FXって何?仕組みとメリットとデメリットを検証!

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

FXとは?

いきなりですが、「もっとお金欲しいですか?」と聞かれたらあなたは何と答えるでしょうか。

ここで「いや、すでにたくさん持ってるから」なんて言える恵まれた方はどれくらいいるのでしょう。

きっと多くの方が「欲しい」と思うはずではないです。

 

ではどうしますか?

宝くじに賭けてみますか?

いいえ、そんな途方もない確率に賭けるくらいなら、もっと現実的な資産運用という方法を取ってみませんか?

 

現在日本では、残念ながらまだ「資産運用」という概念は浸透していません。

その証拠に「貯金を増やすなら?」と質問すると

 

  • 「生活を切り詰める」

  • 「収入の良い仕事に転職する」

 

といった選択肢しか思い浮かばない人がとても多いのです。

しかし「労働=対価」で貯金を増やすのにも限界がありますよね。

そこで選んで欲しいのが「資産運用」なのです。

 

資産運用とは、現在お持ちのお金を「投資で増やす」ことです。

これができれば、一生分の賃金を1年で稼ぐことも不可能ではないのです。

 

もし資産運用に興味が湧いてきたのであれば、今回ご紹介するFXで投資をしてみましょう。

 

FXとは、簡単に言うと「日本円と外貨を交換すること」です。

世界中にはドル・ユーロ・ポンドなど、204種類もの通貨が存在すると言われています。

それらを利用してお金を稼ぐのです。

 

FXと聞くと

 

  • 「専門用語ばかりで意味がわからない」

  • 「仕組みがわからないから怖い」

 

そんなイメージをお持ちの方が大半でしょう。

しかし実際FXについて調べてみると、意外と簡単な仕組みなんですよ。

 

1ドル100円の時に100万円分ドルを購入したとします。

それがしばらくして1ドル120円になったらどうでしょう。

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

参照元: サバイブ|お金の情報格差をなくしたい

 

そう、20万円の儲けです。

このようにFXとは「安い時に買い高い時に売る」という商売の基本さえわかれば、そう難しいものではないのです。

 

とはいえ今回ご紹介するのは、「どうしたらFXで勝てるか」ではありません。

「FXとはどういうものなのか」です。

 

  • FXで稼げる2つの仕組み

  • 知っておきたい14個の専門用語

  • FXのメリット・デメリット

  • FXを行う上でのリスク

 

このような基本的なことばかりです。

まずはFXに関する基礎知識を覚えましょう。

この基本的なことさえわかってしまえば、利益に繋がる取引も簡単に考えられるようになりますよ。

FXで利益を出せる2つの仕組み

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

1:円安と円高を予想して為替レートの差額で儲ける

FXで「利益を出す=お金を稼ぐ」には2つの方法が存在します。

まずはこの2つの仕組みをしっかり理解して、お金を稼ぐための近道としてしまいましょう。

 

利益に繋がる最初の仕組みは、冒頭でも例に挙げた「為替レートの差額で儲けること」です。

これを専門用語では「為替差益(かわせさえき)」と言います。

 

その仕組みは2つの通貨を交換することで、差額を稼ぐというものです。

「売値」と「買値」の差で儲ける、まさに「安い時に買って高い時に売る」です。

とても簡単でシンプルなことですよね。

 

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

参照元:ファクトリープラス合同会社

 

これが「為替差益」です。

FXはこの手法で利益を目指すのです。

 

ちなみにこの為替差益の逆が「為替差損(かわせさそん)」です。

できれば覚えたくもないことですが、FXをする上できっと経験してしまうことだと思いますので、一応ご紹介しておきますね。

 

上記の画像を見てもわかるように、この為替差益を目指すためには「円高・円安」について知っておかねばなりません。

しかしこれがなんともややこしく、混乱してしまう方も多いのです。

 

  • 1ドル120円だったのが1ドル110円になった→円高

  • 1ドル120円だったのが1ドル130円になった→円安

 

「円の方が安くなったのに円高ってどういうこと!?」

 

そう思われるとは思いますが、これは「円の価値が高いかどうか」で考えるとわかりやすくなります。上記の例を逆に言ってみましょう。

 

  • 昨日は120円で1ドルだったけど今日は110円で1ドル買えた→円の力が強い→円高

  • 昨日は120円で1ドルだったけど今日は130円で1ドル買えた→円の力が弱い→円安

 

こういうことになるのです。

いかがですか?

日本語だけで見るとなんともわかりにくいのですが、その言葉の意味を知れば、もう間違えることもないのではないでしょうか。

 

この「円高・円安」はニュースでも使われるくらいメジャーな言葉です。

この言葉の意味を知らねば、大切な取引タイミングを逃してしまうことも考えられるのです。

 

為替差益で賢く利益を目指すのであれば、この「円高・円安」は必ず理解しておきましょう

 

円高だとどんな影響がある?仕組みと要因について猿でもわかるように解説!

2:金利の違いでも利益でる

FXで利益を出すための2つ目の方法が「スワップ金利」です。

スワップ金利とは、2つの通貨の金利の差です。

 

例えばオーストラリアドルと日本円で考えてみましょう。

 

  • 日本円の金利=0.1%

  • オーストラリアドルの金利=1.5%

 

この場合、金利の差は1.4%ということになります。

 

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

参照元:株式会社外為どっとコム

 

これがスワップ金利なんです。

 

「スワップ金利はわかったけど、どうして金利差があると利益に繋がるの?」

 

と、不思議に思いますよね。

しかしその答えは「持っているだけでその金利がもらえるから」です。

 

金利差がある通貨ペアを持つ=その金利差を受け取れる権利が発生する

 

ということになります。

 

スワップ金利がある通貨を持っていると、スワップポイントというものが貰えます。

このスワップポイントが利益=お金なのです。

 

例えば上記のオーストラリアドルを3万ドル分、半年所有していたとしましょう。

 

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

参照元:株式会社外為どっとコム

 

いかがですか?

ただ持っているだけなのに半年で17,820円の儲けになりましたよね。

 

日本の銀行に預金したところで、その金利は「ゼロ金利」と揶揄されるほど少ないものです。

しかし海外には高金利の通貨もたくさん存在するんですよ。

 

この高金利の通貨とそうでない通貨をセットで持つことで、その恩恵が受けられるということです。

これが2つ目の理由の「金利で儲ける」の正体です。

 

ちなみにこのスワップ金利とスワップポイントは、FX会社ごとで違います。

ここがポイントなのです。

「金利で利益を出す」のであれば、それだけ条件の良いFX会社を選ぶ必要があるのです。

 

現在人気の5社で、人気の通貨ペアごとのスワップポイントを比較してみましょう。

 

GMOクリック証券

スワップポイント(1日あたり)

豪ドル/円

NZドル/円

南アランド/円

38円

41円

19円

 

ヒロセ通商

スワップポイント(1日あたり)

豪ドル/円

NZドル/円

南アランド/円

50円

60円

15円

 

SBI FXトレード

スワップポイント(1日あたり)

豪ドル/円

NZドル/円

南アランド/円

41円

40円

17円

 

FXブロードネット

スワップポイント(1日あたり)

豪ドル/円

NZドル/円

南アランド/円

22円

18円

5円

 

みんなのFX

スワップポイント(1日あたり)

豪ドル/円

NZドル/円

南アランド/円

28円

28円

10円

 

いかがですか?

同じ通貨にも関わらず、その差は結構大きいものですよね。

 

このように毎日貰えるスワップポイントですが、その金額はFX会社で大きく変わるものなのです。

FXで利益を出せる2つ目の理由「金利で儲ける」を実行したいのであれば、どれだけFX会社選びが大切かがおわかり頂けるでしょう。

 

もちろん1つ目の理由「為替差益でお金を稼ぐ」方が大きい金額が稼げる可能性も高いですし、FXの面白みもあるでしょう。

しかしこの2つ目の「金利で儲ける」も、決して軽視してはいけないことだと覚えておきましょう。

FXトレードをする上で知っておきたい14の専門用語

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

1:証拠金とは?

「証拠」と言われるとちょっと違ったイメージになりますが、「証拠金」「担保」だと思えば良いでしょう。

これを預けることで、FX取引が行えるのです。

2:レバレッジとは?

「証拠金にかけるテコ」…と言っても少しわかりにくいでしょうか。

要するに「所持金よりも高額の取引ができること」です。

 

例えば1万円持っていて、レバレッジ10倍を利用すれば、あなたは10万円分の取引が行えることになります。

3:スワップポイントとは?

これは先ほども出てきた言葉ですね。

2つの通貨の金利差、これをスワップポイントと言います。

 

このスワップポイントは毎日発生するもので、金利差の利益がもらえます。

もちろん逆になるパターンも考えられるので、この場合は「マイナススワップ」と呼びます。

4:ポジションとは?

通貨を購入し持っている状態、これをポジションと言います。

「今ドル円の通貨ペアをどれだけ持ってる?」を「今ドル円ポジションどれだけある?」にするとわかりやすいでしょうか。

 

通貨を買ったのであれば「買いポジション」、売ったのであれば「売りポジション」です。

一般的には「位置」を意味する言葉ですが、FXでは「量」を表すのです。

5:スプレッドとは?

スプレッド「買う時と売る時の差」のことを表します。

これはFX会社の取り分が含まれるためです。

1個10円で仕入れたものを10円で売っていては会社も儲かりませんよね。

 

このスプレッドは「取引コスト」のひとつとなりますので、低ければ低いほど嬉しいものになります。

6:ロスカットとは?

「これ以上損失額を大きくするわけにはいかない」そう判断された時に、自動的に決済されることです。

 

このロスカットの条件はFX会社毎に違いますので、最初に確認しておきましょう。

7:スリッページとは?

スリッページは、注文した時の価格と、その注文が成立した時の価格の差のことです。

 

ネット回線を利用するものですから、次のページに行くのにほんの1・2秒のタイムラグが発生しますよね。

しかし為替レートは常に変動し続けるものですので、そのほんの数秒でもその価格が変わってしまうことがあるのです。

8:デイトレードとは?

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

デイトレードは、その名の通り「デイ=日」、1日で注文から決済まで全ての取引を終わらせることを言います。

 

1日ではよっぽどのことがない限り大幅な価格差はありませんので、少額の利益を目的とする取引方法です。

9:システムトレードとは?

システムトレードは、FX会社それぞれが備えている自動売買システムを利用して取引を行うことです。

 

自分で好きな条件を選ぶものもあれば、すでに設定されている中から選ぶものもあるでしょう。

しかしどちらにせよ自動で取引を行ってくれるので、チャートとにらめっこしなくても良く、初心者でもプロ顔負けの取引をすることができます

10:スキャルピングとは?

取引を行うのに、最も短時間で終わらせるものがこのスキャルピングです。

 

数銭から数十銭の利益を狙って行うもので、数秒から数分で取引を終わらせる方法です。

利益幅が小さい分、「回数をこなさねばならない=適格な判断力が必要」となるFX中級者から上級者向けの取引テクニックのひとつです。

11:マージンコールとは?

先ほどのロスカットと少し似ていますが、マージンコールは、証拠金以上の損失を拡大させないために作られたシステムのことです。

 

多くの場合は、証拠金に対して50%以上の損失が出た場合に行われますが、こちらもFX会社によって違う場合があります。

取引を行う前に必ず確認しておきましょう。

12:ロールオーバーとは?

ロールオーバーは、FXならではの特徴とも言えることです。

これは「いつまでもポジションを所持し続けられること」を指します。

 

例えば株ですと、その会社がなくなったらもう所持し続けることはできませんよね。

しかし国の通貨というのは、その国がなくならない限り存在し続けるものです。

ですので、何年でも何十年でも持ち続けようと思えば持ち続けられること、それがロールオーバーです。

13:キャリートレードとは?

キャリートレードは、金利の低い通貨で資金を作り、金利の高い通貨で運用することです。

わらしべ長者のようなイメージで良いかもしれませんね。

 

売買によって得られる差額の利益金を稼ぐ賢い運用方法ではありますが、そもそも金利の低い通貨で資金を作ることができなければ話になりません。

14:ナンピンとは?

ナンピンとは、価格が下がった時に、更に買い増しをする行為を指します。

 

「価格が下がったから損失を出してしまっている。しかしもしまた価格が上がれば利益になるんだ。だから安い今のうちに買い足しておこう」ということですね。

もちろん更に下がっていくことも考えられるので、一か八かの博打感の強い手法です。

FXトレードのメリットとは?

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

外貨預金よりも取引コストが安い

同じく外貨を取り扱う投資方法の中には、外貨預金というものが存在します。

しかしこのは外貨預金は、銀行の手数料や税金で引かれる分がとても多く、実際はあまりお得な投資方法とは言えません。

 

この外貨預金については、下記の記事で詳しく紹介されています。

併せて参考にしてみましょう。

 

良く聞く外貨って何?特徴と外貨で行う資産運用方法について詳しく解説!

 

そんな外貨預金と比べ、同じ「外貨で利益を出す」投資方法ならば、FXの方が手数料は10/1程度で済んでしまうのです。

少ない資金でも資産運用が出来る

レバレッジというシステムもありますし、最近では1通貨単位で取引ができるFX会社も出てきました。

 

「投資」と聞くとどうしても「最初に用意する資金が必要」だと思われがちですが、実は少額の資金でも資産運用ができる投資なんですよ。

24時間どこでも取引可能

株式などですと17時で終了してしまいます。

しかしFXは世界中で行われているものなので、24時間取引が可能なのです。

 

その理由はこの地球には時差があるからです。

日本より7時間前を過ごすヨーロッパにはロンドン市場がありますし、日本より14時間進んでいるアメリカにはニューヨーク市場があります。

そのため世界のどこかでは必ず取引が行われているのです。

FXは無料のセミナーや動画が豊富

FX会社では、独自の情報コンテンツの提供や、無料セミナーを開催しているところも多く、それらのほとんどが無料で利用できるものばかりなのです。

 

またこの記事のように、FXについて紹介するサイトも多く存在します。

FXは情報が集めやすい投資法なのです。

少ない資金で大きな額が動かせる

これがレバレッジというシステムを最大限活かせるメリットです。

株式ならば最大3倍でしか行えませんが、FXならば最大25倍で取引を行うことができます。

 

もちろんその分リスクも高くはなりますので、「レバレッジの倍率=リスクの倍率」と覚えておかねばなりません。

しかしその分得られる利益はどんな投資方法にも負けないのです。

どんな状況でも利益を出しやすい

普通の取引では「買ったら売る」が基本になりますよね。

しかしFXでは「売り」から入ることも可能なのです。

 

この「売り」から出来る投資はFXだけです。

つまりFXは利益を上げやすい投資と言えるのではないでしょうか。

インサイダー取引が起きにくい

株式では、インサイダー取引などの不正が行われる可能性があります。

しかしFXは世界中が同じルールに乗っとり行っているため、このような不正が起きにくいのです。

取引がしやすい

まず株式ならば3,000以上の会社の中から、利益に繋がりそうな株を選ばねばなりません。

しかしFXならば多くても50程度です。

 

その分ひとつの銘柄で取引を行う人口が圧倒的に多く取引が成立しやすいというメリットがあるのです。

やめたい時にやめれる

例えば株式では「ストップ安・ストップ高」という価格の終わりが存在しますが、FXでは存在しません。

また先述したようにその国がなくならない限り通貨もなくなりません。

 

つまりいかなる状況でも取引を続けることが可能なのです。

言い換えればやめたい時・やめる時のタイミングは自分次第ということになるのです。

スワップ金利で長期的に稼げる

上記の「FXで利益を上げられる2つの理由」でもご紹介したように、スワップ金利を利用すれば、長期的に利益を上げ続けることが可能です。

 

つまり為替差益を気にしなくても、スワップ金利目当てのみで行うことも可能ということですね。

FXトレードのデメリットとは?

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

メンタルに負荷がかかりやすい

お金が絡むのがFXです。

そしてお金が絡んでいるにも関わらず、常に冷静でいられる方もそうおられないでしょう。

買っても負けても何かしらの感情は動きますよね。

つまりFXはメンタルに負荷がかかりやすいものとも言えるのです。

 

例えば高レバレッジを利用したとしましょう。

その注文が決済を迎えるまで、結構ひやひやしたりしませんか?

 

取引で何十万円も損失を出してしまったとしましょう。

食事はすんなり喉を通りますか?

 

損失を出す日が数日続いたとしましょう。

変わらず笑顔で毎日を楽しく過ごせますか?

 

「そんな思いをしたくないから」とレバレッジを利用せず少額の取引だけしていたとしても、数千円でも負ければ「悔しい」という感情が出てくることでしょう。

 

このようにお金を失う可能性があるだけに、どうしてもストレスを感じてしまうことがあるのです。

FXをするのであれば、このメンタルへの負荷を上手に処理する能力も必要になってくるのです。

簡単に聞こえるかもしれませんが、お金の増減が絡むとなるとかなりの難易度となるでしょう。

没頭してしまう

これは投資全てに言えることかもしれませんが、良くも悪くも中毒性があります。

 

  • 損失を出してしまえば「取り返してやろう」

  • 利益を出せば「もっと稼いでやろう」

 

と、中々満足するタイミングがなく、その分熱中し過ぎてしまう可能性もあるのです。

 

  • 「どんな時でもチャートが気になってしまう」

  • 「ニュースを見てもFX相場のことを考えてしまう」

 

となってしまうのであれば、それはかなりの黄色信号かもしれません。

こうなると家事や仕事、プライベートに至るまで、生活の全てがFXで染まってしまいます。

これが決して良いことでないのは、みなさんご理解頂けるのではないでしょうか。

 

  • 「FX取引が気になって集中力が削がれ仕事でミスしてしまった」

  • 「相場が気になって子供にまともな手料理を出さなくなってしまった」

 

このようなことにならないよう、FXは適度に行うものであるということを忘れてはいけません。

 

またどうしても没頭し過ぎてしまう方は、パソコンにかじりついてなくても行える自動売買システムなどを上手に利用しましょう。

 

FXをするのは利益を出すためです。

つまりFXはお金を手に入れるための「手段」です。

それが決して「目的」にならないよう気をつけましょう。

FXで考えられる10個のリスク

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

その1:為替変動リスク

為替レートは24時間常に変動していますが、当然ながら予想通りに動くことはありません。

勝てると予想した逆をいけば、それは負ける時ということになります。

 

先述した為替差益と為替差損のことですね。

1番利益を稼ぎやすいからこそ、1番リスクになることだと覚えておきましょう。

その2:金利変動リスク

先ほど「スワップ金利で長期的に稼げる」とお話しましたね。

しかし為替レートと同じく、この金利も日々変動しているのです。

 

「スワップポイントが予想よりも少ない」ならまだましですが、場合によってはいつの間にか金利差が逆転し、スワップポイントを支払わなければならない、マイナススワップになるかもしれないのです。

その3:レバレッジリスク

「レバレッジは最大25倍まで利用できる」、これは「利益も25倍にできるけど、リスクも25倍」とほぼ同義語です。

「レバレッジの倍率=リスクの倍率」、これはFXをするのであれば必ず頭に叩き込んでおきましょう。

 

なぜならFXで多額の負債を抱えてしまうほとんどの方が、この高すぎるレバレッジを利用していた方ばかりなのです。

その4:ロスカットリスク

ロスカットは、先述したように損失を拡大させないために自動的に決済されることです。

 

他にも一定額まで損失が膨らんだ時に、自動的にその通貨を決済する逆指値注文を発動させること、これもロスカットになります。

しかし売買が成立しなかったり、為替レートが急激に変動すると、その逆指値注文が発動せずに取引が成立しない=想定外の損失になることもあるのです。

その5:強制決済リスク

  • 証拠金維持率が100%を下回るとき

  • 証拠金の額が保持する外貨の実質価値の4%未満であるとき

 

これらの場合強制決済となります。

 

仮に強制決済の後で利益に繋がる動きをしたとしても、もう所持していないので利益に繋がりません

また強制決済は成行注文で行われますが、状況次第では取引が成立せずに、本来強制決済を予定していたはずの為替レートよりもかけ離れた数値で決済が行われることもあるのです。

こうなると、追加で証拠金を支払うリスクが発生することがあります。

その6:スリッページリスク

スリッページは先述したように数秒のタイムラグで価格が変動してしまうことです。

例えば「1ドル=120.000円」で注文したのに、実際には「1ドル=120.003円」で約定してしまう、そんな場合を指します。

その7:流動性リスク

FX(エフエックス)とは?始める前に知っておきたい14個のポイントを解説

流動性とは通貨の流通量のことを言います。

例えば米ドルやユーロ、日本円などは世界中で人気がある通貨ですので、流動性が高いと言えるでしょう。

 

一方取引量が少なく、流動性の低い通貨もあります。

これらを扱うと、取引人数の少なさから取引が成立せず、「売りたくても売れない」などの想定外のことが起こる可能性があり、損失に繋がってしまいます。

その8:電子取引リスク

これはお使いのパソコンやルーターなど、何かしらの電子機器の不具合で取引ができなくなるリスクです。

 

例えば、ネット回線通信機器サーバーなどがダウンしてしまえば、その分売買が一時的に停止してしまいますよね。

他にもモバイル端末の通信エラー、スマホアプリの不具合、情報配信サービスの遅延なども考えられます。

 

これにより適切な売買タイミングを逃すことにより、利益額が減ったり、損失が拡大する可能性があることを忘れてはいけません。

その9:相対取引リスク

FX会社が提示している為替レートは、FX会社が複数の世界的な金融機関の為替レートを参照にして、それぞれが独自に決めている数値です。

 

そのためインターバンクレートと価格差が生じることもあるので、FX会社によっては正確な為替レートが提示されず、損失を被る可能性もあります。

 

この為替変動やインターバンクレートについては、下記の記事でもっと詳しく説明されていますよ。

 

為替とは何ぞや!?言葉の意味について小学生でもわかるように解説!

その10:信用リスク

例えば「米ドルを100万円分買う」と注文したとします。

FX会社はそれをその通り行っているわけではないってご存知でしたか?

 

投資家がFX会社を通して行われた注文は、FX会社がインターバンク市場に参加している企業に対して「ドルで日本円を100万円分買う」という反対売買を行うのです。

つまりFX会社は、常に顧客の注文と真逆の反対売買を行っているということです。

 

これは顧客と損益分のみを受け渡ししている仕組みのためなのですが、このことから言えるのは、「円滑な取引が行わなければ全てが成立しない」ということです。

 

  • 顧客とFX会社

  • FX会社とカバー先の金融機関

  • カバー先の金融機関とインターバンク

 

これらの間において、どこかひとつでも適切な運営が行われていないと、FXは公平な取引ができなくなってしまいます。

 

つまり全ての機関で公平で円滑な運営が行われなければならない=全ての機関同士の信用で成り立っている」のがFXなのです。

どこかひとつでもこの信用を裏切るようなことを行ってしまえば、それはイコールで大きな損失に繋がってしまうということですね。

 

ここまでFXをする時に考えられる10個のリスクについてご紹介してきました。

最後にこれらを簡単に一覧表にまとめてみましょう。

 

FXで考えられる10個のリスクまとめ

為替変動リスク

為替変動による為替差損・為替差損

金利変動リスク

支払わねばならないマイナススワップもある

レバレッジリスク

レバレッジの倍率=リスクの倍率

ロスカットリスク

自動決済が行われない場合がある

強制決済リスク

強制決済が行われない場合がある

スリッページリスク

タイムラグによる想定外価格での取引になる

流動性リスク

通貨量の少なさから取引が成立しない可能性がある

電子取引リスク

システムトラブルにより取引に支障が出る

相対取引リスク

FX会社によっては為替レートが正しくないことがある

信用リスク

FXに関する取引は全て信用の上に成り立っている

 

このようにFXには数多くのリスクも考えられます。

始める前に必ずこれらのことは覚えてから行うようにしましょう。

関連する記事

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マネストの最新エントリーが見られます。

Twitterでマネストをフォローしよう!

「増やす」ランキング

人気記事総合ランキング

Tweet by @ManeSto_com