2018/02/08

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世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

世界のタックスヘイブンの国や地域を紹介!

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

タックスヘイブンはパナマだけではない?

パナマ文書流出事件をきっかけに、「タックスヘイブン先=パナマ」のように捉えている方もおられるようですが、世界にはまだまだ多くのタックスヘイブンがあります。

今回はそんなタックスヘイブン先とされる国や地域について、詳しくご紹介していきましょう。

タックスヘイブンについて知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

タックスヘイブン先を知る前に、まずはタックスヘイブンについての基礎知識を得ておきましょう。

タックスヘイブンの仕組みや特徴、タックスヘイブン先ごとに異なる形態など、詳しい情報が紹介されている記事をご紹介しますので、こちらを参考にしてみましょう。

 

「よく聞くタックスヘイブンって何?分かりやすく解説します!」

タックスヘイブン国のメリットについて知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

タックスヘイブンを行うメリットとして節税効果にばかり目が行きがちですが、実はそれ以外にも企業にとって嬉しいメリットは存在します

そんなタックスヘイブンのメリットについて知りたい方は、下記の記事を一読してみましょう。

またこちらにはメリットだけではなくデメリットも紹介されていますので、併せて参考にしてみると良いでしょう。

 

「タックスヘイブンにはどんなメリットやデメリットがあるのか?」

世界中にあるタックスヘイブンについて

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

英国は世界最大のタックスヘイブン大国?

世界で1番のタックスヘイブン大国とされているのがイギリスです。

そもそもタックスヘイブンというシステムを作り上げたのがイギリスであるため、現在タックスヘイブン先とされる国や地域の多くがイギリス領となっています。

スイスは強固な守秘義務制度を改正してタックスヘイブンから離脱?

スイス銀行の特徴といえば、マンガや映画などでも知られるその強固な守秘義務でした。

しかしそんなスイス銀行が金融口座情報の自動的交換の共同声明に署名したのです。

これによりスイス銀行最大の特徴が失われると共に、タックスヘイブンの特徴でもある「透明性の欠如」が解消されることになりました。

ルクセンブルクは租税軽減の秘密協定が問題化している

現在世界中でタックスヘイブンに関する規制が強化されてきていますが、それに逆流するかのように、ルクセンブルクで租税軽減の秘密協定が結ばれました

これはルクセンブルクを利用している多国籍企業に対する優遇措置であり、タックスヘイブンを増長しかねない協定です。

そのためこの租税軽減の秘密協定については、世界中で是非が問われる論争が巻き起こっています。

オランダはフォーチュン500の企業の半数が利用 している

オランダは2010年の1年間だけで、多国籍企業に対して1,270億ドルもの節税効果をもたらしたとされています。

スターバックス社が利用していたことで知られることになった「ダブルアイリッシュダッチサンドイッチ」と呼ばれる節税方法を始め、オランダは多国籍企業御用達の地となったのです。

実際にフォーチュン社が発表している世界の多国籍企業500社のうち、48%にも上る企業がオランダを利用しています。

実は世界で最悪タックスヘイブンはアメリカにある?

このご時世に優遇措置の秘密協定を結んだルクセンブルク、多国籍企業御用達のオランダ、それら話題の国々よりも「世界で最悪のタックスヘイブン」と言われているのが、アメリカのデラウェア州です。

アメリカでは州ごとに異なる法律を定めており、税制に関しても国で一貫して決められていることではありません。

そのためデラウェア州はアメリカ国内でも問題視されており、世界一強大な国の中に存在するということで他国が干渉することもできない、最悪のタックスヘイブン先とされています。

OECDはタックスヘイブン対策を一段と強化している

タックスヘイブン規制強化に乗り出している中で、その指揮を執るのがOECDです。

そんなOECDでも、下記のような新しいルールを作成し、タックスヘイブン対策を強化し続けています。

 

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

参照元:日本経済新聞社

日本は世界で2番目に大企業や富裕層の巨額な課税逃れがある

世界中に存在するタックスヘイブン先は、もちろん世界中の国の人が利用しています。

しかしそんな中でも、我らが日本が世界で2番目にタックスヘイブンを利用している国であるという統計があるのです。

これは言うなれば「世界で2番目に国益を失っている国」ということになり、決して喜ばしいことではありません。

 

タックスヘイブン先として1番有名なのはやはりケイマン諸島ですが、日本はこのケイマン諸島だけでも、55兆円にも上る莫大な金額で利用しているのです。

また東証に上場している50社のうち45社がタックスヘイブンを利用しているとされていますので、55兆円どころか更にその金額は膨れ上がると考えられます。

パナマ文書について知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

タックスヘイブンに注目が集まるきっかけでもあり、「タックスヘイブン=悪」の風潮を強めてしまったのが、このパナマ文書の存在です。

冒頭でも言ったように、パナマ文書流出事件は記憶に新しいことでしょう。

下記の記事では、このパナマ文書について詳しく解説されています。

そもそもパナマ文書とはどういったものなのか、またどのような経緯で流出してしまったかなどを知ることができます。

 

「タックスヘイブンのパナマ文書って何?分かりやすく解説します!」

タックスヘイブンの地域や税率について知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

タックスヘイブン先とされる国や地域はもちろん、それぞれの場所の税率についても紹介しているのが下記の記事です。

こちらではOECDが公開したタックスヘイブンリストも知ることができます。

2000年と2010年ではその数にどのような変化があったのかを知ることで、よりタックスヘイブンというものへの理解を深めることができるでしょう。

 

「タックスヘイブンの国や地域にはどんな場所がある?」

世界の国税当局のつながりについて

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

租税条約って何?

租税条約は、別名「二国間租税条約」とも呼ばれています。

つまり我らが日本とタックスヘイブン先である国、2つの国の間でだけ公約を発揮する条約です。

 

例えばその国で商売をし利益を得た場合、その国でも課税され、日本でも課税されるといった二重課税が発生するリスクがあります。

しかしこの二国間租税条約があれば、そのようなリスクを防ぐことができるのです。

 

この条約の内容に関しては、租税条約を結んでいる国によって異なります。

今後タックスヘイブンの利用をお考えなのであれば、その国と日本ではどのような租税条約が施行されているのかを調べねばなりません。

租税条約で何ができる?

租税条約でできることは二重課税のリスクを防ぐことだけではありません。

それよりも重要視されているのが、国同士の情報交換です。

 

例えば租税条約国を利用すれば、その利用状況が自動的に日本に共有されることになりますし、仮に何かしら不透明なことがあっても、日本からその情報の公開を申請することができます。

 

租税条約は企業にとっては二重課税を防げる嬉しいものであり、国にとってはタックスヘイブンの特徴のひとつでもある「秘匿性の高さ」をなくす大事な条約でもあるのです。

タックスヘイブン地域の香港について知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

さて、ここからはタックスヘイブン先とされる国や、その国の特徴についてご紹介していきましょう。

 

まず最初にご紹介するのは、アジアのタックスヘイブン先として人気の香港です。

香港の法人税は16.5%となっており、日本の30%のおよそ半分という税率の低さを誇ります。

しかしそんな香港で法人を設立する際には、ぜひとも気を付けて欲しい注意点があるのです。

それについては下記の記事で紹介されていますので、こちらを参考にしてみましょう。

 

「タックスヘイブンの香港で会社を設立する注意点とは?」

タックスヘイブン地域のシンガポールについて知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

同じくアジアで人気のタックスヘイブン先には、香港以外にもシンガポールが挙げられます。

法人税は17%と香港よりは高い数値になりますが、シンガポールには企業に対する優遇措置が数多く存在するため、企業にとってメリットの多い面が多いのが特徴です。

下記の記事では、そんなシンガポールで起業する前に知っておくべき規制について解説してくれています。

ぜひシンガポールで法人を設立する前に、こちらを一読してみましょう。

 

「シンガポールで法人を立ち上げる際のタックスヘイブン税制対策の注意点とは」

タックスヘイブン地域のマレーシアについて知りたい場合は?

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

世界有数の観光地でもあるマレーシアにも、タックスヘイブン地域が存在します。

それがラブアンという地域です。

観光地としてはマイナーな場所ですが、タックスヘイブンという観点から見れば非常に魅力的な地になります。

このラブアンで法人を設立するメリットの関しては、下記の記事を参考にしてみましょう。

 

「タックスヘイブンマレーシアのラブアンで法人を立ち上げるメリットとは?」

世界にはタックスヘイブンの地域は多く存在している

世界にはどれくらいタックスヘイブンの国や地域があるのか?

今回ご紹介してきたように、タックスヘイブン先とされる国や地域は世界中に存在します

またそれぞれの場所によって税制や優遇措置が異なるため、法人を設立する時に気を付けなければならないことも様々です。

今後タックスヘイブンの利用をお考えなのであれば、世界中に存在するタックスヘイブン先の中からその場所独自の税制や条件など全て考慮した上で、タックスヘイブン先を選ぶようにしましょう。

 

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