2017/02/06

増やす

7901views

株価は読める「株は技術だ!倍々で勝ち続ける究極のチャート授業」の要約 (相場師郎)

チャートを見れば全てがわかる!
株価が上がっても下がっても勝てるテクニカル投資術!

株は技術だ!  倍々で勝ち続ける究極のチャート授業 (相場師朗)

 

ラジオNIKKEIで放送される「相場師郎の株塾」をはじめとする様々なセミナーで講師を務める相場師郎。

 

彼のトレードスタイルである「うねり取り」では、

「業績など気にするな」

「投資銘柄は3社で十分」

などといった、一見すると異端児とも捉えられるような主張を繰り広げ、

大きな人気と注目を集めています。

 

本書はそんな相場師郎が伝授する「うねり取り」の要点がとても易しく解説された一冊となります。

 

0.著者がこの本で伝えたい3行メッセージ

  1. チャートを、"読む”
  2. 気持ちにとらわれない、冷静な買い売り両方の建玉の操作を行う
  3. とにかく練習あるのみ

 

1.動機

    あなたは「株式トレード」と聞いた時、どのようなものを想像するでしょうか。

 

おそらく数字がずらっと並んだ会社の決算の情報を見て、
その会社の事業の将来について頭を悩ませている姿を目に浮かべるのではないでしょうか。

 

私はまさにそういったタイプなので、
相場師郎の「うねり取り」の主張にかねてより関心をよせておりました。

 

まずはファンダメンタル分析で「何を買う(売る)か」を決めます。

 

そしてこの本で紹介される「うねり取り」のようなテクニカル分析で
「いつ買う(売る)か」を決められるようになれば、
まさに怖いものなしではないでしょうか。

 

そう考え、本書『株は技術だ!倍々で勝ち続ける究極のチャート授業』を手に取りました。

 

2ー1要約①: 前書き、初めに

    •株のトレードは技術であり、練習次第でいかようにも上達する

この本は相場師郎の「株についての技術の中間報告書」である。

2ー2要約②: 本文

•序章&第一章「株価は常に変化する」

当然の事だが、買いたい人が多ければ株価は上がり、売りたい人が多ければ株価は下がる。

それでも株価というのは長い目で見るとやはり常に上下に動き続けている。        

 

•第二章「すべてはチャートに表れる」

 

決算の業績が悪かったのに株価は上昇。

翌日の新聞には「悪材料出尽くしで上昇」との文字が...。

このように、会社の業績などから将来の株価を予測するのはとても困難。

 

事実として、株価はその会社の「業績」や「将来性」だけでなく、

「市場に参加するいろいろな人の交錯」によって決まる。

 

→つまり、様々な情報の「アウトプット」としての過去の株価の推移、すなわちチャートを注目すれば良い。 


 

•第三章「下で利益を取る」

    

株を借りて現在の高い値段で売り、将来安くなった時に株を買い、

元の株を返す「空売り」を使えば、株価が上がる時だけでなく下がる時にも稼ぐことができる。

    

この「空売り」は、保険(ヘッジ)としても使える。

例えば、以下の図をご覧ください。



スクリーンショット 2017-02-04 16.25.21.png

最初に、これから株価の上昇が見込まれたので最初に買いから入ったとします。

しばらくの間は予想通りに株価は上がりますが、その後反落。

ここで前に買っていた株を売ってしまっても良いのですが、

それではこの先に株価が上がった時に稼ぐことはできなくなってしまいます。

 

そこで、株価の反落後に、空売りを入れるのです。

すると、株価下落時の買いの利益の消失が、空売りによる利益で相殺されます。

 

その後、再び株価が上昇する流れに乗り始めたら空売りを手じまいし、

再び買いだけを持ったまま利益を生み出し続けます。

 

これが、「保険(ヘッジ)としての空売り」です。


 

•第四章「株価の動きは予測できる」

    

「節目」「日柄(ひがら)」「移動平均線」は株価の上昇下落の転換点を知るサイン

 

「節目」とは、500円、や2,000円など、キリの良い数字

これは多くの投資家にとって心理的な壁となることが多く、

実際に株価の転換点となることも多い。

株価の5%ほどに近いキリの良い数字が節目の目安となる。

具体的に、10,000円から20,000円を動くことの多い日経平均株価の場合なら、

500円や1,000円といった数字が意識されるべき節目となる。


 

「日柄」とは、株価がある動きを持ち続ける日数のこと。

様々な銘柄の大きな下げは、前回の底から6ヶ月頃が非常に多い。

3ヶ月目、6ヶ月目、といった「日柄」も上昇や下落のターニングポイントとなりやすい。


 

「移動平均線」とは、毎日の終値の平均を取りそれを結んだもの。

5日移動平均線とは、5日間の平均値を結んだもので、

25日移動平均線ならば25日間の平均値を結んだものとなる。

この移動平均線を株価が触れたり、超えたりする点は、転換点として注意する必要がある。


 

•第五章「相場流投資の二大要諦」

    

要諦1「株価の流れを読め」

    

株を買う人の数が売る人の数よりも多ければ株価は上がる。

株価が上がった時点で、買いたい人は買い終わり、しばらく買いと売りが拮抗した後、売りたい人は増え始め、今度は株価が下がり始める。

 

こうした一連の動きが株価のの「基本形」となる。

この株価の動きを読む

 

    

要諦2「建玉(たてぎょく)の操作」

 

第三章で挙げられた「保険としての空売り」を用いながら、買い株と売り株それぞれの数の調整をする。

    

→この二つを意識して練習を積めば、どんな局面でも利益を出せるようになる。

 

•第六章「株価の流れを 実践編」

 

安い値段で買って、高い値段で売るためには、株価の底を読まなくてはいけない。

 

チャートは多くのことを教えてくれる。

大きな動きは小さな段階を踏んでいることが多い。

 

そうした小さな段階、小さな変化を見逃してはならない。

 

例えば、大きな暴落の前には、移動平均に対して触れずに下げ止まる、触れる、割り込む、といった段階を踏むことが多い。

 

短い移動平均線が長い移動平均線を超えるようになったり、

ずっと陰線を付けていた株価が陽線を付けるようになったりする、変化に注意を払うと、株価の「底」や「天井」を見つけることができる。


 

•第七章「建玉の操作①」

 

トレードには底や天井を確認してから買いや売りを入れる順張りと、底や天井を予測して買いや売りを入れる逆張りの方法がある。

 

下の図にもあるように、底や天井を予測する逆張りの方が平均した買い(売り)の価格を下げる(上げる)ことが可能なので、効率が良い。

最初は安全な順張りで良いが、先に紹介したヘッジなどを用いながら逆張りでトレードできるようになることが望ましい

                                            

スクリーンショット 2017-02-04 17.41.53.pngスクリーンショット 2017-02-04 17.42.01.png

 

•第八章「建玉の操作②」

    

徹底チャート主義のすすめ

大きな上昇や下落の予兆はチャートから読み取れる、またしっかりとした建玉の操作をすれば、大きな損も挽回が可能である。

    

冷静な建玉の管理

底を予測してかなり大きく買いを入れている時に、底が小さく崩れたとします。

そんな時、すかさず冷静に買いの建玉を手じまい、空売りを始めることは普通の人にはなかなか難しいことです。

心を鬼にして、ルールに則ったレ冷静なトレードを続ける。



 

•第九章「5つのトレード練習法」

    

リーディング練習

様々な株の5〜6ヶ月分のチャートを、今まで学んだことを実感しながら、ひたすら読む。

    

「ああなったら、こうなる」の練習

最近のチャートと、過去のチャートを用意し、過去のチャートから最近のチャートを予測して答え合わせを繰り返す。

    

こじつけ練習

チャートを見て、「いつ、買い(売り)を入れれば良かった」という点を見つけ出し、その時にどう考えればその時に最適な行動が取れたのかを逆算する。

    

部分的「建玉の操作」の練習

    まず現在までのチャートを確認した後、一定期間遡り、そこから0日間程度1日毎にチャートを進めていき、建玉の操作をシミュレーションしてみる。

この時、買うなら買う理由、売るなら売る理由を明確に言えるようにすることが重要。

    

長期「建玉の操作」の練習

前回は1日毎に建玉の操作をし、10日間程度で終了していたものを、数ヶ月程度のスパンでやってみる。

また、最初に今までの株価の動きを確認した上で練習していたが、最初の確認をやめ、より実戦に近い環境でやってみる。

•第十章「いざ本番!」

実際に株式トレードを始めるとなると、どの銘柄に投資すれば良いかという問題が出てきますが、ここで最低限の注意。

出来高は多いほうが良い

株価が定期的に上下を繰り返さないと、今まであげてきたような「うねり取り」はできない。

また、自分のトレードが株価に影響を与えてしまうような可能性も生じる。

貸借銘柄であること

「空売りできない銘柄」には注意を。

反省を欠かさない

こじつけ練習の良い題材となる。

•第十一章「職人を目指す決意」

とにかく練習する

「英会話練習で一番大変なのは、“テキストを開くこと”。」

日々の練習が、欲や期待などによる非合理的な気持ちから生まれがちなトレードを防ぎ、合理的な判断を可能にしてくれる。

「わかっていること」と「できること」は違う!

3 著者紹介

    相場師郎

 

株職人、現役プロトレーダー。20歳より株取引を始め、売買歴35年。自己資金の運用をメインに活動しており、その範囲は海外にも及ぶ。現在、ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」でMCを務める。また、「モーニングスター」など大手投資情報会社や大手証券会社で講師を務めることも多い。全国で開くセミナーは常に超満員、受講枠の待ちが約10か月の講座もあり、1日セミナーのギャラは1000万円を超える。その真摯かつ実践的な講義は熱烈な支持を集め、プロ投資家も教えをうけるほどである。

 

4 説明文

まぐれ当たりはもう終わり!
「下落」「波乱」どんな地合でもガッツリ儲ける
株歴35年の職人が教える最新「うねり取り」理論
プロの9割は、逆張りで稼ぐ!

●"相場流"投資の特長

■日中トレードをしない副業トレーダーでも、年利200〜300%が可能
■会社業績・社会情勢などを考慮しない徹底チャート主義
■自分にあったひとつの銘柄を追い続け、「順張り」「逆張り」の併用で稼ぐ
■リスクヘッジとしての「逆張り」が効くため、予想外の下落にもすぐ対応できる

5 この本の目次

  • 序章 株の世界の「職人」
  • 第1章 株価は「上げ下げ」を繰り返す
  • 第2章 すべてはチャートに表れる
  • 第3章 「下落」で利益を取る
  • 第4章 株価の動きは「予測」できる
  • 第5章 「相場流」投資の二大要諦
  • 第6章 株価の流れを読む 実践編
  • 第7章 建玉の操作1
  • 第8章 建玉の操作2
  • 第9章 5つのトレード練習法
  • 第10章 いざ本番!
  • 第11章 「職人」を目指す決意
  • 終章 株の修行に終わりはない

6 本の紹介

株は技術だ!  倍々で勝ち続ける究極のチャート授業 (相場師朗)

株は技術だ! 倍々で勝ち続ける究極のチャート授業 (相場師朗)

Amazon.co.jpで詳細を見る
 

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マネストの最新エントリーが見られます。

Twitterでマネストをフォローしよう!

「増やす」ランキング

人気記事総合ランキング

Tweet by @ManeSto_com