2017/07/17

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ユーロとドルの通貨ぺアの特徴について解説!

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

ユーロとドルは世界で最も取引されている通貨ペア 

アルファベット表記では「EUR/USD」と記されるユーロ/米ドル(以下ユーロドルと呼ばせて頂きます)は、現在外国為替市場で最も取引されている通貨ペアです。

 

2010年のBIS(国際決済銀行)が行った調査結果によりますと、為替市場全体のおよそ3割ほどがこのユーロドルの取引となっているんですよ。

 

こちらのユーロドルは、世界の基軸通貨である米ドル、世界でも2番目に重要視されるユーロの通貨ペアとなるため注目度も高く、その分他の通貨ペアに与える影響力も大きくなります

 

またドル円は「103.15」のような桁になりますが、ユーロドルは「1.3570」というような桁で表されています。

そのためドル円やクロス円しか取引したことがない人には、この表示方法の違いに慣れるまで、少し時間がかかるかもしれませんね。

 

今回は、外国為替市場で最も注目され、また最も取引が行われているユーロドルについて、詳しくご紹介していきましょう。

このペアの特徴はもちろん、ユーロドル通貨ペアのメリット・デメリット値動きの傾向おすすめの情報源まで徹底解説しちゃいますよ。

 

FXを行うのであれば決して無視できない通貨ペアとなっていますので、今現在FXを行われている方はもちろん、知識を得て勝率を上げたい方も、ぜひ最後までお付き合いください。

ユーロとドルの通貨ペアの特徴について

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

ユーロとは?

ご存知ヨーロッパ地方の公式通貨です。

しかしその歴史はまだ浅く、1999年に作られたばかりの通貨だということをご存知でしたか?

 

またヨーロッパ連合(EU)加盟国であればユーロにするようにと決めたはずですが、中には「国民の同意を得られないから」などの理由で、EU加盟国でありながらもユーロにしていない国も存在します。

 

この点からも、ユーロにはまだ予測できない危険分子がある可能性があること、EU加盟国そのものが全く一枚岩になれてないことなど、不安点も数多く存在するのです。

米ドルとは?

言わずと知れた世界一の大国、アメリカの公式通貨です。

また先述したように世界基軸の通貨として、世界中の通貨の中で最も取引が行われています。

外為取引のおよそ9割が、この米ドルが絡むものだと言われるくらいです。

 

かつてはロンドンのポンドが世界基軸でしたが、第二次世界大戦でイギリスの国力が衰えたことをきっかけに、現在の米ドルが世界基軸として採用されるようになったのです。

ユーロ・ドルはトレンド発生時には意地でも下げない強固な支え

相場変動には上昇トレンド・下降トレンドという動きの流行のようなものが存在しますよね。

そしてこれはユーロドルに限ったことではありませんが、特にユーロドルに限ってはこのトレンドに逆らう取引は決しておすすめできません

 

先述したように最も取引されること、注目度が高いことにより、ユーロドルには強固な下支えが存在するからです。

もしユーロドルでFXを行うのであれば、トレンドに従って取引を判断するようにしましょう。

ストップ狩りを好む習性もある

ユーロドルの取引では「トレンドに逆らわないこと」の他にも、勝率を上げられるポイントがあります。

それが「ストップ狩りを好む習性があること」です。

 

例えば安易な予想で逆張りをしたとしても、まるで見透かしたがごとく逆張りポジションのストップを狩りにくることが多いのです。

ストップを狩りながら上下に髭を作って動く習性がありますので、ユーロドルは押し目が拾いにくいかもしれません。

ですので短期勝負ならば、逆張りよりもストップを狩る側に回ったほうが勝率が上がる可能性が高いですよ。

ドル円との逆相関を入れるとよい

チャートと読むコツとして、「参考にドル円を見る」というのもおすすめの方法です。

基本的にユーロドルが上がればドル円は下がりますし、ユーロドルが下がればドル円が上がります

こういった関係性を「逆相関」と言います。

 

このようにユーロドルとドル円は逆相関の関係で動くことがとても多いのです。

この「ユーロドルとドル円は逆相関である」ということを覚えておくことで、チャートを読み解く際の大きな参考になりますので、ぜひとも覚えておいてくださいね。

ユーロとドルは非常に信頼性の高い値動き

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

FXに関する様々な情報源の中でも、月に1度の一大イベントでもある米国の雇用統計はみなさんチェックされることでしょう。

この雇用統計の主役は、なんといってもドル円とユーロドルですよね。

そしてこの時、ユーロとドルは信頼性の高い値動きをするのです。

 

このタイミングでは、世界中の投機筋も時間を合わせて参入してきますので、非常に信頼性の高い値動きをするという特徴があります。

安値更新からの高値更新や、高値更新からの安値更新といった形になる場合もあり、その場合はパターンが出やすく取引の大きなチャンスですよ。

ニューヨークダウやDAXと連動するか?

ユーロドルとドル円は逆相関関係として連動していますが、ではニューヨークダウDAX(ドイツの株価指数)とも連動するのでしょうか?

答えはYESです。

しかし正確に言うと「半分ずつ」です。

 

どういうことかと言いますと、連動するにはするのですが、ユーロとドルで区別して見なくてはいけないということです。

 

  • ニューヨークダウ→ドル

  • DAX→ユーロ

 

これらのそれぞれの指標で値動きが変わるのです。

つまりユーロドルとの連動性を探りたいのであれば、2つともチェックする必要があるということですね。

 

中にはギリシャ債券市場を参考にされる方もいらっしゃるんですよ。

とはいえこれらは単独のみの連動性になりますので、若干のノイズになる可能性も否めません。

参考程度に控えておくのが良いでしょう。

テクニカル指標との相性について

繰り返しになりますが、ユーロドルは世界で最も取引量の多いキングオブ通貨ペアです。

そのためトレンドに素直であることはもちろん、テクニカル指標との相性も抜群なのです。

時にはまるで作られたように理想的な形になることも珍しくありません。

 

みなさんがお使いになられているテクニカル分析ツールはそれぞれだと思いますが、それらがはじき出すテクニカル指標はきっと大きな参考材料となるでしょう。

どの通貨ペアよりも分析しがいがあるとも言えますので、ユーロドルを取り扱う際はテクニカル指標をしっかりと参考にしてみましょう。

ユーロとドルのスプレッドとスワップ金利について

ユーロドルのスプレッドはというと、どのFX会社でも比較的低いスプレッドで提供されています。

これは取引をする上でとても助かる点ですよね。

 

しかしユーロドルは残念ながら金利も低い通貨ペアです。

スワップ金利目当てに買うのであれば全くおすすめできません

 

しかしスプレッド・金利が共に低いということは、それだけ為替差益に集中しやすいという言い方もできますね。

ドル円の動向やテクニカル指標を参考にして為替差益を狙いましょう。

日本時間でのユーロとドルの値動きについて

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

ユーロドルの時間で変わる値動きの傾向とは

実は取引に適した時間だけで見ると、ユーロドルは日本人に合っている通貨ペアだと言えます。

その理由として、ヨーロッパとの時差がおよそ7時間ほどあるという点です。

日本の方が、ヨーロッパより7時間ほど進んでいるというのがポイントになってくるのです。

 

例えばヨーロッパが朝9時頃は、日本時間では16時頃です。

つまりヨーロッパで取引が活発な午前中は、日本では夕方頃になるため、サラリーマンなど他に仕事をされている方でも積極的に取引に参加できるということなんですね。

 

「ユーロドルが活発に取引される時間帯は、日本人にも適した時間である」これを踏まえた上で、それぞれの時間帯による値動きの傾向を見てみましょう。

ユーロとドルの朝の時間帯の動きについて

日本時間でいうと、世界で1番最初に開かれる市場がオセアニア市場で、朝の4時からです。

そして東京市場9時からスタートしますね。

 

朝の時間帯の唯一の注意点としては、月曜日の朝に前週の終値からジャンプして窓が開くことがあるということです。

特に先述した月に1度のアメリカ雇用統計の翌週の月曜日は要注意ですよ。

 

しかしその注意点以外は、ユーロドルそれぞれのホームであるヨーロッパやアメリカは夜中や明け方になるため、この時間帯の動きは非常に乏しいです。

動かないとまでは言いませんが、値動きの幅は極めて狭い幅となるでしょう。

ユーロとドルの昼の時間帯の動きについて

さて、お昼になりました。

日本時間の15時から、ヨーロッパの最大金融地、ロンドン市場がスタートし出します。

 

それを見越してか、ユーロドルは14時くらいから値動きが激しくなり始めるのです。

ヨーロッパの国々が動き出すこの時間からが、ユーロドル取引の本番とも言えるでしょう。

 

また少し時間が進んだ18時頃に、ユーロの重要指標や要人のスピーチが発表されることが多いのも要注意です。

その内容次第では、時によって一瞬で数十pipsジャンプすることも珍しくありませんよ。

これらの発表は必ずチェックすることをおすすめします。

 

この夕方頃の時間帯に、その日のユーロドルの動きに関するトレンドが形成されると言っても過言ではありません。

そのためしばらくはこの時間に作られたトレンドで値動きする傾向があると言えるでしょう。

みなさんの仕事が終わる時間辺りが、ユーロドルの激戦区です。

ユーロとドルの夜時間帯の動きについて

家でまったりするようになる夜の21時から、世界最大市場のニューヨーク市場が動き始めます。

このあたりの時間帯は、ユーロドルだけでなく、全ての通貨が最も値動きする時間帯です。

 

特に21時30分、23時、24時はアメリカの重要指標が発表されるタイミングとなりますので、FXをする上で最も注意しなければならない時間です。

やはりヨーロッパよりもアメリカの指標の方が重大だと判断されるのか、先ほどのヨーロッパの同種指標発表よりも値動きが荒くなりがちなのです。

 

最も気を付けなければならないのは、やはり先ほどの月に一度のアメリカ雇用統計です。

予想を裏切る統計が出たときなどですと、あっという間に100pips以上動くことも考えられるのです。

 

その後深夜25時を過ぎてロンドン市場がクローズした後は、また比較的値動きの穏やかな時間に戻るでしょう。

とはいえアメリカのベージュブックの発表時は注意が必要ですよ。

要人の発言ごとに上がったり下がったりを繰り返すことが多く、相場の動きが全く読めないまま振り回されることになりかねません。

ユーロとドルの通貨ペア取引のメリットとデメリットについて

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

ユーロとドルの通貨ペア取引のメリットとは?

ユーロドルのメリットは主に5つあると考えます。

 

  1. 流動性があること

最も取引される通貨ペアだけに、流動性が高く取引が成立しやすいのです。

流動性低下のリスクはほぼないと考えていいでしょう。

 

  1. 適度なボラティリティがあること

ボラティリティとは「値動きの幅」です。

どちらの通貨も世界で重要視されるものですので、指標発表などの理由で適度に値動きしてくれます。

為替差益を狙いやすい通貨ペアなのです。

 

  1. トレンドに素直なこと

トレンドに素直なこと、これは予想が立てやすいということです。

予想が立てやすければ、それだけ利益に繋がる取引もしやすくなるでしょう。

 

  1. スプレッドが狭いこと

人気通貨ペアなだけに、どこの会社でもユーロドルのスプレッドは狭くなっています。

無駄な取引コストがかかりにくいのは大きなメリットですよね。

 

  1. テクニカル指標と相性が良いこと

これも「予想を立てやすい」に入りますが、その分自動売買システムとの相性も良いので、チャートに張り付かずとも利益に繋がる取引は行いやすいでしょう。

ユーロとドルの通貨ペア取引のデメリットとは?

ユーロドルのデメリットは、一見するとメリットにも見える下記の1つです。

 

  1. ドル円と連動していること

値動きの参考にはなるのですが、その分2つの通貨ペアをチェックしなければならない手間がかかりますよね。

また冒頭でも話したようにユーロは小数点の表示方法も違いますので、慣れるまではドル円とのクロスレートもわかりにくいかもしれません。

2017年度のユーロドルの予想とは??

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

ユーロとドルが4年連続の下落か?

さて、気になるユーロドルの今年の動きです。

ここから話す内容はあくまでも予想となりますので、参考程度に控えておいてくださいね。

 

2017年になり半年が過ぎましたが、今年は年の始めから波乱含みの展開となっていましたね。

年明け早々1月2日に1ユーロ=1.0520ドルで寄り付いた後、序盤は下値探査が先行しました。

その後3日には一時1.0341ドルになり、10年以上振り2003年1月以来の安値圏に差し込んだのは記憶に新しいところです。

 

ただこの底値から一転し2月2日には1.0829ドルになり、昨年の12月8日以来の水準まで買い戻されました

とはいえ「14年振りに安値圏から高値圏に復帰しただけ」と見る専門家も多く、あまり楽観視されてないのが現実です。

 

そのためユーロドルは、2017年は陰線を描くのではないかという見方が強くなっています。

ちなみにこれ、正しくは「2017年“も”」です。

 

実はこのユーロドル、2014年から2016年にかけて3年連続で陰線を辿っています。

ちなみに過去の年足の連続陰線記録は、ユーロ発足直後の1999年から2001年にかけて達成された3年が最長でした。

 

つまり2017年も陰線は辿るという予想が当たるのであれば、ユーロが発足してから最高記録となる「4年連続での陰線最長記録」になってしまうのです。

ユーロとドルのチャートを見るなら?

ユーロ/ドルの通貨ペア特徴とは?今後の予想とオススメのチャートを紹介!

フォレックスチャンネル

ユーロドルを取引する上で欠かせないのがチャート表です。

もちろんみなさんがお使いのFX会社でも、このようなチャートは確認できるかもしれません。

 

しかしその他にも見やすくわかりやすいチャートは存在するんですよ。

ここではおすすめのチャート表を2つご紹介しましょう。

 

まず最初におすすめするのは「フォレックスチャンネル」のチャートです。

 

ユーロ⁄ドル - 為替相場 - リアルタイム チャート

 

こちらでは、ユーロドル相場の値動きを、時間の経過に沿って「1ユーロ何ドルか」をグラフにしたリアルタイムチャートです。

ユーロドルの推移が過去から直近まですぐに把握できるのはもちろん、画面に1分間隔から10分、1時間、日間、週間の為替チャートを並べて表示されいるのでとても見やすいですよ。

YAHOO!JAPANファイナンス

2つ目にご紹介するのが「Yahoo JAPANファイナンス」です。

 

ユーロ/ドル Yahoo JAPANファイナンス

 

こちらでは1分、5分、10分と5分間隔で見れる他、もちろん過去のチャートも見ることができます。

ただしフォレックスチャンネルと違い画面を切り替える必要があります。

 

それでもこちらのページをおすすめするのは、売買比率が表示されていることです。

「買い」と「売り」がそれぞれ何%なのかが表示されていますので、今ユーロドルはどちらの傾向で取引されているのかが一目瞭然ですよ。

 

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