2017/08/27

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個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険について分かりやすく解説!

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

老後に備えるために積み立てをする方法のひとつとして個人年金保険がありますが、個人年金保険がどのような仕組みで積み立てをするのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは個人年金保険について、仕組みや種類、またメリットやデメリットなど、わかりやすく解説をしていきます。

 

個人年金保険について

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

まずは、個人年金保険についての概要や確定拠出年金との違いなどについてみていきましょう。

 

個人年金保険とは?

年金といえば公的な年金の国民年金や厚生年金を思い浮かべると思います。しかし、このような公的な年金だけでは老後の生活資金として不足する心配がありますね。

 

個人年金保険とは、公的な年金では不足する老後の生活資金を補うために、個人が加入する私的年金のひとつになります。

 

個人年金保険では、契約時に定めた年齢、たとえば60歳や65歳になるまでお金を積み立てしておき、契約時に定めた年齢になってから5年や10年などの一定期間、または終身にわたって毎年一定額のお金を年金として受け取ります

 

公的年金では不足する生活資金を個人で貯蓄していく貯蓄型の保険を個人年金保険というのです。

 

確定拠出年金と個人年金の違いは?

個人年金保険というのは、契約時に定めた年金額を確実に受け取ることができます。これを確定給付型の年金といいます。

 

それに対して確定拠出年金というのは、毎月支払う掛け金を積み立てるのではなく、資産運用していきますので、将来受け取れる金額は運用次第で少なくなる可能性もありますし、多くなる可能性もあります。

つまり、運用次第で受け取る金額が変わる確定拠出型の年金となります。

 

個人年金加入は40歳から考えるのがおすすめ?

個人年金保険は、いつでも加入することができます。早ければ早いほど保険会社が運用する期間も長くなりますので、それだけ利益が出ることになります。

 

つまり、将来同じ金額を受け取る場合、20代や30代で加入する方が40代で加入するよりも少ない保険料で加入することが可能ということです。

 

しかし、20代や30代はこれから結婚や子育てなどにお金がかかりますし、まだ収入も少ないということもありますね。無理をして個人年金保険に加入して生活がままならない状況になる可能性もあることになります。

 

そう考えると、生活に余裕ができてくる40代になってから個人年金保険の加入を考えても良いでしょう。

 

個人年金の種類について

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険は、受取期間によって次の3種類があります。

  • 終身年金
  • 有期年金
  • 確定年金

 

また、終身年金や有期年金に対して、年金の受取を保証する期間が付いているタイプの個人年金保険もあります。

  • 保証期間付終身年金
  • 保証期間付有期年金

 

さらに積立の方法が異なるタイプの個人年金保険もあります。

  • 変額個人年金保険
  • 外貨建て個人年金保険

 

では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

終身年金について

終身年金は、年金の受取人である被保険者が生きている間、生涯にわたって年金を受け取ることができます

 

しかし、被保険者が死亡した場合には、その時点で年金の受け取りが終了します。つまり、年金を受け取り始めてから早期に被保険者が亡くなった場合には、掛けた保険料(積立金)に対して元本割れや返戻率が低くなるというリスクがあります

 

有期年金について

有期年金は、年金の受取人である被保険者が生きている限り、契約時に定めた一定期間のみ年金を受け取ることができます

 

しかし、被保険者が死亡した場合には、その時点で年金の受け取りが終了します。つまり、年金を受け取り始めてから早期に被保険者が亡くなった場合には、掛けた保険料(積立金)に対して元本割れや返戻率が低くなるというリスクがあります

 

確定年金について

確定年金は、年金の受取人である被保険者の生死に関係なく、契約時に定めた一定期間のみ年金を受け取ることができます

 

もし、被保険者が亡くなってしまった場合は、残りの期間受け取るはずであった年金を死亡保険金として支払われることになります。つまり、終身年金や有期年金とは違い、掛けた保険料(積立金)は、必ず受け取ることができるので、早期に被保険者が死亡した場合のリスクがありません

 

保証期間付終身年金について

保証期間付終身年金は、年金の受取人である被保険者が生きている間、生涯にわたって年金を受け取ることができます

 

そして、保証期間中に被保険者が死亡した場合には、残りの保障期間に受け取るはずであった年金を死亡保険金として受け取ることができます

 

保証期間付有期年金について

保証期間付有期年金は、年金の受取人である被保険者が生きている限り、契約時に定めた一定期間のみ年金を受け取ることができます

 

そして、保証期間中に被保険者が死亡した場合には、残りの保障期間に受け取るはずであった年金を死亡保険金として受け取ることができます

 

変額個人年金保険について

通常の個人年金保険は、契約時に定めた年金額は必ず受け取ることができますが、変額個人年金保険は、運用実績によって受け取る年金額が変動する年金保険です。

 

そのため、掛けた保険料に対して受け取る年金額が多くなることもありますし、少なくなることもあります。つまり元本割れのリスクがあるため、よく理解して加入する必要があります。

 

外貨建て個人年金について

外貨建て個人年金保険は、変額保険と同様に元本割れのリスクがあります。変額保険との違いは、保険料の運用を外貨で行うということです。

 

高い利回りが期待できますが、リスクをよく理解した上で加入する必要があります。

 

公的年金について

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公的年金には、国民年金厚生年金・共済年金があります。

個人年金を考える前には、公的年金についてもしっかりと理解しておくことが大切ですね。

 

では、公的年金についてみていきましょう。

 

公的年金の概要は?

日本の年金制度は、職業などによって受け取れる公的年金は異なります。

 

①国民年金

20歳~60歳の人が掛け金を支払い、原則として一定年齢に達するとすべての国民が受け取ることができる年金です。自営業者と専業主婦が受け取れるのは国民年金のみとなります。

 

②厚生年金・共済年金

企業に勤める会社員が加入するのが厚生年金公務員が加入するのが共済年金です。

厚生年金や共済年金は、一定年齢に達すると国民年金に加えて厚生年金を受け取ることができます

 

③企業年金(確定拠出年金・確定給付企業年金など)

このほかに、会社員については、企業によって企業年金制度を導入している場合もあります。この場合には、国民年金+厚生年金に加えて企業年金を受け取ることができます

 

公的年金はいくらもらえるのか?年金額の目安とは?

国民年金の老齢基礎年金は、保険料の納付期間・免除期間などによって変動はありますが、基本的には一定額の受給です。

また、厚生年金については、保険料の納付期間と標準報酬月額によって受け取る金額が変動します。


 

年金の種類

標準報酬月額

保険料の納付期間に対する年金額の目安

25年

30年

35年

40年

国民年金

 

約4.1万円

約5.0万円

約5.8万円

約6.6万円

厚生年金

20万円

約2.8万円

約3.3万円

約3.9万円

約4.4万円

30万円

約4.1万円

約5.0万円

約5.8万円

約6.6万円

40万円

約5.5万円

約6.6万円

約7.7万円

約8.8万円

50万円

約6.9万円

約8.3万円

約9.6万円

約11.0万円

 

たとえば、平均報酬月額30万円の夫と専業主婦の夫婦が40年間納付をしたとした場合は、夫婦の受給額の目安は次のようになります。

 

国民年金(夫)6.6万円+厚生年金(夫)6.6万円+国民年金(妻)6.6万円=夫婦の年金受給額19.8万円/月

 

公的年金の支給開始年齢は何歳から?

国民年金の支給開始年齢は、現在は65歳からとなっています。

 

厚生年金の場合には、段階的に支給年齢が引き上げとなっており、男性は昭和28年4月2日以降に生まれた方、女性は昭和33年4月2日以降に生まれた方から、61歳~65歳と異なります。

 

そして、男性が昭和36年4月2日以降、女性が昭和41年4月2日以降に生まれた方は、すべて65歳からの支給年齢となります。

 

個人年金保険のメリットについて

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険のメリットには、次のようなことがあります。

  • 確定年金は返戻率が100%を上回る場合が多い
  • 個人年金保険料控除によって所得税と住民税が減税できる
  • 貯金が苦手であっても貯蓄できる

 

では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

確定年金は返戻率が100%を上回る場合が多い

個人年金保険の返戻率というのは、支払う保険料に対して受け取る年金額の割合を言い、100%を超える場合には、支払った保険料よりも多くの年金を受け取ることができます

 

個人年金保険の確定年金であれば、この返戻率は100%を上回ることがほとんどです。

 

個人年金保険の控除で所得税と住民税が減税できる

生命保険料控除の制度には、個人年金保険料控除があり、条件を満たす個人年金保険に加入している場合に、年末調整や確定申告によって、所得税や住民税の控除を受けることができます。

 

個人年金保険料控除を受けることができる条件は、次の5つで全てを満たす必要があります。

  1. 年金受取人が契約者、もしくはその配偶者であること
  2. 年金受取人が被保険者と同じであること
  3. 保険料の払込期間が10年以上あること
  4. 年金の受取開始年齢が60歳以降であり、受取期間が10年以上であること
  5. 個人年金保険料税制適格特約が付いている契約であること

 

貯金が苦手な人でも貯蓄できる

個人年金保険は生命保険会社に保険料として必ず支払いをしなければならないため、貯金のように簡単にお金を引き出すことができません

 

そのため、貯金が苦手な人であっても、老後の資金として積み立てをすることができます。

 

個人年金保険のデメリットについて

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険のデメリットについては、次のようなことがあります。

  • 定額年金の場合、インフレに対応ができない
  • 短期で解約してしまうと元本割れのリスクがある
  • 受け取る年金に課税される場合がある

 

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

 

定額年金ではインフレに対応できない

インフレというのは、物価が上がることでお金の価値が下がってしまうことです。

たとえば、100円で購入できたものが時が経つと150円に値上がりするという事がありますね。これは100円の価値が下がってしまったことになります。

 

定額年金の場合には、契約時に定めた金額しか年金として受け取ることができないため、大きなインフレがあった場合には、いざ年金を受け取る時には、そのお金の価値が下がってしまう可能性が出てきます。

 

短期で途中解約した場合元本割れのリスクがある

個人年金保険は貯金とは違い、あくまでも保険です。そのため、解約した場合には解約返戻金を受け取ることになります。

この解約返戻金は、ある程度の年数が経たなければ返戻率が100%を上回ることになりません。

 

つまり、短期で途中解約した場合には、解約返戻金が積み立てた保険料よりも少なくなる場合が多く、元本割れをしてしまうリスクがあります

 

受け取る年金に課税される場合がある

個人年金保険を受け取る時にかかる税金については、年金の受取方法や契約者・被保険者・受取人の違いによって異なります。

 

たとえば、契約者と年金受取人が同じであり、年金形式で受け取る場合には、雑所得として所得税の課税対象となります。

 

老後資金の準備に個人年金保険は必要か?

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

老後の資金のシミュレーションをしてみよう!

老後の生活資金として個人年金保険で準備するべきお金は、加入している公的年金などによって異なりますし、企業年金や退職金の有無によっても異なりますので、自分自身の状況を把握することが大切です。

 

老後の生活資金として準備する資金は、基本的に老後の生活資金から公的年金を差し引いた金額になります。

 

  1. 老後の生活資金=毎月の生活費×12カ月×30年
  2. 公的年金の受取額=年間の公的年金受取額×25年
  3. 準備が必要なお金=老後の生活資金-公的年金の受取額
  4. 毎年の積立額=準備が必要なお金/60歳までの年齢

 

このように、①から④まで順番に計算をしていくことで、毎年いくら積み立てをしていけばいいのかが見積もることができます。

 

現実的ではない金額が出た場合はライフプランの見直しが必要!

準備するべき老後の生活資金を60歳までの年齢で割ると、毎年どれだけ積み立てればいいのかが計算によってわかりましたね。この金額をもとにして、貯蓄プランを考えていきましょう。

 

しかし、老後の生活資金として貯めていくお金が、現実の生活では難しいという場合老後の生活水準を下げる、また60歳以降も仕事をするなど、ライフプランの見直しをする必要がありますね。

 

老後に向けて複数の手段を併用して準備しよう!

老後に必要なお金と、毎月の積立額がわかったら、どのような方法で準備をすれば良いのかを検討しましょう。

 

方法としては、個人年金保険の他に、預貯金や投資信託などがあります。

 

  • 預貯金元本割れの心配はないが、老後までの長期間継続していく意思の強さが必要
  • 投資信託運用成果によっては元本割れのリスクはあるが、大きく増える可能性もあり、インフレにも対応が可能
  • 個人年金保険強制的に老後の資金を積み立てることができるが、インフレに対応できないことや、途中解約の場合は元本割れのリスクがある

 

それぞれには特徴があります。資金に余裕があるのであれば、ひとつにこだわらず複数の手段を併用して準備するのが良いでしょう。

 

個人年金保険の解約のリスクとは?

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険を解約する場合には、さまざまなリスクがありますので、しっかりと確認しておきましょう。

 

個人年金を途中で解約するとどうなる?

個人年金保険は、途中で解約することが可能です。途中解約すると、解約返戻金を受け取ることができます。

しかし、保険料払込期間の途中で解約をしてしまうと、その時点で個人年金保険の契約は終了しますので、老後資金として年金を受け取ることはできなくなります

 

解約返戻金は支払った保険料より多いのか?少ないのか?

解約返戻金については、保険料の払込終了時期に近ければ、支払った保険料よりも多くの解約返戻金を受け取ることが可能となる場合もあります。

しかし、基本的には支払った保険料よりも受け取る解約返戻金が少なくなることがほとんどです。

 

つまり、元本割れをしてしまうということになります。

 

特に、契約してから数年程度での短期間の解約は、返戻率がかなり低くなりますので注意が必要です。

 

解約返戻金に税金がかかる場合がある!

解約返戻金には、税金がかかる場合があります。

基本的に、解約返戻金は契約者が受け取るものですので、一時所得となります。一時所得の金額は次のように計算されます。

 

『解約返戻金-支払った保険料-特別控除50万円=一時所得』

 

この一時所得に対して所得税がかかることになります。

 

損をしない為には出来るだけ解約しない方がいい

多くの場合、解約をすると元本割れをしてしまいます。そのため、個人年金保険の途中解約はお勧めできません。

特別な理由がないのであれば、損をしないためにもできるだけ解約をしない方が良いでしょう。

 

個人年金保険の支払いが厳しい時は?

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険は、途中解約をしない方が良いということをお伝えしましたが、生活の変化によって保険料の支払いがどうしても厳しいということもあるかもしれません。

 

そんな時には、解約以外にどのような方法があるのかを確認していきましょう。

 

自動振替貸付で保険料の支払いを一時的に止める

保険には、保険料が支払われなかった場合に、その保険の契約返戻金の範囲内で自動的に保険料を立て替える制度があります。これを「自動振替貸付」といいます。

 

一時的に保険料の支払いができないという場合には、自動振替貸付を利用する方法があります。

 

ただし、自動振替貸付は保険会社からお金の貸付を受けるということになりますので、利息がかかります。また、貸付額が解約返戻金の範囲内を超えてしまった場合には、契約の失効、もしくは解除となるため注意しましょう。

 

もちろん、自動振替貸付によって借り入れたお金は、いつでも返済をすることはできますので、できるだけ早めに返済をするようにしましょう。

 

年金額を減額して保険料を下げる

保険料が高くて支払いが困難だという場合には、将来受け取る年金額を減額するという方法も有ります。

減額は、解約とは異なり契約はそのまま継続しますので、予定利率が変わることはありません

 

たとえば、保険会社によって異なりますが、年間100万円の年金を受け取れる年金に加入していた場合に、30万円まで減額することが可能なことがあります。こうすることで、減額した年金額を元にして保険料が算出しなおされますので、毎月支払う保険料の負担が軽くなるのです。

 

解約をするわけではないため解約返戻金は受け取れませんが、それまで貯めた年金原資は減額する年金の原資に組み込まれますので、年金原資自体が目減りすることはありません

 

払済保険で保険料の支払いをやめて保険の一部を残す

個人年金保険の解約返戻金がある程度貯まっている場合には、払済保険に変更することができます。

 

保険料の支払いが一時的にできないのではなく、この先も支払うことが困難な時に、保険料の支払いをストップして、貯まっている解約返戻金を元にして払済保険として将来年金を受け取ることが可能です。

 

ただし、解約返戻金が少ない場合には、払済保険に切り替えることが難しい場合もありますし、個人年金保険料控除が受けられる税制適格型の場合には、10年以上経たないと払済保険に変更することはできませんので注意しましょう。

 

契約者貸付でお金を借りる

一時的にまとまったお金が必要という場合には、保険契約をそのまま継続しながら、その時の解約返戻金の範囲内でお金を借りることができる「契約者貸付」という制度を利用することができます。

 

解約をしてしまうと、その時点で契約は無くなってしまうため、将来年金を受け取ることができません。しかし、契約者貸付を利用すれば、保険契約を解約する必要はありませんので、契約を継続できます。

 

ただし、契約者貸付で借り入れたお金には、利息がつきますので注意をしましょう。そして、借り入れたお金はいつでも返済をすることができますので、できるだけ早めに返済をするようにしましょう。

 

個人年金保険の年金受取時にかかる税金について

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

年金をもらった時に税金はかかるのか?

年金を受け取ると、税金がかかります。その税金は、保険料負担者である契約者と年金受取人が誰なのかによって異なります。

 

①契約者・被保険者・年金受取人が同一人の場合

年金受取人に対して、受け取った年金が雑所得となり所得税がかかります

 

②契約者・被保険者が同人で年金受取人が異なる場合

年金受取人が異なる場合には、年金受取人に対して、年金開始時点の評価額に対して贈与税がかかります。そして、毎年受け取る年金については、雑所得となり所得税がかかります

 

保険料を支払った人である契約者と年金受取人が異なる場合には、夫婦間であっても贈与税がかかってしまいますので、大きな税金を支払わなくてはならない可能性があります。

できれば、契約者と年金受取人は同じ人にしておきましょう

 

2017年の各社個人年金保険の特徴

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

2017年4月から個人年金保険などの積立保険の値上がりがありました。そのため、個人年金保険の販売停止をしている保険会社も多くあります。

しかし、老後の生活資金は預貯金などで貯めるよりも、やはり個人年金保険で準備をする方がメリットが大きくなります。

 

返戻率が下がっている状況の現在ですが、その中でもおすすめなのは、やはり返戻率の高いものでしょう。

ただし返戻率については、加入する年齢や払込期間、また受取方法によっても異なりますので、実際の返戻率については、保険会社に見積もりをとって確認・比較をしてください

 

では、2017年8月現在販売されている各社の個人年金にはどのようなものがあるのか、またその特徴などを見ていくことにしましょう。

 

住友生命たのしみワンダフル

住友生命の個人年金保険「たのしみワンダフル」の特徴としては、次のようになります。

 

  • 保険料払込期間中の死亡保障を既払い保険料相当額に抑えることにより、払込期間満了後は払込保険料総額を上回る年金を受け取ることができる
  • 年金受取期間は5年・10年・15年から選択
  • 払込期間満了後に据置期間を設けることで、受け取る年金額を増やすことができる

 

<例>契約年齢30歳男性、60歳払込満了、10年確定年金、月額保険料15,000円の場合

  • 払込保険料総額:540万円
  • 60歳から5年据置後65歳から年金を受け取る場合の受取総額:574.1万円(返戻率約106.3%)

 

明治安田生命年金かけはし

明治安田生命の個人年金保険「年金かけはし」の特徴としては、次のようになります。

 

  • 保険料払込期間中の死亡保障を既払い保険料相当額に抑えることにより、払込期間満了後は払込保険料総額を上回る年金を受け取ることができる
  • 年金受取期間は5年・10年から選択
  • 払込期間満了後に据置期間を設けることで、受け取る年金額を増やすことができる

 

<例>契約年齢30歳男性、60歳払込満了、10年確定年金、月額保険料20,000円の場合

  • 払込保険料総額:720万円
  • 60歳から5年据置後65歳から年金を受け取る場合の受取総額:762万円(返戻率約105.9%)

 

JAの個人年金のライフロード

JAの個人年金「ライフロード」は、予定利率変動型の個人年金です。

予定利率が変動型ですので、毎年利率が変動し、経済が良いときには高い利率で運用がされることになります。

 

利率が変動するということは、利率が下がってしまった場合には、受け取る年金額が減るのではないかと心配される方もいることでしょう。

 

しかし、JAのライフロードは最低保証利率は確保されるので安心です。さらに一度増加した年金額は減ることがないので、年金額の増加が期待できます。

 

<平成29年4月時点の予定利率>

  • 契約から5年間の予定利率:0.5%
  • 6年目以降の最低保証利率:0.75%
    ※契約から6年目以降に変動予定利率が適用となります。

 

日本生命の個人年金保険みらいのカタチ

日本生命の個人年金保険「みらいのカタチ」の特徴としては、次のようになります。

 

  • 年金受取期間は5年・10年・15年から選択
  • 払込期間満了後に据置期間を設けることで、受け取る年金額を増やすことができる
  • 個人年金保険と他の保障を自由に組み合わせることができる
  • 所定の3大疾病などになった場合に保険料払込免除特約を付加することが可能

 

3大疾病(ガン・心筋梗塞・脳卒中)と診断された場合に、保険料払込免除特約が付いていることで、以後の保険料の負担を心配することなく、年金額は保障されるため安心です。

ただし、特約を付加することで返戻率が下がりますので注意しましょう。

 

老後を考えて無理のない自分にあった積み立てを考えよう!

個人型年金保険とは?猿でも理解できるようにメリットとデメリットを解説!

個人年金保険は、公的な老齢年金だけでは不足する老後の生活資金を補うために加入する保険です。

まずは、自身の公的年金はどのくらい受け取れるのか、そしていくら不足するのかを把握することが大切です。

 

その上で、その不足する分を個人年金保険という方法で貯めていくのは、税金面でのメリットもありますのでおすすめです。

 

しかし、老後のことだけを考えて、保険料の支払いによって生活が困難になってしまっては意味がありません。無理のない範囲で自分に合った積み立てを考えていくことが大切です。

 

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