2017/07/17

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そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

よく聞く為替とは?為替について詳しく解説します!

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

為替とは?

みなさん、為替ってご存知ですか?

 

筆者は昔「郵便為替」というものを利用してネット通販をしたことがありますが、それ以外の為替についてはほとんど知りませんでした。

ニュースなどの経済情報からも「本日の為替は~」という単語は聞いたことがあるものの、どこか遠くの世界の話のように聞こえていたものです。

 

しかし今になって為替というものについて知ってみると、その単語を知らなかっただけで、意外と身近にあるものだったんだなと気付きました。

何故なら一言で表すと、しょっちゅう利用しているものだったからです。

 

「為替とは?」

 

この答えは

 

現金を直接支払わずに支払いをすること

 

です。

 

例えばインターネットショッピングの際にクレジットカードで支払いをした経験がある方も多いのではないでしょうか。

そのクレジットカード利用した分は、後日口座から引き落としがされるはずですよね。

実はこれも為替なのです。

 

先ほどの郵便為替も、それをお金の代わりとして渡し、物を購入しました。

郵便為替を現金で買ってはいるものの、実際に購入する際は現金ではなく郵便為替を使用していますね。

これも為替なのです。

 

いかがですか?

意外と身近なところで為替を利用しているということがわかりますよね。

 

そんな為替ですが、詳しく言うと2種類に分けることができます。

 

  • 内国為替

  • 外国為替

 

この2つです。

上記で挙げた2つの例は「内国為替」になります。

「内国」とは、「日本国内のみで成立する為替」のことです。

しかし一般的に「為替」というと、後者の「外国為替」を指すことがほとんどですので注意が必要です。

 

上記の例のように、内国為替であればとても身近なもので決して難しくありません。

しかし外国為替となると話は少し難しくなります。

だからこそ「為替なんてわからない」となるのかもしれませんね。

 

とにかく最初に覚えて欲しいのは下記の2つです。

 

  • 為替とは現金を使わず支払いをすることである

  • 為替には内国為替と外国為替がある

 

しかしこの2つを覚えたからといって「内国為替は身近だけど外国為替はややこしい」これで終わらせるわけにはいきません。

ややこしいと思うのであれば、これも解決してしまいましょう。

 

そこで次項からはこの「外国為替」についてご紹介していきたいと思います。

仕組みや為替の変動理由など、外国為替について知識を深めましょう。

外国為替について

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

外国為替とは?

それでは早速「外国為替」について学んでいきましょう。

まずは大元の意味「外国為替って何?」これからです。

 

「外国」為替なんだから、さっきの内国為替の逆で海外の国と「為替」すること?」

 

と考えてしまいがちかもしれません。

 

「海外サイトでクレジットカードを使って買い物したら外国為替だ!」

 

そう思ってしまうかもしれませんが、残念!ハズレです。

 

正解は「海外のお金と交換すること」です。

ちょっと難しく言うと「異国間での通貨の交換」が外国為替なのです。

 

例えば海外旅行に行くことを想像してみてください。

あなたはその際、目的地となる国のお金に「両替する」という行為をすることになるでしょう。

そうしなければ何も買うこともできませんものね。

 

その行為は「日本円で他国のお金を買う」ということになります。

 

「日本円で他国のお金を買い、そのお金で物を買う」と言い換えれば、先ほどの郵便為替と同じだとわかるのではないでしょうか。

「日本円で郵便為替を買い、その郵便為替で物を買う」というのとまったく同じです。

 

つまり違う国のお金とお金を交換すること、これが外国為替です。

外国為替の仕組について

では「他国のお金に両替する」という行為をするときに、何を基準に両替していると思いますか?

まさかそこで「もう一声!」なんて交渉した経験をお持ちの方なんていませんよね。

 

この「他国のお金と交換するとき」に基準となる数字、これを為替レートと呼びます。

為替レートとは、お金の交換比率を表す言葉なのです。

 

ニュースで「1ドル〇〇円から〇〇円で取引されており~」なんて聞いたことがありませんか?

「円安ドル高」もしくは「円高ドル安」という言葉もしょっちゅう耳にする言葉でしょう。

 

ではなぜそのようなニュースが流れるのか、それは為替レートは常に変動しているからです。

 

「先月アメリカに行くときは1ドル100円で両替できたのに、今日両替したら1ドル90円だった」

 

と、その日によって両替する時のレートは変わるのです。

これが「円安・円高」の要因です。

 

ちなみに円安・円高は少しややこしいかもしれません。

 

  • 1ドル100円だったのが1ドル90円になった→円高

  • 1ドル100円だったのが1ドル110円になった→円安

 

「円の方が安くなったのに円高!?」

 

そう思われるとは思いますが、これは「円の価値が高いかどうか」で考えるとわかりやすくなります。

上記の例を逆に言ってみましょう。

 

  • 昨日は100円で1ドルだったけど今日は90円で1ドル買えた→円の価値が高い→円高

  • 昨日は100円で1ドルだったけど今日は110円で1ドル買えた→円の価値が安い→円安

 

これならばわかりやすいのではないでしょうか。

通貨の流通と外国との商品の取引について

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

通貨の流通外国商品取引、これを簡単に言うと

 

「お金ってどこで作ってるの?」

「外国の物を買う時はどうすればいいの?」

 

です。

次はこの2つについて紹介しましょう。

 

ご存知のように、それぞれの国にそれぞれのお金が存在します。

現在世界には204種類もの通貨があると言われていますが、「どこで作っているのか」その答えは「その国の中央銀行」です。

 

私たちは勝手にお金を作ることを許されていませんよね。

仮に作ったとしても使うことなどできませんし、作ることは犯罪です。

コンビニでお金をコピーをするだけでも犯罪なので注意しましょう。

 

これは「その国の中央銀行で作られているお金は法的な保護がされている」ということです。

しかしこの法は世界中で適用されるものではありません

その効力は限られています。

 

例えばアメリカで考えてみましょう。

アメリカで1万円札を出しても使う事はできません。

「ただの綺麗な印刷がされた薄っぺらい紙」という価値でしかないでしょう。

 

このことから言えるのは

 

「自国のお金は海外では使えない」

 

ということです。

「当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、これこそがそれだけ法的な効力が限られているということの証拠でもあるのです。

 

では

 

「外国の物を買う時はどうすればいいの?」

 

この答えは「その国の通貨に両替する必要がある」です。

先ほど例に挙げた行為のことですね。

 

  • その国の通貨はその国の中央銀行で作られている

  • その通貨を守る法の効力には限りがある

  • 海外で物を買う時にはその国の通貨に両替する必要がある

 

この3つは理解していて当然のことだと感じるかもしれませんね。

外国為替市場とは?

ここまでご紹介した外国為替に関する2つの知識、それは

 

  • 自国のお金を外国のお金と交換すること→外国為替

  • 交換する際の交換比率は?→為替レート

 

この2つでした。

そして大事なことは、この2つが全世界で共通して同じルールで行われているということです。

広告の品ならそのスーパーによって値段は変わりますが、他国のお金と両替するという行為を同じタイミングで行うのであれば、どこで両替しても値段は同じです。

為替レートは全世界共通なのです。

 

そしてこの全世界共通の為替レートで交換される場所のことを、「外国のお金を交換する市場」=「外国為替市場」と呼ぶのです。

外国為替市場はどこにあるの?

ではその外国市場はどこにあるのかと言いますと、外国為替市場は実際にあるものではないのです。

どこの国にもそんな場所は存在しません

 

「市場」と言っても、証券取引所のような特定の建物があるわけではなく、取引参加者が電話回線やネット回線を利用して取引を行う場所です。

どこにあるのかをどうしても言葉で表すのだとすれば、「バーチャルの世界にあるもの」になるでしょうか。

インターバンク市場とは?

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

実際には存在しない外国為替市場ですが、その市場も2つに分類されています。

なぜ2つに分類されるのか、それは為替レートが異なるからです。

 

  • 「銀行間市場(インターバンク市場)」

  • 「対顧客市場」

 

この2つの市場では、それぞれ異なる為替レートで取引が行われています

 

インターバンク市場は、銀行や証券会社、金融ブローカーなどのいわゆるプロフェッショナル同士が取引する市場のことです。

 

このインターバンク市場で取引される最低売買単位は、100万通貨単位(100万ドル)です。

日本円で換算すると1億円ほどが「最低」なのです。

そしてインターバンク市場での1日の総取引金額は1兆5千億ドルから2兆ドルもあるのですから、円にしたら天文学的な数値です。

 

そして先ほど「為替レートが違う」と言いましたが、このインターバンク市場で取引されるレートは「インターバンクレート」と呼ばれています。

インターバンクレートは、24時間常に変動し続けているものです。

 

ちなみにこのインターバンク市場に輸出入業者や個人が参加することはできませんので、仮にあなたが億万長者でも無理ですよ。

対顧客市場とは?

ではもうひとつの「対顧客市場」とはどのようなものでしょうか。

 

こちらは外貨預金をしたり、先ほど例にも挙げた海外旅行へ行くために両替したりする時に利用される市場のことを指します。

私たちに馴染みがあるのはこちらのレートなのです。

 

インターバンク市場との大きな違いは、インターバンク市場が24時間常に変動しているのに対して、対顧客市場では1日1回「公示レート」として固定されたレートでしか提示されないということです。

 

つまり「同じ日ならいつ行っても同じ金額」での両替になりますが、「次の日行ったら違う金額」になることもあるということです。

だからこそ「円高な今は海外旅行が安く済む」なんてことも起こるわけですね。

投資家は外貨取引をどうやってするのか?

では投資家の方々はどうしていると思いますか?

1日1回の公示レートで取引していると思いますか?

いいえ、違います。

 

例えば外国為替を主に使う投資方法のひとつに「FX」というものが存在しますね。

FXでは外貨を取引し、買う時と売る時の相場価格の差で利益を出すのですが、インターバンクレートと対顧客市場の公示レート、どちらを使用すると思いますか?

 

「インターバンクレートは個人は参加できないから公示レート?」

 

そう思われたでしょうか。

しかし答えは「インターバンクレート」なのです。

そう、投資家の方々はこのインターバンクレートで取引を行っているのです。

 

ではどうやってこのインターバンクレートに参戦するのかというと、それはインターバンクレートに参加できている銀行や証券会社、FX会社のいずれかと契約をするのです。

 

  • インターバンクレート→FX会社→投資家

 

この流れならば、個人でインターバンクレートで取引することができるというわけですね。

 

では最後にこの「外国為替について」で紹介したことを、最後に一覧表にしてまとめてみましょう。

 

外国為替についてのまとめ

1

外国為替は通貨の交換をすること

2

交換する際のレートを為替レートと呼ぶ

3

外国為替をやり取りする場所を外国為替市場と呼ぶ

4

外国為替市場は実際には存在しない

5

外国為替市場はインターバンク市場対顧客市場に分類される

6

インターバンク市場は個人では参加できない

7

インターバンク市場は24時間価格が変動する

8

対顧客市場は1日1回公示レートが出る

9

投資家はインターバンク市場に参加している会社と契約して取引を行う

 

これが「外国為替について」のまとめになります。

いかがですか?

こうして見てみると、そう難しいことではなかったのではないでしょうか。

 

為替だけではないのですが、こと専門的なことになると漢字ばかりが羅列されるので余計わかりにくくなってしまいますよね。

しかしこうして砕いてみてみると、為替が身近なものであること・以外と簡単な仕組みであることがわかるでしょう。

 

では外国為替の仕組みがわかったのであれば、次は「なぜ為替レートは変動するのか」、その理由についてご紹介していきたいと思います。

外国為替が変動する17個の要因

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

景気で変動する

為替が変動する理由には17個もの要因が考えられます。

ひとつひとつ見ていきましょう。

また「これがあるから高くなる・低くなる」も併せてご紹介しますよ。

 

最初の1つ目は「景気」による変動です。

 

  • 上がる場合:海外からの資金流入が増えるため

  • 下がる場合:海外への資金流出が増えるため

 

好景気なら、お金があるからたくさん輸入ができる=商売繁盛にもなりますし、海外旅行客の増加なども考えられるため、「資金流入が増える」のはわかりやすいかと思います。

不景気はその逆ですね。

2:株価で変動する

投資方法として有名な「株式」に関することでもあります。

この「株価」でも変動してしまうのです。

 

  • 上がる場合:株高は資金流入を招くため通貨高になる

  • 下がる場合:株安は資金流出を招くため通貨安になる

 

「株高=通貨高」「株安=通貨安」なので覚えやすいのではないでしょうか。

3:失業率低下や雇用者数増加で変動

「失業率」はよくニュースでも耳にする言葉ですよね。

「いかに多くの人が仕事を失っているか」は、「人がどれだけ給与を生み出すか」といったこととは関係ありません。

 

  • 上がる場合:失業率が低い→好景気

  • 下がる場合:失業率が高い→不景気

 

このように、最初の「景気」を表すひとつの指標として考えられるから変動に関わるんですよ。

4:貿易収支による変動

輸出入にも関わる「貿易収入」のことです。

 

  • 上がる場合:貿易黒字は通貨高

  • 下がる場合:貿易赤字は通貨安

 

単純に赤字を出す国が好景気とは言えませんので、通貨安に繋がるのは簡単にわかりますよね。

5:財政が黒字・赤字による変動

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

こちらも上記の貿易収入と同じく「財政」についてです。

 

  • 上がる場合:財政黒字→好景気→通貨高

  • 下がる場合:財政赤字→不景気→通貨安

 

ここまではもちろん、ここからの要因でもそうですが、「景気」にどう繋がるかで考えるとわかりやすくなりますよ。

6:GDP成長率により変動

GDP「自国内でどれだけ賄えているか」という成長率を表す単位です。

 

  • 上がる場合:GDP率アップ→好景気→通貨高

  • 下がる場合:GDP率アップ→不景気→通貨安

 

ちなみに日本は資源が乏しく他国に頼ることが多いので、先進国の中でもこのGDP率は若干低めです。

7:高金利、低金利などにより変動

今や日本の銀行金利は「ゼロ金利」なんて呼ばれるようになってしまいましたが、この「金利」も外国為替レートの変動に大きく関わります。

 

  • 上がる場合:高金利→通貨高

  • 下がる場合:低金利→通貨安

 

お金がお金を生むとはよく言ったもので、正にその通りで為替は変動するのです。

8:原材料価格の上昇、下落などにより変動

これは先ほど日本が乏しいと言った「資源」に関することです。

石油や小麦など、資源の多くを日本は自国で賄えていません

 

  • 上がる場合:価格上昇→通貨高

  • 下がる場合:価格下降→通貨安

 

「オイルショック」なんてものもありましたが、これらの原材料価格の高騰は、そのまま日本経済を圧迫し、その分通貨価格にも大きな影響を及ぼすのです。

9:設備投資増加、減少により変動

「設備投資」、これは社内環境や生活環境を向上させるための行為のことです。

 

  • 上がる場合:設備投資増加→好景気→通貨高

  • 下がる場合:設備投資減少→不景気→通貨安

 

設備投資に回せない=お金がない=不景気になります。

10:個人消費増加、減少により変動

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

個人の財布の紐が固いかどうかとも言える「個人消費」でも為替は変動します。

 

  • 上がる場合:個人消費額アップ→好景気→通貨高

  • 下がる場合:個人消費額ダウン→不景気→通貨安

 

今日本は「お金を使いましょう」という国と「そんな金ない」と返す国民で揉めていますので、どの要因よりも身近でわかりやすいことかもしれませんね。

11:政局の安定、不安定により変動

これは日本ではあまり大きな変動が起こらないことかもしれません。

「政局の安定度」です。

 

  • 上がる場合:政局の安定→通貨の信用度アップ→通貨高

  • 下がる場合:政局の不安定→通貨の信用度ダウン→通貨安

 

「政治的に安定しているかどうか」はその国の通貨の信用度に大きく関わるのです。

だからこそ、記憶に新しいアメリカのトランプ大統領選などの「政局が変わる時」は、価格相場も大荒れするのです。

12:地政学リスクにより変動

「地政学」と聞くとわからないかもしれませんが、これは言い換えれば「宗教的な不安要素」です。

つまり「宗教問題のせいで戦争が起こるのではないか」といった不安要素ですね。

 

  • 上がる場合:地政学リスクがない→通貨の信用度アップ→通貨高

  • 下がる場合:地政学リスクが高い→通貨の信用度ダウン→通貨安

 

上記の「政局」と似たようなことではありますが、戦争が起こりそうな国に「安定」は考えにくいですよね。

13:テクニカル要因などにより変動

「テクニカル」、これはFXなどでよく使われる言葉ですが、「その国の通貨の人気具合」とでも言えば良いでしょうか。

投資家たちの間での「需要と供給」です。

 

  • 上がる場合:投資家たちから人気アップ→通貨高

  • 下がる場合:投資家たちからの人気ダウン→通貨安

 

これも行き過ぎると真逆のことになりかねないのですが、基本的には「人気があれば高い」と考えて良いでしょう。

14:要人発言により変動

「要人の発言」これは先ほどのトランプ大統領がいい例でしょう。

トランプ大統領はよく黒人を差別するような発言をしますね。

 

それに対し「当然だ。黒人は差別すべきだ」という人と「なんてことだ。差別なんてありえない」という人と意見が二分化するでしょう。

このような時にも価格は変動するのです。

 

  • 上がる場合:要人の発言に賛成派多数→国の人気アップ→通貨高

  • 下がる場合:要人の発言に反対派多数→国の人気ダウン→通貨安

 

それぞれの国の代表者や要人のたった一言でも、価格は動いてしまうんですね。

15:中央銀行の金融政策変更による変動

「中央銀行の金融政策変更」、これは国ではなく、お金を作っている銀行の政変の話です。

 

  • 上がる場合:政策金利の上昇→通貨高

  • 下がる場合:政策金利の低下→通貨安

 

その政策が賛成されるか反対されるかというよりは、その政策によって金利がどうなるかで考えられます。

16:中央銀行による為替介入による変動

「中央銀行による為替介入」、これは少し難しい話かもしれません。

例えば不景気になり過ぎて「もう中央銀行だけに任せてられない!」と判断された場合、違う銀行が介入してくることです。

 

  • 上がる場合:介入する→自国を守る気持ちが強い→通貨高

  • 下がる場合:介入しない→自国を守る気持ちが弱い→通貨安

 

介入するから良い方向に向くかどうかは別問題ですが、その姿勢が評価に繋がるようです。

17:FOMC(連邦公開市場委員会)日銀政策決定会合等中央銀行の政策決定会議による変動

  • 「FOMC(連邦公開市場委員会)」

  • 「日銀政策決定会合等中央銀行の政策決定会議」

 

とてもややこしいことのように見えますが、要は「日本銀行と中央銀行の会議」のことです。

 

これは相場にどう作用してくるのか発表されるまでわかりません

しかし「金融界において重要な会議がされる」と見られるので、この会議の前後は価格が変動することがあるのです。

 

ちなみにこの会議は年8回開かれているんですよ。ご存知でしたか?

外国為替取引について

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

外国為替取引とは?

最後に「外国為替取引」について紹介しましょう。

外国為替取引、これはFXのことです。

 

世界中にはそれぞれの国のそれぞれの通貨が存在しますが、FXとはそれらのうちのどれか2つを使って、売値と買値の差額で利益を出す取引方法のことです。

 

ですのでFXでは必ず「通貨ペア」というものを取引することになります。

日本で人気なのは「ドル/円」の通貨ペアですが、世界で人気なのは「ユーロ/ドル」なんですよ。

ここでは人気通貨ペアの話は関係ありませんが、豆知識としてどうぞ。

為替レートとは?

さて、ここで復習です。

「為替レートとは」、覚えていますか?

そう、通貨を交換する時の交換比率です。

 

全ての物を売買する時に言えることですが、取引を成立させたければ「お互いの合意」が必要ですよね。

 

例えば広告の品などもそうです。

スーパーが「この値段で売りますよ」と提示している金額で、「それならお得だ」と判断するからこそその商品を買うでしょう。

なので同じ広告の品を見ても「安いから買う」という人もいれば「まだ高く感じるから買わない」という人が存在します。

つまりスーパーと客とで合意があるから取引が成立するのです。

 

では世界には何十億という人がいるのに、それぞれから合意を得るにはどうしたら良いのでしょうか。

 

「1ドル100円までなら出す」

「私は110円出すから私に売ってくれ」

 

なんていちいち話し合いで合意に至っていては途方もないことです。

これではとても円滑な取引など行うことはできないでしょう。

そこで簡潔に合意を得られる方法として、為替レートが存在するのです。

 

為替レートを説明する時に「世界中で同じルール」と先述したように、どの国の人がどの国の通貨を欲しがっても、為替レートですぐに合意まで話を進められるというわけですね。

つまり為替レートは円滑に外国為替取引が進むために必要なものなのです。

中国は相場は変動しない

そもそも為替って何?読めばわかる!言葉の意味と仕組みを徹底解説!

先ほど価格が変動する17個の要因を挙げましたが、様々な要因で動き過ぎて「為替変動ってとてもめんどくさいもの」と思いませんでしたか?

 

しかしどこの国の通貨も変動するものかと言うとそうではないんです。

中国の「元」は一切変動しないんですよ。

 

その原因は中国が「固定相場制」を導入しているからです。

日本やアメリカ、その他の多くの国は「変動相場制」を導入しているから動くのです。

ちなみに固定相場制を導入している国は、他にもべネズエラサウジアラビアなど、いくつか存在します。

 

ではなぜ固定相場制と変動相場制があるのか、それは「流通性があるかどうか」が1番大きな要因です。

例えば「ベネズエラの通貨は何?」と聞かれて答えられる方はどれくらいいるでしょうか。

答えは「ボリバル・フエルテ」なんですが、「聞いたことすらない!」と思いませんか?

 

「聞いたこともない=人気がない」そう、単純に「人気がなければ流通しない=取引が成立しない」のです。

だからこそ、固定相場制を導入している国の多くは発展途上国ばかりなのです。

 

かといって中国が人気ないのかというとそうではありません。

中国は政治的な問題からなのですが、詳しくは下記の記事を参考にしてみましょう。

 

中国の為替は2つの要因で変動してるの?!取引や規制について詳しくご紹介

 

とにかくここでは中国の人気について語るわけではありません。

「中国は固定相場制」ということが大事になってくるのです。

為替レートが変動するのは「変動相場制だから」というこれだけ覚えてくださいね。

為替レートは国の経済力が反映されている

先ほどの変動要因を見てもわかるように、「その国の景気がいいかどうか」はとても重要な要因となっていましたね。

ではなぜ景気が為替に影響するのでしょうか。

 

それは「景気=経済力」と判断されるからです。

景気がいい国は、世界から「景気がいい国は経済力のある国である」と見られますし、悪い国はその真逆です。

 

言い換えると、為替レートは「その国の経済力」がとても大きく反映されるということです。

とにかく「経済力が安定しているかどうか」が、とても大事なポイントなのです。

為替レートの計算方法について

為替レートの計算方法、それには「クロスレート」というものを使います。

これは「世界基軸通貨はアメリカドルである」ということですが、簡単に言うと「全ての通貨の基準はアメリカドルで考える」というものです。

 

例えば1ドル=100円、1ドル=0.8ユーロという基準にしてみましょう。

ここから「では1ユーロは何円?」が計算できますよね。

 

途中の公式はさておき「0.8ユーロを1ユーロに計算」さえできれば、「1ユーロ=125円」というのは割と簡単にわかります。

 

このようにアメリカドルをベースにすることで、変動相場制を導入している国の通貨ならば、簡単にその国の為替レートを計算することができるのですね。

 

外国為替取引のまとめ

1

外国為替取引は「異国間での通貨の交換」

2

為替レートは取引を成り立たせるために必須

3

価格が変動するのは変動相場制だから

4

世界には固定相場制の国もある(中国など)

5

為替レートはその国の経済力で決まる

6

為替レートはクロスレートというアメリカドルを基準で考えることで簡単に計算できる


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