JCBカードの種類と切り替え方法について
JCBカードWやJCBカードWplus Lへの切り替えはできるのか?
一言にJCBといっても、発行されているカードの種類はたくさんあります。
グレードはもちろん特徴別やカテゴリ別、更には限定デザインなども合わせると、2018年現在でなんと183種類もあるんです!
そんなカードの中から「JCBカードWにしたい!」そう思った時はどうすれば良いのでしょうか。
今回は「JCBカードWに切り替える」ことを前提として、その方法や注意事項について詳しくご紹介していきましょう。
JCBカードW | |
発行会社 | 株式会社 ジェーシービー |
ブランド | JCB |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1%~3% |
電子マネー | QUICPay |
海外旅行保険 | 最大2,000万円 |
国内旅行保険 | なし |
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JCBカードの種類を切り替える方法
切り替えと新規契約の違いについて
まずは「切り替え」と「新規契約」の差を知っておきましょう。
これらは全くの別物です。
切り替えは、同種のカードでのグレードのアップダウンとなります。
新規契約というのは新しくカードを契約することですので、ゼロからのスタートとなります。
新規契約は今のカードを解約しないといけない?
新しく新規契約をした場合です。
この場合、既存のカードを使い続けたいのであれば、そのまま使用しても問題ありません。
ただ新規契約したカードのみを使用し、既存のカードは使わないというのであれば、放置するよりも解約することをおすすめします。
「カードを複数枚持っている」ということがプラスに働くことはありません。
また今後違うカードを作る際には審査に通りにくくなる可能性もありますので、使わないカードは解約してしまいましょう。
OkiDokiポイントやマイルについて
JCBカードの魅力といえばOkiDokiポイントやマイルなどのポイントプログラムです。
これらは切り替えしたからといって、それまで貯まっていたポイントが失効されることはありません。
切り替えができるのであれば、ポイントの引継ぎも可能です。
しかし新規契約であれば、またゼロからのスタートになりますので、引き継ぐことはできないので注意しましょう。
もし解約するのであれば、解約までに貯まっているポイントを使い切るのを忘れてはいけませんよ。
切り替えで失敗しないためのワンポイント
切り替えで失敗しない方法とは?
切り替えで決して失敗しない方法があります。
それはJCBに直接問い合わせておくことです。
JCBのコールセンターでは、カードの切り替えについて相談することができます。
すでにJCBカードを持っている場合は、今のカードから切り替えられるJCBカードも教えて貰えますので、失敗することはありません。
分かりやすいものはオリジナルシリーズ
先ほど183種あると言ったように、JCBには様々なシリーズカードがあります。
「切り替えできるカード」かどうか見分けるのに1番簡単な方法は、同じシリーズのものにすることです。
例えば「JCB一般カード」から「JCBゴールド」への切り替えは可能です。
その逆でも問題なく切り替えができるでしょう。
しかし「JCB一般カード」から、別のシリーズものへは切り替えは出来ません。
例えば「JALカード」や「ディズニーカード」などへは切り替えることは出来ないのです。
別種シリーズのカードが欲しい場合は、新規契約をせねばなりません。
JCBカードは解約すると損?
切り替えできない場合に解約するのは損なのか?
-
・JCBカードは同種シリーズであれば切り替えができる
-
・別種シリーズが欲しいのであれば新規契約になる
この「別種シリーズが欲しい=切り替え出来ない場合」です。
この場合は既存のカードを使わないのであれば、解約することをおすすめしましたね。
長年使っていたカードを解約するのはなんだかもったいないと感じる人もいるでしょう。
損することになるのはステータスカードです。
インビテーションで一般カードからゴールドになった、ブラックになったという方は、解約することでそのステータスが失われ損になります。
しかしステータスが上がっていない、もしくは今はもうほとんど使っていないというのであれば、損するのはポイントを失効してしまうことです。
これは先述したように解約前にしっかりと消費しておきましょう。
「あまり使わない」「ポイントは消費した」この2つに当てはまるのであれば、解約しても損することはありません。
ステージ制のリセットについて
これが上記でも挙げたステータスのことです。
ステータスが上がればその分特典なども充実しますので、それを解約してしまうことは損になることになります。
ただ「ステータスは上がったけれどもう使わない」というのであれば、解約してしまっても良いかもしれません。
高ステータスカードでは高額の年会費などがかかる場合があるからです。
ステータスで得られるメリットと、年会費などのコストを考慮してから決めましょう。
新規契約は普段から使っているか?がカギになる!
今のカードは何がだめか?
切り替えと新規契約で迷った際は、「今のカードの何が駄目なのか」ということを考えましょう。
例えばANA系カードやJAL系カードの場合です。
この場合「マイルを貯めやすい」ことがメリットですが、「あまり飛行機に乗らない」というのであれば必要のないカードです。
それならばJCBカードWへ新規契約した方が、ポイントも貯まりやすくメリットが多くなるでしょう。
-
・今のカードのメリット
-
・新規契約するカードのメリット
この2つを考えると、行動に移しやすくなるでしょう。
カードを使わない場合は別種へ乗り換えた方が良い
-
・今のカードを使っているかどうか
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・今のカードのメリットを享受できているかどうか
これも大事な指標です。
例えばETCと一体化したカードでは年会費が発生しますが、高速に乗らないのであれば年会費無料の一般カードで問題ありませんよね。
他にも旅カードと呼ばれる旅行を多くする方にはメリットの大きなカードもありますが、これも旅行にそう頻繁に行かないというのであれば、かかる年会費分が損です。
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・年会費がかかっているけれどあまり使わない
-
・年会費分を取り戻せるほどメリットの恩恵を受けていない
というのであれば、切り替え、もしくは新規契約することをおすすめします。
どんなカードに変更するのがおすすめか?
カードの利用頻度が低い場合は一般カード
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・スーパーやコンビニでの買い物もカード決済をする
-
・現金はあまり持ち歩かない主義だ
というように、しょっちゅうカードを使う方もいるでしょう。しかし
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・旅行先などあまり現金を持ち歩きたくないときしか使わない
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・インターネットショッピングをするときしか使わない
など、カード決済をあまりしない方もおられるかと思います。
もしあなたが後者なのであれば、JCBカードWのような一般カードがおすすめです。
上位カードは年会費が高いことが多いので、あまり使わないのに高額な年会費を支払うのはもったいないですよね。
また、一般カードでも年会費が有料のカードもあります。
このような場合も、カードの利用頻度が低いならば年会費が永年無料のJCBカードWが良いでしょう。
-
・カードの使用頻度が低いのであれば年会費無料の一般カード
これが1番です。
特典が充実しているカードが欲しい場合は上位カードか提携カード
上記とは別で「特典を重視したい」というのであれば、上位カードがおすすめです。
また、提携カードも提携先における特典が充実しているのでおすすめです。
例えば頻繁に飛行機に乗るのであれば航空会社との提携カード、ゴルフをされるのであればGRAND OAK PLAYERS CLUB JCB、野球がお好きならJCBセントラルリーグオフィシャルカードなどがそうです。
-
・特典重視で上位カードにする
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・自分に合った提携カードにする
これもおすすめのカード選択方法です。
JCBカード内での切り替えをする時はあらかじめ確認してから
同じJCBカードでも、切り替えが出来るものと出来ないものがあります。
【同種シリーズへの切り替え:可能】
-
・ポイント引継ぎ:アリ
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・ステータス継続:カードによって切り替え出来るものと出来ないものがある
【別種シリーズへの切り替え:不可能=新規契約になる】
-
・ポイント引継ぎ:ナシ
-
・ステータス引継ぎ:ナシ
この違いをしっかりと把握しておきましょう。
また切り替え、もしくは新規契約する際は、1度行った契約を解消することはできません。
契約前にはメリット・デメリットを確認し、後悔のない選択をするようにしましょう。
JCBカードW | |
発行会社 | 株式会社 ジェーシービー |
ブランド | JCB |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1%~3% |
電子マネー | QUICPay |
海外旅行保険 | 最大2,000万円 |
国内旅行保険 | なし |
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