2017/11/05

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節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

法人が保険に加入するとどんなメリットがあるのか?

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

そもそも法人向け保険ってどんなもの?

法人保険とは、その名の通り被保険者を「法人=会社を対象とした保険」です。

今回は法人保険の仕組みやメリット・デメリットについて、詳しくご紹介していきましょう。

 

法人向け保険でできる事とは?

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

①万が一の時に経営者の保障が得られる

利益を思ったように上げられない場合、それに伴い銀行からの融資が受けられない・従業員の給与が支払うことができないなどのピンチが訪れるかもしれません。

そんな時でも、法人保険に加入しておくことで保障を受けることができます。

 

②法人税の節税対策になる

法人保険の掛け金は、全額、もしくはその一部を損金として計上することができます。

そのため法人税の節税対策としても有効です。

 

③退職金の準備ができる

法人保険には、解約返戻金が貯まる商品もあります。

その積立金を解約することで、退職金として利用することも可能です。

 

④会社の福利厚生として使える

法人保険の中には、福利厚生を目的として商品展開されているものもあります。

保険料は会社負担になりますが、退職金として貯めながらも従業員の保障も受けられることになるので、経営者からすると大変魅力的なものになります。

 

⑤緊急時の予備資金の確保ができる

途中解約することで、手軽に現金を作ることが可能です。

また、この途中解約金は貸借対照表には記載されることはありません

つまり簿外資産を作る際にも有効なのです。

 

⑥事業承継対策ができる

事業承継対策で1番に考えねばならないのが相続税です。

法人保険に加入していれば、解約金を相続税に充てるなどの対策を練ることができます。

 

法人保険加入のメリットやデメリットとは?

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

 

法人向けの保険に加入するメリット・デメリットはいくつかあります。

それぞれ簡単に以下にまとめてみたいと思います。

詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

加入前に知っておきたい!法人保険に入るメリットやデメリットとは?

法人保険で節税ができる仕組みについて

上記でも述べたように、掛金を全額、もしくは一部を損金として計上することが可能なため、その分「利益を減らせる=法人税の節税」に繋がります。

 

法人保険で節税が可能になる?

「利益を減らせる=法人税の節税」の仕組みは、下記の画像を見て頂ければわかりやすいかと思います。

保険料を利益額から引くことで、法人税を節税することが可能なのです。

 

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

参照元:株式会社保険コネクト

 

保険料を損金に算入させることで所得を減らす事ができる

保険料を利益額から引くことができるので、会社全体の所得を減らすことにも繋がります。

所得を減らすことが出来れば、その分課税額も低くなり、より経営を安定させることが可能です。

 

受け取る解約返戻金も使い道によっては課税されない場合がある

何も対策をしないままでは、解約返戻金を受け取った際に税金が発生してしまいます。

しかしこの使い道を退職金に充てるなどの方法を取れば、課税されずに利用することができます。

 

法人税率が低くなる傾向になれば法人保険による節税が有効になる

法人保険の保険料は、いわば「納税を後回しにしている状態」です。

つまりこのまま法人税が減税されていけば、将来的により法人保険の恩恵が大きくなるでしょう。

 

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

参照元:株式会社保険コネクト

 

法人保険に加入する上で知っておきたい損金について

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

 

 

法人保険で保障可能な資金について

法人保険で「保障可能な必要資金」には何があるかご存知でしょうか。

ここでは「企業全体における保障内容」と、「経営者側の保障」の2つに分けて、法人保険で保障可能な必要資金を見てみましょう。

 

企業が経営を存続させるために必要な資金

経営を存続させるために必要な資金には以下のようなものが挙げられます。

 

  • ・事業保障対策資金

  • ・緊急予備資金

  • ・事業承継対策資金

  • ・福利厚生資金

 

経営者とその家族で必要になる資金

経営者とその家族で必要になる資金には以下のようなものが挙げられます。

 

  • ・遺族生活保障資金

  • ・長期療養資金

  • ・生活資金・退職金

 

法人保険にはどんな種類がある?

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

法人保険の種類には、大きく分けて2種類存在します。

 

1.役員や従業員を保障する法人保険

  • ・養老保険

  • ・ガン保険

  • ・重大疾病保障保険

  • ・長期障害所得補償保険

 

2.企業経営をサポートする法人保険

  • ・長期定期保険

  • ・低解約払戻金型長期定期保険

  • ・逓増定期保険

 

これらの保険の詳しい情報は、下記の記事を参考にしてみましょう。

 

節税対策にもなる法人保険にはどんな種類があるのか?分かりやすく解説!

 

法人保険の経理処理はどうやってするのか?

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

「掛金を損金に計上できる」という点については述べてきましたが、法人保険には他にも様々な経理処理を必要とします。

 

例えば保険金等受取時についても、受取人が変われば経理処理も異なります

また保険内容が終身保険なのか養老保険なのかでも、経理処理方法が違うのです。

これらの詳しい経理処理の方法については、下記の記事で詳しく紹介されています。

ぜひ参考にしてみましょう。

 

法人保険の経理処理をする上で知っておきた税務と損金について!

 

法人保険に加入する際の注意点について

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

業績に合った年払保険料を設定しないと積み立て出来なくなる可能性がある

掛金を損金として計上できますので、長い目で見れば節税に繋がります。

しかし実際に掛金を支払うタイミングでは、手元の現金が減っていくのです。

業績に合った金額を設定しなければ、毎月の支払いに苦労することになります。

 

解約のタイミングが悪く解約返戻金の返戻率が100%を切って損をする場合もある

解約返戻金は、その返戻率が100%にならなければ損をしてしまいます。

100%になるまで掛金を支払えるよう、計画的に資金を用意してから行うようにしましょう。

 

解約返戻金をただ受け取るだけでは節税対策にはならない

これは上記でも述べたことですが、そのまま受け取るだけでは課税対象になってしまいます。

解約返戻金の使い道については、課税されない対策を練る必要があるでしょう。

 

逓増定期保険の名義変更プランに注意が必要

逓増定期保険の名義変更の際には、下記の3つの点に注意しましょう。

 

  1. 会社の資産(解約返戻金)を実質よりも低い金額で経営者個人に譲り渡すもので、会社法上の利益相反行為にあたる可能性がある

  2. 税法上否認され、延滞税がとられるおそれがある

  3. 国税庁が問題視しているとみられ、近い将来、税法上網が掛けられる可能性が極めて高い

 

養老保険の逆ハーフタックスプランに注意が必要

養老保険の逆ハーフタックスプランには、2つのデメリットがあります。

 

  1. 保険商品としての合理性が乏しい

  2. 保険料の「全額損金」扱いの税法上の理論的根拠がない

 

掛金の損金計上が出来ない場合も考えられますので、利用の際はしっかりと確認してから行いましょう。

 

法人保険の保険料が払えなくなった場合はどうなるのか?

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

契約者貸付制度を利用する

解約返戻金を担保にすることで、その額の8割~9割を生命保険会社から借り入れ出来る制度があります。

 

年払い契約の場合は月払いに変更する

1年分まとめて払うのは大きな金額が必要です。

その金額を用意するのが難しいのであれば、一般的な保険と同じく月払いに変更しましょう。

 

保障内容を見直す

当然ながら保障内容によって掛金額は変わります

支払いが厳しくなったのであれば、必要最低限の保障だけにするなどの対策を練りましょう。

 

払い済み終身保険に変更する

「解約するほどではないけれど、今支払うのが厳しい」そんな時は、払い済み終身保険にすることを検討してみましょう。

こうすれば、保険契約は残しつつも、解約返戻金を少しずつ増やすことが可能です。

 

払込を中止して失効する

解約するのではなく失効させるという方法です。

保障はされなくはなりますが、掛金が支払えるようになれば再開することが可能です。

 

法人保険の商品を種類別でおすすめランキング!

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

ここまで法人保険の仕組みについてご紹介してきましたが「結局うちの会社の場合はどんな法人保険がいいのだろう」、そう思われる方もおられるでしょう。

そんな時は、下記の記事で法人保険の種類別ランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

法人保険を種類別で比較ランキング!選び方や見ておきたいポイントも解説!

 

法人向け保険に加入する際は、商品を良く比較してから会社に合った物を選ぼう!

節税対策になる法人保険に加入する前に知っておくべき全知識

法人保険は、上手に使えば保障を受けながら節税にもなる便利なものです。

会社の経営状態をしっかりと把握し、数ある商品を比較検討してから利用するようにしましょう。

 

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