、実店舗に持っていくのは重労働ですので、通販でできる業者の方が手軽で良いかもしれません。
部屋にも心にもゆとりのある生活を
断捨離前は、洋服を出し入れする際、洋服が複雑に絡み合って出てこなかったり、引き出しが閉まらなかったりすることもあったと思いますが、断捨離でしまうスペースに余裕が生まれることで、洋服の出し入れがスムーズになり、ストレスがなくなります。
また、断捨離により洋服が減ると、洋服をしまっておくタンスや衣装ケースなども不要になるので、部屋が見違えるようにスッキリし、快適な住空間へと生まれ変わります。
生活の基本である住まいが快適になると自然と心にもゆとりが生まれます。
自宅にどんな服があるかを見つめなおすことでおしゃれになったり、ゆとりが生まれたことで魅力がUPすることも。
また、気軽に物を買わなく(買えなく?)なるため、経済的にも余裕が生まれます。
良いことだらけの断捨離をぜひ実践してみましょう。
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