2018/02/19

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タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンによる節税は一つ間違うと脱税にもなる?

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンと脱税違いとは?

タックスヘイブンと聞くと脱税しているのではないかと疑問に思いますが、タックスヘイブンは脱税ではありません

 

この記事ではタックスヘイブンと脱税の違いなど詳しく解説しているので、最後までご覧いただけると幸いです。

 タックスヘイブンについて知りたい場合は?

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンを直訳すると、「税の避難所」となります。

 

自国の税率より低い国や地域の税制を利用して納税額を節税する方法です。

 

タックスヘイブンを利用することは、自国の税制を逃れる行為となり税逃れと非難されることがあります。

 

しかし、タックスヘイブンは各国の税制を利用した合法的な節税対策であり脱税ではありません。それでは、タックスヘイブンについて詳しく紹介していきましょう。

 

タックスヘイブンはいくつかの特徴があります。

 

1つ目は、税制が低いことです。世界の中にはまったく税金がかからない国もあります

 

2つ目は、規制が緩いことです。タックスヘイブンの国や地域は税制に対して規制が緩く過干渉ではありません。

 

3つ目は、秘匿性が高いことです。タックスヘイブンを利用して子会社を設立しても代表が誰なのか情報が漏れる可能性は低いです。運用利益などの資産も本人以外の人は詮索できません。

 

4つ目は、タックスヘイブンにおいて実質的活動を要求しないことです。

 

タックスヘイブンに住所さえあれば、日本で事業を行っていてもタックスヘイブンを利用することができるわけです。その国へ行かなくても節税ができるのです。

 

タックスヘイブンの仕組みをさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧になってください。

 

「よく聞くタックスヘイブンって何?分かりやすく解説します!」

タックスヘイブンが違法か合法化について知りたい場合は?

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンは租税回避をしているから脱税しているのではないかと思われていますが、タックスヘイブンは世界各国の税制を活用して納税額を節税する合法的な節税であり脱税とは違います

 

しかし、本来その国で徴収できるはずの税金を取れないことになるので国益に影響が出るのではないかと懸念されています。

 

タックスヘイブンは秘匿性が高く外部へ情報が漏れる可能性が低いことを利用して、マフィアなどが麻薬取引などで得た資金をタックスヘイブンへ隠匿してしまうマネーロンダリング(資金洗浄)が大きな問題となっています。

 

タックスヘイブンは法人税や所得税などを無税または低い税率を適用している国を利用して節税する方法です。それに対して脱税は利益や資産に対して納める必要がある税金を意図的に払わないことを言います。

 

日本ではタックスヘイブンによる租税回避を防止するためタックスヘイブン対策税制が設けられています。

 

タックスヘイブンが違法か合法かについてはこちらの記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧になってください。

 

「タックスヘイブンに違法性はないのか?脱税との違いは?」

 中途半端にタックスヘイブンを活用すると脱税になる場合がある?

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンが悪い事に使われている事も必要である

タックスヘイブンは企業や個人の資産家が節税のために利用することが一般的ですが、中には麻薬組織の資金源や裏金など隠すために使われていることも事実です。

 

タックスヘイブンを利用したマネーロンダリングを無くすには、世界各国が団結して対応しなくては永遠に無くならないでしょう。

    
タックスヘイブンによる節税が脱税となる場合

日本に本社がある会社がタックスヘイブンに子会社を設立して得た利益は、日本にある本社の利益と合算して課税されます。会社の代表が役員報酬をもらっている場合も同じく課税されます。

 

海外に移住して海外で1年間の半分以上住んでいれば日本で課税されることはありませんが、日本に半年以上滞在していれば日本に居住しているとみなされ日本で課税されてしまうので注意してください。この場合、税金を払わないと脱税となってしまいます。

    
節税するつもりが脱税になりかなりの損失を受ける事も

節税するつもりが脱税になると企業の場合は大きな信頼を失うことにつながります。結果的に商品やサービスの低下につながり、会社が存続危機になってしまいます。

 

日本で事業を行う場合やタックスヘイブンに子会社を設立した場合でも、しっかりルールに従って納税することが、結果的には大きな利益に結びつくことではないでしょうか。

タックスヘイブンを利用した脱税もある

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

租税回避地(タックスヘブン地域)に親会社を設立し知的財産権などを移転する

タックスヘイブンを利用した脱税の方法として、タックスヘイブンに親会社を設立して、知的財産権を移すことで母国に属さなくなるため税金を逃れることができます。

    
規制に最も積極的な国はアメリカになる

アメリカでは大企業が各国の会社と合併してアメリカ母国から税金を逃れようとする動きがあります。

 

アメリカ政府はこうした節税目的のスキームを防止するため新たに規制を作り、税金を逃れる行為を防止しています。

    
脱税やマネーロンダリングで使用する事が問題になる

タックスヘイブンは秘匿性が高いことで有名ですが、この特徴を使った脱税やマネーロンダリングが世界中で問題視されています。

 

タックスヘイブン自体は合法的な節税方法ですが、中には悪意ある脱税を行っている事例もあり根絶しなければならない問題となっています。

 タックスヘイブンやり方について知りたい場合は?

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンを利用した租税回避のやり方は企業と個人ではやり方が異なってきます。

 

企業であれば、タックスヘイブンに子会社を設立して、日本で得た利益をタックスヘイブンの子会社に移します。そうすれば、タックスヘイブンの税率が適用されて節税することができます。

 

個人の場合は、タックスヘイブンの国へ居住することが必要になってきます。しかし、一般的に個人の方が海外へ移住することは難しいかもしれません

 

その場合は、1年間の半分以上を海外で居住すれば本国の税金を払わなくても済みます。生活の拠点が海外にあることが証明されればいいわけなのです

 

タックスヘイブンを利用した節税方法をさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧になってください。

 

「タイトル:企業や富裕層が活用するタックスヘイブンによる租税回避のやり方とは?

タックスヘイブンによる脱税の摘発について

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

国を超えた脱税摘発に各国が動いている

最近はタックスヘイブンを利用した脱税や租税回避に対応するため、国を超えた脱税摘発に各国が動いています。

    
脱税摘発へ各国が連携している    

世界各国の税務当局は連携して情報を共有することで、タックスヘイブンのグローバル化に対応しています。


日本も租税回避行為の捜査部隊に協力する

日本はタックスヘイブンを利用している金額が世界の中でも上位になります。そのため日本も租税回避行為の捜査部隊に協力することで、世界各国と連携をとって脱税を摘発しています。


タックスヘイブン諸国への風当たりが厳しくなっている

タックスヘイブンを利用した脱税摘発に世界各国が連携して取り組んでいることで、最近はタックスヘイブン諸国への風当りが厳しくなっています。国際的な圧力には勝てないのが現状です。

    
複雑な脱税スキームに対抗している

以前は、タックスヘイブンを利用した脱税は、情報が開示されなかったことで摘発ができませんでした。しかし、各国の情報共有が進んでいる現在は、簡単に銀行の口座情報を入手できるので脱税を摘発できるようになっています。

タックスヘイブン個人について知りたい場合は?

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンは企業や富裕層の方が利用するだけではなく、個人の方でも利用できます。しかし、個人でタックスヘイブンを利用するにはいくつかの制約があり、現実的にはハードルが高いと言えるでしょう。

 

タックスヘイブンの個人について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考に読んでみてください。

 

「個人でのタックスヘイブン税制対策は適用される?」

 タックスヘイブンにより節税は間違ったやり方をすると脱税になる

タックスヘイブンにより租税回避と脱税の違いについて分かりやすく解説!

タックスヘイブンを利用して節税を行うことは合法的なやり方なので、特に問題はありません。しかし、各国の規制をしっかりと確認しておかないと最悪の場合、脱税となってしまします。

 

タックスヘイブンは間違ったやり方をすると脱税になるので注意してくださいね。

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