2017/08/01

借りる

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ろうきんの住宅ローン4つの特徴|金利と審査の流れをカンタン解説!

労金の住宅ロ―ンの特徴と金利、メリットとデメリットとは?

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

労金でどんな金融機関?

CMでお馴染みの「ろうきん」、みなさん聞いたことありますよね。

正しくは「労働金庫」の略称です。

 

労働金庫と聞くと何か特別な金融機関のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には一般的な金融機関と同じだってご存知でしたか?

ですので、今回ご紹介する労金の住宅ローンのように、ローンを組むこともできるということですね。

 

では労金が一般的な金融機関と何が違うのかと言いますと、それは経営理念なんです。

労金は加入者(労働者)の「助け合いを目的」としている非営利団体になるんですよ。

 

非営利団体とは何かと言いますと「利益第一主義ではない」ということが挙げられます。

一般的な金融機関が数字に捕らわれる会社だとするなら、労金は「数字よりも助け合い重視!」という消費者には有難い理念なのです。

 

さて、ここで労金の経営理念について語っていても仕方ありませんね。

早速労金が提供してくれている住宅ローンについて、詳しくご紹介していきましょう。

特徴や金利、審査の流れや諸費用など、労金の住宅ローンを徹底解説しちゃいますよ。

まずはここを押さえよう!労金の住宅ローン4つの特徴

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

特徴その1:繰り上げ返済が無料

労金の住宅ローンは、窓口でもインターネットバンキングでも返済ができるとても便利なものなのですが、その「返済」に関することの中でも嬉しいのが、「繰り上げ返済手数料が無料」という点です。

 

「今月は余裕があるから1万円多く返済できる」

「給与が上がったので毎月返済額を増やせる」

 

といった理由がある場合、繰り上げ返済を行うことで元金が一気に減り、その後の返済がとても楽になっていきますよね。

 

しかしこれは銀行側からしてみれば、それだけ「利息が貰える機会が減る」ということでもありますので、それを見越して手数料を取る金融機関も存在します。

ですが労金ではこの繰り上げ返済に手数料を取らないのです。

 

「利用者の負担が軽くなることに手数料を取らない」という点は、正に冒頭でもお話した「助け合い重視」な経営理念ならではと言えるでしょう。

特徴その2:団体信用生命保険が無料

労金で住宅ローンを組むと、団体信用生命保険に自動的に付保されます。

これはどういうことかと言いますと、利用者が亡くなられた時、または高度障害になった場合などに、残債が補てんされるという保険です。

 

「万が一の場合は返済しなくてもいいよ」という有難いこのシステムは、言い換えれば「無料で生命保険に加入できる」ということでもあるのです。

 

他の金融機関でもこの団体信用生命保険に自動的に加入できることがあります。

しかし金融機関によっては別途料金が発生したり、返済額に対する金利が上乗せされたりすることもあるんです。

 

好んで入るわけでもないものに、それにお金を取られるのは納得がいきませんよね。

しかし労金ならば、この団体信用生命保険に一切のお金を取りません

 

団体信用生命保険に加入しているということは、万が一のことが起こっても返済を心配しなくても良い=残された家族に迷惑をかけることもないという心理的な安心感がありますよね。

特徴その3:団体信用生命保険が手厚い

上記でお話した通常の団体信用生命保険以外にも、別途で0.3%の金利を上乗せすることで入れる保険が2つあります。

それが「3大疾病保障特約」「障害特約付団体信用生命保険」という保険です。

 

「3大疾病保障特約」とは、先ほどと同じく死亡・高度障害だけでなく、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中という、現代の日本人が抱える3大疾病に対応している保険です。

この3つのいずれかの病気が発症したときには、残債分が生命保険料金として補てんされるのです。

 

また「障害特約付団体信用生命保険」とは、保険期間中に規定の身体障害(国民年金法施行令に規定する障害基礎年金の障害等級1級に相当する障害状態)になった場合に、残債分が生命保険料として補てんされる保険です。

(この障害等級1級とは、体の機能障害や長期の安静が必要となる病状のことです。)

 

このように、0.3%の金利が上乗せはされますが、労金の住宅ローンを組むと生命保険に加入している状態と同じことになるのです。

そのため労金で住宅ローンを組んだ後に、「自分の今現在加入している保険を見直す」人も少なくないんですよ。

今のままの保険料を払うのか、それとも金利0.3%の方がお得なのかを見比べ、上手に活用してみてくださいね。

特徴その4:相談会サポートある

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

参照元:中央労働金庫

どれだけ情報収集をしたとしても、そこで紹介されている例が自分の場合とぴったり当てはまる例えではなかったり、実際に利用するとどうなるのかなど、住宅ローンに関する不安は尽きることがありませんよね。

 

しかし労金であれば、「相談会サポート」というサービスを利用することで、その不安を払拭することができますよ。

 

「気軽にご相談ください」と言われても、「行けば断れなくなりそう」、「窓口でいきなり相談したいんですがとは言えない」、「平日の17時までなんて行けるわけない」という不満を感じたこともあるでしょう。

 

労金ならば、一般的な金融機関が休みがちな土曜日でも、毎月第3土曜ならば「相談日」として設けてくれていますよ。

また「相談する場所」として開催されているので、それこそ気軽にただの相談もしに行きやすくなりますね。

労金と他の金融機関との違いとは?

ここまでの4つの特徴を見ても、「助け合い重視」という労金の心遣いがわかって頂けたかと思います。

 

一般的な銀行は「株式会社」になりますので、当然ながら利益を上げることを目的としています。

企業を相手に資金を貸し付け、その得た収益を出資者である「株主に配当する」ことで成り立っているのです。

 

それに対して労金は、先述したように非営利の協同組織であるため、利益を上げることを目的にしていません。

つまり労金は「労働者のための金融機関」なのです。

 

次項からは、そんな労働者の味方である労金の住宅ローンに関して、1番重要視したい金利についてご紹介してきましょう。

労金の住宅ローンの金利について

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

労金は組合員かどうかで金利が決まる!

労金の金利については、ある2つの特徴があります。

それが

 

  1. 組合員かどうかで金利が異なる

  2. 借りる支店により金利が異なる

 

この2つです。

1つ目の「組合員かどうか」は、現在働かれている会社の労働組合に入っているかどうかで変わりますし、その労働組合がどこの労金と提携しているかで、2つ目の「借りる支店で変わる」ということになるのです。

 

つまり同じ県で働く会社員でも、提携している労金が違えば、金利も異なる可能性があるのです。

労金で住宅ローンを考えるのであれば、自分が組合員であるかどうか、またどこの労金と提携しているかを確認してみると良いでしょう。

 

しかし「組合員じゃないと借りられないのか」というとそうではありません。

金利が異なるだけで、組合員じゃなくても借りることはできるんですよ。

 

そこでここでは「組合員の方」「組合員ではない方」、両方の金利をご紹介していきましょう。

また支店により異なる金利ですが、ここでは中央支店の金利を例にご紹介させて頂きます。

組合員の金利は?

金利タイプ

標準金利

最大引下げ後金利

上限金利

当初期間引下げ型

全期間引下げ型

変動金利型

2.475%

-

0.625%

金利ミックスの場合:0.575%

-

3年

2.400%

0.700%

1.000%

-

5年

2.450%

0.750%

1.050%

10年

2.500%

0.800%

1.100%

20年

3.000%

1.300%

1.600%

LooF10

(上限金利特約型)

2.750%

1.050%

1.350%

3.200%

全期間固定金利型

3.100%

1.400%(*)

-

-

 

上記にある「金利ミックス」には、いくつかの条件があります。

まずは「変動金利型と全期間固定金利型」もしくは「固定金利特約型20年(当初期間引下げ型)」とを金利ミックスで利用する必要があり、なおかつ、「借入総額の50%以上が全期間固定金利型」または「固定金利特約型20年(当初期間引下げ型)」であるという条件となります。

 

また「*」に関してですが、全期間固定金利型の金利引下げ期間については、契約終了までの全期間がその対象になります。

組合員以外の金利は?

金利タイプ

標準金利

最大引下げ後金利

上限金利

当初期間引下げ型

全期間引下げ型

変動金利型

2.475%

-

0.775%

金利ミックスの場合:0.725%

-

3年

2.400%

0.850%

1.150%

-

5年

2.450%

0.900%

1.200%

10年

2.500%

0.950%

1.250%

20年

3.000%

1.450%

1.750%

LooF10

(上限金利特約型)

2.750%

1.200%

1.1.500%

3.200%

全期間固定金利型

3.100%

1.550%(*)

-

-

 

標準金利は変わりませんが、最大値下げ後の金利に違いがあるのがわかりますね。

フラット35で融資率90%以下の金利は?

フラット35は、融資額によってその金利が異なります

期間

金利タイプ

金利

取扱手数料

Aタイプ

20年以内

1.230%

・組合員やその同一生計家族:10,800円

・組合員以外:32,400円

21年以上

1.290%

Bタイプ

20年以内

1.080%

融資金額×2.16%

21年以上

1.140%

フラット35で融資率90%を超える金利は?

期間

金利タイプ

金利

取扱手数料

Aタイプ

20年以内

1.670%

・組合員やその同一生計家族:10,800円

・組合員以外:32,400円

21年以上

1.730%

Bタイプ

20年以内

1.520%

融資金額×2.16%

21年以上

1.580%

 

ちなみにAタイプが「手数料定額制」で、Bタイプは「手数料定率性」です。

フラット35では手数料もさることながら、金利差にも大きな差がありますね。

全部で7ステップ!労金の住宅ローンの申し込みの流れ

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

労金の住宅ローンの申し込みの流れについて

住宅ローンの申し込みの流れですが、これも支店により差がある場合があります。

ですので確実に「これ!」ということは言えないのですが、おおまかには下記の7つの流れとなるでしょう。

中央店の例でご説明致します。

 

  1. 事前審査の申込

  2. 事前審査結果発表

  3. 本審査の申込

  4. 本審査結果発表

  5. 金銭消費貸借契約

  6. 金銭消費貸借契約の確認

  7. 契約の締結

 

このように、事前審査と本審査の2回、借り入れができるかどうかの審査があります。

その後契約を交わし、借り入れ完了となるのです。

事前審査はどうやって行うの?

事前審査では、源泉徴収票での年収確認や、運転免許証などでの本人確認など、必要最低限の書類だけで住宅ローンの審査をすることです。

労金ではwebで事前審査をすることも可能ですので、比較的この事前審査は簡単なものと言えるでしょう。

 

必要最低限とはいえ、1番重要になる収入証明や身分証明をしているので、事前審査で通ることができれば、ほとんどの場合が本審査も問題なく承諾されるでしょう。

本審査はどうやって行うの?

本審査は、上記での事前審査が通った場合のみ進むことができます。

他の銀行などでは、書類記入をすれば郵送でも対応してくれるのに対し、労金ならではの特徴として、本審査は店頭で行うというものがあります。

 

また事前審査とは違い、「課税証明書」「住民票」などの、より具体的な照明をするための公的な証明書が必要になります。

これらは事前審査の時や、支店のホームページなどでも確認することができますので、事前審査に通ったとわかった時点で、あらかじめ用意しておきましょう。

金銭消費貸借契約はどこで行うの?

事前審査、本審査共に通れば、無事に契約にこぎつけることができます。

労金の住宅ローンの本契約は「金銭消費貸借契約」と呼ばれ、こちらも本審査同様店頭で行うことになるでしょう。

 

大きな金額が動くローンだけに慎重にいきたいところですし、それに伴う不安などもあるでしょう。

しかしご安心ください。

こちらの「金銭消費貸借契約」は店頭で行い、その際に住宅ローンの担当者がつきます。

ですのでその担当者と直接話をしながら手続きを進められるので、安心して進めることができますよ。

 

ちなみに、この金銭消費貸借契約書に不備があったりすると、融資実行日が変わってしまう可能性が高くなります。

この融資実行日が遅れるということは、そのまま引渡日も遅れるということになりますので、担当者とよく確認し合い、不備のないよう注意しましょう。

労金の審査の期間や日数について

気になる審査期間についてですが、これはその時々によりますので何とも言えません。

しかし実際に申し込みをされた方の経験談がありましたので、そちらをご紹介しましょう。

 

その方によりますと、まず事前審査の結果が、申し込みから10日後にきたそうです。

これは「営業日で10日間」ですので、土日などを挟むとなるともう少しかかったことになります。

 

またその後の本審査では、申し込みから返事がくるまでに、およそ14日間かかったのだとか。

ここでも営業日のみでのカウントですので、実際には2週間以上かかっていることになります。

 

こうして見てみると、どちらも大幅な時間を必要とするようですね。

実際に事前審査から融資確定日まで、「1か月以上かかった」という体験談もたくさんありました。

もし労金で住宅ローンの借り入れをしようとお考えなのであれば、2か月弱の余裕を持って申し込むことをおすすめします。

思ったよりお金がかかる?住宅ローンの諸費用について

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

保証料について

労金では、万が一あなたがローンを払えなくなった場合を想定し、保証会社からの保証を必要としています。

この保証料は、「一括前払い」「月次後払い」でその金額が変わります。

 

【一括前払いの場合】

これはその名の通り、先に保証料を一括して前払いで支払う方法です。

これからご紹介する金額は「100万円当たりの借り入れに対してかかる保証料」です。

ご自分が借り入れをさせれる金額に対して計算してみてくださいね。

 

期間

10年

20年

30年

35年

団体会員

4,761円

7,618円

9,031円

14,449円

12,953円

20,725円

14,806円

23,689円

生協会員

4,761円

11,427円

9,031円

21,673円

12,953円

31,088円

14,806円

35,533円

上記以外

5714円

13,331円

10,837円

25,285円

15,544円

36,269円

17,767円

41,455円

 

何故このように金額に開きがあるかと言うと、それは勤務先や個人のステータスによって保証料が変動するからです。

「この人は返済は滞りなく行えるだろう」と判断されれば保証料は安くなりますし、その逆であれば割高になってしまいます。

 

【月次後払いの場合】

こちらは「後で払う」という意味ではなく、保証料を融資額に対する金利に上乗せすることで保証料を支払う方式です。

つまり保証料もローンに組み込んでしまうということですね。

 

こちらの場合も保証料率は個人によって異なりますが、上乗せされる金利は「年0.14%~0.36%」となっています。

これも組合員かどうでないのか、また何年返済で行うかで変わりますので、一概に言うことはできません。

しかしこちらの方法を選択した方が、長期的に見て支払い額が高くなるのは確かです。

手数料について

手数料に関しましては、組合員かそうでないかでその金額も変わってきます。

先ほどのフラット35でもそうでしたね。

そして金額も、フラット35と同様の額がかかります。

 

  • 組合員の場合:10,800円

  • 組合員以外の場合:32,400円

 

1,000万円単位で借り入れすることも珍しくない住宅ローンで言えば、少額に感じるかもしれません。

しかし手数料単体で見てみると、組合員かそうでないかで大きな差がある点になりますね。

一括返済や繰り上げ返済による保証料の返還はどうなる?

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

返戻保証料とは

返戻保証料とは、保証料の支払い方法で「一括払いを行った方」が、ローンの一括返済や繰り上げ返済を行った時に、その保証料が戻ってくることを言います。

 

労金の返戻保証料は、所定の計算方法により算出されています。

そのためその算出金額から、残りの期間の分の保証料(未経過保証料)と手数料等を控除した金額が返還されることになります。

 

ここで注意したい点が、「最初の頃の方が保証料がかかっている」ということです。

つまり残高がある時の方が、保証料の減りも早いということですね。

 

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

参照元:一般社団法人日本労働者信用基金協会

 

そのため「30年ローンを15年で返済したんだから保証料の半分は返還されるだろう」とお考えの方もおられるようですが、返済期間の半分がたつ頃には、およそ3割程度しか戻ってくることはありません

 

いつ頃返還されるの?

返戻保証料は、完済した月の翌々月に返済口座へ入金されます。

例えば4月に完済したのだとすれば、6月に入金されるということです。

 

また原則として返済用として使っていた口座への入金になりますので、それ以外の口座への入金を希望する場合は、1度問い合わせてみましょう。

労金の住宅ローン審査は甘い?通る基準は?

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

労金の審査基準は厳しい?

審査が厳しいかどうか、これも一概に言えることではありませんが、比較的労金の住宅ローンは審査が厳しい方だと言えるでしょう。

それは保証会社が厳しいからといった理由ではなく、人気があるためです。

 

労金の住宅ローンは金利が他の銀行などと比べて低く設定されていますし、繰越返済手数料が無料であること、また自動的に団信加入ができる点などで、非常に人気があり申し込みも殺到しています。

つまり労金側からすれば借り手が殺到しているため、強気の審査が出来るということになるのです。

 

実際に審査に通らなかった方々の体験談などを見てみますと、勤続年数が少なかったり、年収が500万円以下の場合は審査に落ちている方が多いんですよ。

勤め先が上場企業であったり公務員でないと、審査通過は難しいとさえ言われています。

労金の住宅ローン仮審査にこんな場合落ちる

審査に落ちる場合には、個人個人別の問題があるでしょう。

しかし労金だけでなく消費者金融でもそうであるように、申し込み時の「他社からの多額の借入額がある」場合には落ちる可能性が高くなります。

これは当然ながら「他社からの借り入れがあればそれだけ返済が滞る可能性がある」と見られるためです。

 

他にも代表的な例として、書類に虚偽の申告をした場合です。

これは言わずもがな信用を失墜させる行為ですので、決して行ってはいけません

労金の借入限度額はいくら?

借り入れ限度額に関して、労金では具体的な金額は公表されていません。

しかし一般的には、住宅ローンの借入額は「年収の5倍程度まで」とされています。

 

他の金融機関では、年収400万円・35年ローン・2,500万円が通った例もたくさんありますし、また担保として差し出す物件の担保価値が高ければ、5倍以上の借入額でも審査が通った実例もあります。

 

ただし労金では、担保価値よりも、年収・返済比率・勤務先などの「返済能力」が重視される傾向があるようです。

特に返済負担率は重視されるポイントですので、やはり年収や他社からの借入額が結果に大きく響くことになるでしょう。

労金の住宅ローンを利用する場合は、その額が年収の5倍以内であるかどうかも、大事なポイントになるのです。

労金は勤続年数は関係あるの?

勤続年数に関してですが、基本的には「勤続年数3年以上が望ましい」とされています。

 

ただし同業種への転職の場合は、前の会社の勤続年数と加算する金融機関もありますよね。

これを労金も行ってくれるかどうかはわかりませんが、もし同業種で勤続年数3年未満の方は、この点を訴えてみても良いでしょう。

マイナスに働くことはありません。

 

ちなみに労金が提供してくれる住宅ローンでも、フラット35に関しては、勤続年数1年以上からOKとされています。

金利の面ではやや劣りますが、どうしても労金で借りたいというのであれば、こちらも検討してみましょう。

過去のキャッシング情報など確認が必要

他の金融機関同様、労金でも金融事故の有無は厳しくチェックされます。

 

クレジットカードやカードローン、携帯料金の支払いなどの遅延・延滞などが過去5年以内にあると、審査通過が一層厳しくなるでしょう。

もちろんこの金融事故もそのレベルはピンキリですので、「携帯料金の支払いが1回遅れた」程度であれば問題ないかと思います。

年齢は何歳から何歳まで?

労金で自動的に付与される団信では、その上限が80歳とされていますので、仮にあなたが70歳以上でも大きな問題にはなりにくいと言えます。

 

しかしこれが労金のみとなると話は変わります。

「最終返済は満76歳未満」と定められているため、団信よりも4年分早くなるのです。

 

他社では「満80歳未満」とする住宅ローンも多いだけに、労金の住宅ローンは年齢に関して少し厳しめということになりますね。

労金の審査に落ちない4つのポイントとは

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

「労金の審査に落ちた」はあり得る?

上記でも「人気があるため審査が厳しめ」とお伝えしたように、「労金の住宅ローンの審査に落ちた」という方は一定数おられます。

 

しかし低金利が魅力な労金ですから、「どうしても労金で住宅ローンを借り入れしたい」とお望みの方もおられるでしょう。

そんな方は、これからご紹介する「審査に落ちないための4つのポイント」を心掛けてみましょう。

 

ポイントその1:必要事項を再確認しよう

基本中の基本になりますが、まず書類に不備があれば審査に通ることはありません。

「この数字はあとで調べてから記入しよう」としたまま放置していたりしませんか?

また虚偽の申告は行っていませんか?

 

審査の際は、あなたの人柄などは一切考慮されず、提出する書類の情報のみで判断されます

何度見返しても良いものですので、記入漏れはないか虚偽の申告はないかしっかりと確認してから提出するようにしましょう。

 

ポイントその2:年収よりも勤続年数が大事?

「住宅ローンの審査に通りやすくするためにより年収の高い会社に転職した」なんて話も聞いたことがありますが、判断基準を「年収額」だけに捕らわれていませんか?

確かに年収額も大事なものなのですが、実は勤続年数も重視される項目なのです。

 

勤続年数が低いことを「転職する可能性が高い=支払い能力が低い」と見られる可能性もあります。

実際「年収はさほどないものの、勤続年数が10年以上であったために審査に通った」という実例もあります。

「住宅ローンのため」という理由で転職を考えるのはやめておきましょう。

 

ポイントその3:返済負担率を下げる

審査に通るか否かは「返済能力の高さ」に左右されがちです。

そこで「これくらいの金額ならば返済は問題ないですよ」ということをアピールするのが、最も建設的な方法になるでしょう。

 

そのために行って欲しいのが返済負担率を下げることです。

返済負担率とは、年収に対する返済額の割合のことを言います。

例えば年収500万円の人が、返済額として年間100万円支払っているのであれば、その人の返済負担率は20%になります。

 

ここで覚えておいて欲しいのが、返済負担率は住宅ローンでだけ判断されるのではないということです。

つまり車のローンや奨学金の返済など、全ての支払い額で見られることになります。

 

しかし「返済負担率を下げる=借入額を下げる」では、希望の住宅が購入できない場合も考えられるでしょう。

返済負担率を下げるのには、他にも下記のような方法があります。

 

現状の借金を減らす

住宅ローンの借り入れを減らす

  • ・不要なクレジットカードを解約する

  • ・マイカー・家電ローンなどを返済する

  • ・貯蓄や親の援助等で頭金を増やす

  • ・物件価格そのものを低くする

 

おすすめなのが「使っていないクレジットカードの解約」です。

例え使っていなくても、クレジットカードがあるというだけで「この人は今以上にローンを組む可能性がある」と見られてしまいかねません。

「クレジット機能があるカードの方が特典がある」などの理由で、クレジット機能を使っていないカードがあるならば、申し込み前に解約してしまいましょう。

 

おおよその目安になりますが、返済負担率を20%以下にすることで、より審査に通りやすくなると考えられます。

 

ポイントその4:団信加入を諦める

これは健康状態に不安がある方におすすめの方法です。

冒頭でもご紹介したように「労金の団信制度は無料で利用できる」というのは大きなメリットなのですが、その団信に加入するためには健康的な状態でなければいけません

そのため年収などの数字には問題ないのに、団信に加入できないからという理由で審査に落ちる可能性もあるのです。

 

ただし団信加入を断ることで、金利が上がることも考えられます

「金利が低いから」と選ぶ労金で金利が上がることはとても厳しいのですが、諸刃の剣としてこのような方法もあることを覚えておきましょう。

労金の住宅ローン2つのメリット

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

比較的金利が安い

上記で「人気がある=審査が厳しい」と話したように、労金が選ばれるその理由は金利の低さです。

これは何十年も返済するローンに関して言えばとても大きなポイントですよね。

 

また金利が引き下げられるタイプも3種類もあります。

 

  1. 新規借入時に大幅に引き下げ

  2. 引き下げ期間終了時に若干引き下げ

  3. 全期間均等に金利を引き下げ

 

これらの3タイプが用意されているので、労金で住宅ローンを組めれば、何かしらの金利引き下げの恩恵を受けることも容易です。

元々が低い金利で設定されていること、またそれが更に引き下げられることもあること、この2つの理由から、労金の住宅ローンは金利面でメリットの大きな住宅ローンとなるのです。

団体信用生命保険がかからないので諸費用が抑えられる

冒頭で4つの特徴でも触れたように、労金では団体信用生命保険代がかかりません

また組合員かそうでないかで変わる手数料も、他の金融機関と比べては大変低い数値です。

そのため諸費用が安く抑えられるというメリットがあるのです。

 

初期費用として払う額は数万円のことかもしれませんが、それでも「他社より安い」となれば嬉しいメリットですよね。

労金の住宅ローン3つのデメリット

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

組合員以外にはあまりメリットが無い

上記のメリットで挙げた金利ですが、組合員の方、もしくは組合員のご家族の場合は大変優秀な数字です。

低い金利であること、団信料が無料なことなど、どこの金融機関にも負けていません。

 

しかし正直なところ、組合員以外の方の場合ならば、同等の金利で借り入れができる住宅ローンは他にもあります

もちろん団信料や繰り上げ手数料は組合員じゃなくても恩恵はあります。

しかし1番大事な金利面だけで言えば、そう大きなメリットにならないのです。

つまり労金の住宅ローンは、組合員以外の方にはあまりメリットがないと言えるでしょう。

会員と非会員の差がある

組合員かどうでないか、これは金利の問題だけではありません。

実は審査にもその影響があるとされているのです。

 

これは労金が公式に発表していることではないのですが、組合員である方が比較的審査が通りやすいと言われています。

実際に同じ条件でも組合員の方は受かり、そうでない方は落ちたという例もあるのです。

 

公式に発表されていることではないのでただの噂レベルではありますが、実際「加入者(労働者)の助け合いを目的としている非営利団体」としているだけに、信憑性があることかもしれませんね。

融資実行のタイミングは建物が完成して抵当権が設定できる状態になってから

最後のデメリットは組合員かそうでないかではありません。

融資実行のタイミングです。

これは大きな問題ですのでしっかりと把握しておきましょう。

 

実は労金の住宅ローンは、建物が完成し、抵当権が設定できる状態になってからようやく実行されるのです。

一般的な住宅会社ですと、出来高払いと言われ「着工時3割」「中間時4割」「完成引き渡し前3割」と3回の入金を必要としてきます。

つまり労金で住宅ローンを組む場合には、この3回の支払い時には借り入れできていないということになるのです。

 

そのため「つなぎ融資」と呼ばれる他社からの融資を使わねばならず、そのつなぎ融資の手数料や利息などが余分にかかることになります。

この「融資タイミングが遅い」というのが、労金で1番大きなデメリットなのです。

 

いくら金利が低くても、つなぎ融資での利息額が高ければ、そのメリットも薄れてしまうでしょう。

もちろん完成時に一気に支払われるものですので、つなぎ融資間の利息額はたいして大きくはなりません。

しかし必ずこの「つなぎ融資にかかる費用」も考えて選ぶようにしましょう。

労金の住宅ローン、気になる評判は?

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

利用前の参考にしよう

すでに労金の住宅ローンを利用されている方々からの評判を見てみましょう。

労金のメリット・デメリットと同じく、利用者からの口コミも大きな参考になるかと思います。

 

  • ・新規借り入れを行った方々

  • ・借り換えで利用された方々

 

それぞれの口コミをご紹介しますので、労金利用前の参考情報としてご活用ください。

 

新規借り入れの口コミ

土地だけ先に購入する場合にも対応してくれて、金利が他社に比べてとても安いです。また、繰り上げ返金も行なっているので、ローン期間を短縮することもできます。また、申し込んだ期間にキャッシュバックキャンペーンがやっていたので、1年間振り込んだ一部が戻ってきます。

参照元:価格.com

 

当時の安心できる借入先の候補ななかで、最安の金利であり、諸費用も他と比べて割安でした。給与の振込先にしなければいけませんでしたが、その条件をクリアすれば店頭金利よりもさらに優遇金利が適応され、繰り上げ返済などの手数料もかからないというのが魅力でした。

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住宅ローンを組む際には自分で勉強することはもちろん大事ですが、銀行の担当者の方の話を聞きしっかり内容を把握することが大事だと思います。

金利だけで比較するのではなく、オプションでの疾病保障の有無、手数料の金額などいろいろ比較することはありますが、それらについて丁寧に説明してくれる担当者の熱意も検討する材料の一つではないかと思います。

そういったいみでは、ここはぜひおすすめしたいと思います。

参照元:価格.com

 

ろうきんという名前でまず信頼できるのと、選択肢の中で最も金利が低かったのが決定的だった。また当時住んでいたアパートからも新居からも共に近かったので、手続きのため足を運ぶのに楽だったのも地味にポイントが高い。

工務店との連絡も取ってくれ、ろうきんと工務店との間で用意してくれた書類もいくつかあった。対応してくれた担当も、当時一歳の子どもを連れての相談、手続きだったが、子どもの様子もよく気にかけてくれて好印象だった。

私は利用しなかったが、水曜日の夜にローン相談を受け付けているので仕事帰りに立ち寄ることができるのも便利だと思う。

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住宅ローンを組むにあたり、新たに口座を開設しましたが、ろうきんさんはATMの手数料が土日祝日でも無料でした。このあたりも細かいところですが、ポイントの一つになりました。

参照元:価格.com

 

選んだ決め手は、全期間固定金利が他の金融機関と比べて一番安かったことと、勤務先の財形で加入していたことから、新たに金融機関で口座開設をしなくてもよかったためです。

また、給与から天引きされるので、ローン口座へ資金を移動しなくてはいけないなど、手間が省けました。

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やはり金利の低さを褒める口コミが目立ちますね。

個人的には「ろうきんのATMは土日でも手数料無料」というのは魅力的なポイントでした。

他にも「工務店とのやり取りを行ってくれた」「給料かた天引きされる」などの便利さをポイントにされている方も多いようです。

 

借り換えでの口コミ

職場の職員組合が中央労金と団体契約を結んでいるので、借り入れの相談をしてみたところ、会員優遇金利が使えるとのことだったので、借り入れ手続きを取りました。中央労金の金利は変動よりも固定のほうが圧倒的に低いので当時借りられる期間目いっぱいの30年固定ローンを組みました。借り換え後のアフターサービスも定期的に職場に職員が訪問してくれているので都度相談できて安心でした。

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保証料が大幅に安くなるときだったのでラッキーでした29万くらい減ったのでその分は繰り上げ返済としました 固定の金利では2016年の夏より保証料が安いのでベストといえるタイミングでした 満足です

フラットのデュエットは、高くはありませんが、それならろうきんの連生を検討するといいと思います

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借り換えとなると、もちろん金利が目に付きますが、諸経費を金利に換算すると1%ぐらい楽に上乗せになっちゃいます。一番大きいのが、保険費用です。会社によっては保険費込みと、そうでない物とに分かれますが、これが非常に大きい!表題の金利はとてつもなく低いですが、保険等の必要経費を勘案すると、お得なローンの地図は様変わりします。ビックリしたのが、フラット35です。経費が途轍もなく高いので、目先の金利に騙されがちですが、個人的には大きく劣後するローンだと思います。皆さん目先の金利に騙されないように、実質金利で選んで行きましょう。

参照元:価格.com

 

金利も低く、繰り上げ返済などができるので、返済しやすいようにしていただきました。私たちにあった返済の仕方を提案していただけて、無理のないように組んでもらいました。

病気になった時のリスクも考えて提案していただいたので、保険のオプションもつけていただきました。今はまだ若いですが、子供もまだちいさいですにで、いざとなったときにも子供達にも心配かけないよう安心してすごせます。すごく満足して住宅ローンを組めたとおもっています。

参照元:価格.com

 

中央労働金庫は手際もよく相談から親身になって対応してくれた。また会社の近くに支店があり勤務時間などでも気軽にいけたのが良かったです。

金利はとても低く色々なプランを提示されたがどれもよかった。

最終的には10年の固定ローンで組んだがとてもよかったと思います。

参照元:価格.com

 

借り換えの場合でも、やはり低金利が決定打になられた方が多いようですね。

 

今回様々な口コミを調べてみましたが、どの口コミを見ても、新規借り入れ・借り換え共に、軒並み評判の高いものばかりでした。

 

労金の住宅ローンへの借り換えについて

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

シミュレーションで正しい数値を算出しよう

様々な事情により、住宅ローンの借り換えを考えられる方もおられるかと思います。

「現在は違う金融機関で住宅ローンを組んでいるけれど労金にしたくなった」そんな方は、労金の公式ページで借り換えのシミュレーションを行ってみましょう。

 

ろうきん 住宅ローンの借換えシミュレーション

 

現在の借り入れ状況と、借り入れ後の内容を入力するだけで簡単にシミュレーションを行うことができます。

計画的な返済計画を立てるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

労金で住宅ローンを組む際は自分に合っているか確認が重要!

ろうきんの住宅ローン4つの特徴と金利について分かりやすく解説!

ここまで労金の住宅ローンに関する様々な情報をご紹介してきましたがいかがでしたか?

最後に1番大きなデメリットをお話してしまったので、あまりいいイメージでは終われなかったかもしれません。

しかし組合員であれば、つなぎ融資での費用を考えても充分にお釣りのくる優秀な住宅ローンです。

 

最後に労金の住宅ローンに関する良い点、悪い点を簡単にまとめてみましょう。

 

【良い点】

  • 繰り上げ手数料が無料

  • 団体信用生命保険費用が無料

  • 組合員であれば金利が優秀

  • 金利引き下げの恩恵も種類が豊富

 

【悪い点】

  • 組合員かそうでないかの差が激しい

  • 組合員以外のメリットが少ない

  • 審査期間が長め

  • 審査が厳しい

  • 融資タイミングが遅いためつなぎ融資が必要

 

簡単にまとめるとこうなります。

 

これは住宅ローン以外にも言えることですが「そのローンが自分に合っているかどうか」を見極める必要があります。

労金でも、組合員かそうでないかで大きく変わるでしょう。

 

単に「金利が低いから」というだけの理由で申し込んでも、「つなぎ融資費用を考えれば他社の方がお得だった」なんてことにもなりかねません。

 

労金の住宅ローンを利用する際は、それが自分にとってお得なのかどうかをしっかりと考えてから申し込むようにしましょう。

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