2017/07/30

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FX初心者必見!米ドル円の特徴から為替相場・経済指標まで総まとめ!

ドル円の相場の違いとFXでの特徴について詳しく解説します

FX初心者必見!米ドル円の特徴から為替相場・経済指標まで総まとめ!

ドル円相場と円ドル相場の意味は同じ?

こんにちは。今回この記事では米ドル円について、その特徴から為替相場そして経済指標について詳しく解説を行なっていきます。

ご存知の通り、米ドルというのは最も流通量の多い通貨であり、どのような通貨を扱ったトレードを行なっていても、直接的もしくは間接的に影響を与える通貨と言われております。

 

例えば米ドルと全く関係ない通貨を取引していたとしても、アメリカの経済指標の発表日では、扱っていないにも関わらず、その経済指標に左右されて大きく上へ下へと為替が大きく動くのは珍しくはありません。

 

今回なぜドル円に絞って話をして行くのかというと、日本人が最も多く取引している通貨ペアがドル円だからなのです。さらには、初めてFXを行なったり、まだまだ初心者のような方にもお勧めできるのがこの米ドルなのです。

つまりどのようなトレーダーであっても、この米ドルという通貨は通る道、そしてFX取引をやる上で基礎となる通貨ペアでもあるので今回ピックアップをしました。

 

そこでまずは米ドルの説明をさせていただく上で、ドル円相場と円ドル相場の区別について話していきます。
これらのドル円相場と円ドル相場は同じと考えているようならそれは大きな間違いです。単に1ドル当たりと1円当たりの通貨の価値の違いではないか、と思う方も多いと思いますが、全然違って来るのです。

よく聞くドル円相場というのは、「1ドル当たり○円のレート」という意味になりますが、円ドル相場の場合は「1円当たり○ドルのレート」という意味になります。円ドル相場で計算する場合はドル建ての計算をして、ドル円の場合は円建ての計算をする違いがあるのです。

 

さて、次の項目からは、ドル円相場と円ドル相場の違いの違いについてさらに詳しく見ていきましょう。

ドル円相場と円ドル相場の違いとは?

FX初心者必見!米ドル円の特徴から為替相場・経済指標まで総まとめ!

アベノミクスの場合で見てみると

では詳しくドル円相場と円ドル相場の違いについてお話ししていきます。

まずはアベノミクスの場合でのドル円相場と円ドル相場を見ていきましょう。
例えば「アベノミクス」を実行した場合のドル円相場を「円建て」で計算して見ます。
通貨供給量が日本銀行の異次元緩和、通称、「黒田バズーカ」で増えるわけですから、円は需給の関係で安くなります。ドル、アメリカのGDP総額が、円安効果でドル建ての額面よりもアメリカGDP総額は増えていきます。

 


日本も「金融緩和」を行って景気よくなるだろうと見込まれてGDP総額は当然増えてきますよね。その結果、日本とアメリカの経済格差は2.8倍にもなります。
反対に円ドル相場では、ドル建てでの計算になります。円安になっているため、ドル建ての日本GDP総額は減る事になります。アメリカのGDP総額はアメリカが成長も減速もしないことを前提とした場合は円高になるのです。

東日本震災直後の場合みてみると

続いては東日本震災直後の場合で見てみましょう。
東日本震災直後では地震の他にも、原発事故と首都圏直下型地震でしたので、円高になったのが未だに理解できない人が大勢いる事でしょう。


ドル円の場合で見ていきますと、円のGDP総額が地震によって減ってしまうので、分子である日本が減少して当然になります。ドルGDPは変わらないと想定した場合、みなさんが想定するように日本の経済の先行きが暗いのですから円安になって当然のことになります。
しかし、円ドル相場は円が分母になってドル建てですから分母が減った場合は円高になりますよね。

アベノミクスと東日本震災直後で考えてみると

続いてはアベノミクスと東日本震災直後の場合で考えてみましょう。
「アベノミクス」のように日本の政策によって、しかも通貨需給まで加味した場合は円安に行ったのですが、地震や日本経済が低成長である場合、GDP総額は世界のそれと比較して小さくなるのですから円高に行って当たり前なのです。
日本がマイナス成長や低成長の場合は、日本の価値を世界で均衡させるために為替相場は物価が下がって価格調整をするのと一緒で円高になるのです。

現在の状況はどうか?

それでは現在の状況はどうなのでしょうか?
日本は緩和を実施しているのにも関わらず、低成長なのですから通貨の需給効果は完全に今は剥落しているのです。需給はすべてのものに優先する経済原理を無視して今の為替レートは円高に進んでいるのと一緒のことです。
となると、日本の郵貯マネー、年金マネー対、外国人投資家の勝負はどうなるのか、といえば、どちらの理屈に分があるのかは考えなくてもわかるでしょう。

FXのドル円の特徴とは?

FX初心者必見!米ドル円の特徴から為替相場・経済指標まで総まとめ!

ドル円の歴史とは?

それではここからは、ドル円の歴史について触れて行きましょう。
日本は戦後サンフランシスコ講和条約でなんとか戦後社会に復帰し、固定相場を行なって来ました。ですがその後は先進主要国との関係の中で、急激に円高方向に進むこととなりました。

バブル崩壊後の90年代以降はデフレ状況に突入することとなり、貿易黒字とともに大幅な円高時代を迎え、相場の上下を繰り返しはしましたが、リーマンショック後の2011年東日本大震災直後に急激な円高のピークをつけることとなり史上最高の75円台まで円高が加速しました。

デフレ対策と日銀による2回の量的質的金融緩和策が功を奏し、すでにリーマンショック前程度まで円高が是正されることとなって今日に至っているということなのです。

ドル円取引の特徴とは?

続いてはドル円取引の特徴についてお話しして行きます。
この通貨というのは、米国の債券金利に影響をうけるものとなっており、時間帯によっては値動きが変化することになります。

朝9時から午後3時までの東京タイムでは、日経平均株価との連動性がきわめて高く、日経平均が上がるとドル円もシンクロして上昇することが殆どとなっています。
またドル円が上がるから株もあがるという相乗効果があり、どちらが先かわからないような動きをすることも多く見られるのです。

次にニューヨーク時間では米国の10年債ものの利回りとの連動感が一段と高まる傾向があり、東京時間とロンドン以降の時間帯では同じ材料でも相場のセンチメントが変化することが多くなるのが特徴といえます。

時間帯によって変わるのがドル円の特徴

先ほども話をしましたが、ドル円というのは、時間帯によっては全然違う値動きをして行きます。東京の時間が終わったら次に欧州時間が始まりますが、傾向的に東京時間の否定から入ることが多くありますし、そのあとに控えるアメリカのニューヨーク時間では、経済指標等が頻繁に発表されるので、その発表内容によっては、かなりの値動きが予想されます。
それぞれの時間帯で、見なければ行けないポイントや流れがあることを覚えて起きましょう。

アメリカドルが解れば為替もわかる

この項目の最後にアメリカドルの話をして行きます。
アメリカドルの話がわかれば、流通量がその国の名目資産規模を大きく超えた時点で、その通貨の価値は下がっていきます。通貨と言う商品の流通量が増えれば価値は低くなるのは当然のことです。

もし米ドルの価値が下落していった場合は、買われる主要通貨は日本円以外にはなくなっています。日本の赤字国債が問題視されていますが、収支で考えれば問題はないのです。長期的に見れば円の価値が上がり、円高になるでしょう。

ドル円に影響を与える経済指標とは?

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失業率について

それではここからはドル円に影響を与える経済指標について詳しく見て行きましょう。

まず確認してもらうのは、失業率についてです。家計調査をベースに失業率を調査したものが失業率で翌月第1週の金曜日の雇用統計時です。こちらはFRBの利上げにも影響する指標となっているため非常に注目されている指標となります。

非農業雇用者数について

続いては非農業雇用者数についてになります。いわゆる雇用統計のNFPと呼ばれるもので、翌月第1週の金曜日に発表されます。この指標は事前予想と大きく(上にも下にも)乖離することが多く、マーケットの流れを一気に反転させることもしばしば起きるものとなっています。為替の世界ではお祭り的な性格も強く非常に関心の高い指標です。 プロの金融関係者が事前予想をしているにも関わらずなかなかその予想が当たらないことでも有名な指標となっています。

GDP成長率について

GDP成長率についても見て行きましょう。
このGDP成長率というのは、経済の先行きを占う意味でも非常に重要で、直近の米国の利上げにも絡むため注目率が高くなります。発表タイミングは四半期ごとの最終月の4週間後となります。こちらも予想外の下落になったりすることが最近しばしば起こっており、そのたびに相場には波乱が訪れることになります。

ISM(全米供給管理協会)製造業景況感指数について

ISM(全米供給管理協会)製造業景況感指数というのも重要になって来ます。長いのでよくISMと省略されて言われておりますが、毎月発表される景気状況調査で翌月の第1営業日に発表となります。

 

翌月1営業日発表であることから速報性が高く、リアルタイムに近い経済状況を把握するためには重要な指標となっています。指標は新規受注、生産、雇用、入荷遅延、在庫の5項目を扱っています。

ISM(全米供給管理協会)非製造業景況感指数について

先ほど話したISMとはまた別に、ISM(全米供給管理協会)非製造業景況感指数というのもあります。先ほどのは製造業景況感指数であり、これは非製造業景況感指数になります。非製造業の景況感指数がこちらで、翌月の第3営業日に発表されます。

 

製造業同様影響は大きなものとなりますが製造業の指数に比べると先行指数とみられているのが特徴です。米国は個人消費主体の国ですからこの指標が落ち込みはじめると個人消費にも暗い影を落とすことになるのです。

消費者物価指数(CPI)について

次は消費者物価指数(CPI)についてお話しします。こちらは消費者から見た財・サービスの価格を示す指標で、変動幅が大きいエネルギー・食品価格を除いたコアCPIが最も注目されるものとなります。翌月の2~3週間後に発表されます。

個人消費価格指数(PCE)について

お次は個人消費価格指数(PCE)になります。消費者から見た財・サービスの価格を示したものがPCEで、CPIとの違いは、CPIは品目別ウェイトが固定されているのに対して、PCEはウェイトが固定されていないことがあげられます。翌月の4週間後に発表されてまず。

耐久財受注について

お次は耐久財受注についてお話をして行きます。耐久年数が3年以上の財の受注統計がこれに当たります。翌月の3~4週間後に発表となっています。

失業保険申請件数について

重要な経済指標の中には、失業保険申請件数というものもあります。この経済指標というのは、新規失業保険申請件数及び失業保険継続受給者数を報告したもので翌週木曜日に発表されます。これが月次の雇用統計を占うものとなるため、それなりに市場に影響を与え続けている状況です。

小売売上高について

小売売上高の経済指標についても見て見ましょう。この経済指標はそこまで重要ではなく、発表されても少ししか動きませんが、経済指標の1つなのでお話しします。消費統計の最重要指標が小売売上高となります。翌月2週間後に発表されています。

消費者信頼感指数について

消費者信頼感指数という経済指標もあります。この経済指標は、消費者のセンチメントを把握する指標で、小売売上高とともに関心をもたれています。

住宅着工件数(及び住宅着工許可件数)について

次の経済指標は住宅着工件数(及び住宅着工許可件数)になります。一戸建て、集合住宅の着工件数をそれぞれ発表。景気の指標として関心をもたれています。

中古住宅販売について

最後になりますが、中古住宅販売についてお話しして行きます。
中古住宅の売買契約がなされてから、2~3ヶ月遅れて計上されるもので、実際の市況からの遅行指標であることが特徴です。中古住宅は米国では重要な住宅供給資源であるため、新築とともに景気予測には欠かせない存在となっています。

実需が一定の価格を支えるのがドル円

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相場を支えるのはこうした取引が中心に

それではここからは、相場を支えているのはなんなのかについて触れて行きたいと思います。

投資金額全体の実需が2割で、残り8割は投資、投機筋と言われております。ただ機関投資家のように一旦売買すると長期間反対売買を行わないプレーヤーも投資、投機筋に入っていますから、純粋な実需というのは2割くらいにとどまるのが現状です。

そもそも実需というのはなんなのか。この実需というのは国のGDPとも密接に関係する規模がありますので、2割といえども重要な存在になってくるのです。2013年、原発が停止した後はエネルギーの輸入金額が円安とともに大きくなり国内の貿易赤字は13兆円を越えるレベルとなりました。

 

これはすべての貿易額の中でドル円は買い越し、つまり円安ドル高になる根底的な動きとなっていますから相場を根底から支える大きな力になっていたことは間違い無いのです。
2013年、海外の投機筋は日経平均を買い上げるためにヘッジとして15兆円近いドル円を買いに走っていますが、株式の売却とともにすべてのドル円の買いは反対売買で売られることになっていますから投機の通貨外だけでは当座の相場は動いても安定的な上昇や下降にはつながらないことだけは間違いありません。やはり買いきりだまと呼ばれる実需のドル買いは相場を根底レベルで支えていることがわかります。

実需が確実に通貨高を支える

先ほど実需について触れて行きましたが、結論からいうと実需が通過高を支えているのです。
米国と同様に量的金融緩和を実施したECBですが、EU圏にはドイツという巨大な貿易黒字国があり、この存在が必ず実需面でユーロ買いを支えることになっていることは間違いありません。

どれだけユーロが売り込まれても最後のサポートラインを支えてくれるのが実需ということになるのです。直近では、原油価格の下落とともに日本の貿易赤字は急激に縮小に向かいつつあります。

また原発の再稼動によりエネルギーコストの縮減も進んでいますのでドル円はこの部分だけでみますとそう簡単には円安に向かわない状況となっていることもわかるのです。

こうしたことから経常収支などの発表についても関心を持っておくことが需要になってくるのです。実需だけではなかなか買いあがるところまではいかないものの、しっかり相場を支えるという役割は果たしているのです。

FX初心者に向いている通貨ペアはドル円?

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FX初心者にとってドル円が取引しやすい理由とは?

この項目では、FX初心者に向いている通貨ペアはドル円な理由をお話しして行きます。

なぜドル円が初心者にとって扱いやすい通貨なのかというと、日本人が普段使っているのが日本円だからと言う理由もありますが、FX初心者にとって一番の要因は、「値動きが小さいから」と言う理由が上げられます。

アメリカドルと円は世界を代表する通貨となっており、世界の取引総量はユーロとドルに続き第2位の通貨ペアだと言われています。そのため、一部の投資家による思惑だけでは資金が足りずに大きな値動きを見せる事ができないのです。

 

この通貨の値動きの特徴については、「値動きが小さいために利益と損益が出にくい」が挙げられます。値動きが小さいため、どうしても短い取引では大きな利益を上げる事が難しくなります。しかし、反対に思った方向と逆方向へと相場が動いた場合でも大きな損失を出さないで済みます。

続いての特徴としては、「一時的な急激に偏った動きが出にくい」ことです。
先ほどお話をした通り、総取引量の多い通貨ペアとなるために、一部の偏った考えを持った投資家の影響を余り受けずに済無のです。そして瞬間的に大量の資金を投じて値動きをさせる、「ストップ狩り」と呼ばれる個人投資家を狙い撃ちにするような動きが起きにくいと言う特徴があります。

最後の特徴となりますが、「じっくりと戦略を練る事ができる」ということです。値動きが他の通貨と比べると穏やかなために、現在のような10分の1秒以下での判断を必要とするFX取引の中、初心者トレーダーにとって非常に大切な思考時間を比較的に長く得る事ができます。

初心者がレバレッジの機能性を学ぶのにドル円が良い

続いてのドル円が初心者に向いている理由なのですが、初心者がレバレッジの機能性を学ぶのにドル円が向いているからなのです。レバレッジをかける事は、まるで「諸刃の剣」で、大きな利益を得るための破壊力を持つと同時に、大きな損失を出す可能性も上昇させるものなのはご存知のことでしょう。

ですがFXで大きな利益を出すことを考えるとレバレッジはなくてはならないものになります。ドル円は他の通貨と比較しても穏やかな動きをする通貨ペアになるのは、再三にわたり話をして来ましたが、流通量が非常に多いからです。そのため少々のレバレッジをかけたとしても強制的に損失を確定させられてしまう「強制ロスカット」には、掛かり難いとも言えます。

ドル円で学んだレバレッジとリスクに対する感覚は、他の通貨ペアを取引する際にも使えるので非常に重宝します。リスクを小さくしながらレバレッジの効果と特徴を学べるので、初心者の方は是非その事を意識した取引を心掛けたいところです。

ドル円の値動きの特徴を知るのに良い

この項目で最後になりますが、取引を行う上でドル円の特徴を知るのが非常に大事になります。テクニカル分析から時間をかけて導き出した値動きに予想にも関わらず、「実際の値動きでは見事にそれを裏切りやすい」と言う特徴は、どうも歯がゆい思いをする事となります。

もちろん相場は水物ですから一概には言えませんが、どちらかと言うと日本の企業による売買の動きに注意を払う事で取引が上手く行くケースが目立つ通貨ペアとも言えるのです。

日本には世界を代表する大企業が沢山有ります。その大企業が一斉に同じ方向へと売買をするとテクニカル分析が効かなくなるような一方通行の動きを見せる事も散見されます。
初心者の方にとっては、これもまたニュースから相場を学べる非常に良い機会となるでしょう。

金融緩和後、値幅調整の自律調整機能が効かないドル円市場について

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値幅調整機能とは?

ここからは少し難しい話になりますが、金融緩和後、値幅調整の自律調整機能が効かないドル円市場について話していきたいと思います。

一旦かがんで力をためて上に上昇するという動きを為替の通貨ペア2ヶ月から3ヶ月に一度は行うからこそ、相場の売りと買いが整理されて動きが強まることになります。ですが、相場が下がり始めるとすぐに準公的機関が買いを入れようとするため、相場は結果的に価格で調整ができなくなり、長い日柄での調整を余儀なくされるのです。

トレンドがはっきりしないときはエントリーしない

一つ言えることは、ンドがはっきりしていない時はエントリーを控えることをお勧めします。トレンドのないときにボラティリティの大きな相場に入っても、逆に大きなボラテリティに翻弄されて証拠金を失う可能性がありますので、注意をしなければなりません。

本来はしっかりとしたトレンドがでているかレンジ相場が確認できてから売買をするようにしましょう。

ATRでドル円の過去の値幅をチェック

ドル円の過去の動きを確認するには、ATRという指標の20日平均をとるとその動きが見えて来ます。
ざっくりとした数値でいえば直近では1日1円程度は動くようになっていますので、それにプラスアルファを足した部分で少し離れたところに買いを差して様子を見てみるのも今の相場では妙味があるかもしれません。

ドル円の相場に影響を及ぼすオプションとは?

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オプションは誰が買うのか?

それでは最後の項目になりますが、ドル円の相場に影響を及ぼすオプションについて話をしていきましょう。

オプションというのは、取引をしている上で多く耳にする言葉であります。このようなオプションはヘッジファンドなどの登記筋も買っており、実需でも買っているものなのです。

例えばドル円が20円上昇するというのは普通に考えれば考えられないですし、到達しなければ一銭にも当然ながらなりません。つまり現実的でないということから、その価値は低くなっているのです。

しかしそれは10円上昇だったらどうでしょうか?
これは先ほどの20円と比べると、現実味はありますよね。20円より10円上昇の方が価値が高まっているということになるのです。

投機筋というのは、安い状態で持ち続けることによって、この価値が上がった段階で第三者に売り飛ばすこともできるのです。これがオプションの取引ということになります。

オプションの価格に差し掛かるとその価格に相場が収斂するのは?

オプションの価格に差し掛かるときの価格の相場について見ていきましょう。

例えば120円のプットオプション(買い権利)の場合、プレーンなオプションであれば120円を超えたところでこのオプションをもっている連中はドル円を売りに来ることになります。
つまり120円で好きな量を買えているわけですから、120円30銭で売って119円90銭まで押し下げれば、まずは30銭儲かることになります。

続いて119円90銭近辺で反対売買をすれば、何度でも120円で買い付けが出来るわけですから利益にありつくことが出来るのです。これをNYカットでエキスパイアするまで何度も繰り返すうちにだんだん相場は動かなくなり、限りなく120円に近づいてとうとうおしまいになるケースがあります。

ノックアウトオプションの場合はその値に到達したら終わり

最後になりますが、ノックアウトオプションについて話していきたいと思います。このノックアウトオプションというものが設定されている場合、その設定価格を触れたとたんにオプションの権利が消滅してしまうことをノックアウトオプションというのです。

 

仮にまったく触れずに最後まで持ちこたえればかなりの金額の利益を設定した金融機関からもらえることになります。そのため必死に防戦売りや買いをして行くことになります。

最終的にその価格がついてしまいますと、先ほど話をした通り権利喪失になり、高いお金を出したオプションもな何の足しにもならなくなってしまうので必死に防戦をすることになるのです。

こういったオプションの売買は投機筋ではとてもわかりやすいのですが、輸入や輸出の実需の事業者でもリスクヘッジのために購入しているケースもあるのです。当然のことながら、目算を間違い、オプションが行使できなければ損害を受けることには変わりありません。

こうしたオプションはまるで地雷のように設定されていますので、相場が膠着したりそれ以上あがらなかったり様々に不思議な状態を示現することがあります。
特にドル円にはこうしたオプションが実に多く登場しますので、まずオプションの噂を聞いたらどういうものが設定されているのか、そしてその後どう動きそうなのかを想定することが重要になるのです。

オフィシャルにはこうしたオプションがどこになるかは判りませんが、直前になると様々な金融機関から情報がでてきて、何となく判ることがあるのです。かなり微妙な話ですが、そんな動きがオプションなのです。

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