何より大切なのは資金管理。それができない手法はやるべきではない

投資としてFXを考えている方や、FXを始めたけれど安定して勝てるか心配という方は多いと思います。

ネット上には投資に挑戦したけれども失敗したという体験談が溢れています。同時に大金を得たという話も溢れています。彼らの違いとは何でしょうか。

 

それは「正しく情報を得て、計画的に投資を行っているかどうか」という事です。

 

もちろん博打的な投資を行って勝ったという紙一重の人もいます。ネット上の体験記ではそちらの方が多く出回っています。言ってしまえば、博打投資では表がでるか裏が出るかしかないので、100人全力で資産を突っ込んだなら、50人は儲かるのです。

 

博打投資は一撃離脱で、「一度儲かったらもうやめる」という人であればやってみてもいいかもしれませんが、続けるとほぼ確実に負けます。そうならないためにもFXはブレない理論で気長に計画をたてなければいけません。

 

ここでは、過去30年分の豪ドルのデータから負けないトレード理論をお教えします。毎月100万や200万と大金を得ることはできませんが、この方法なら月に3~8万円ほどは稼げます。さらには、ほとんどシステム的にトレードを行いますので、画面に張り付く必要もありません。たまに確認する程度で利益は勝手に積みあがります。

2016年は豪ドル+リピートイフダン手法で負けないFXを!

リピートイフダンとは、一定間隔でナンピンを繰り返してポジションを積み上げ、利益が出たポジションから確定していくという手法です。

例えば1ドル=100円の時にポジションを持って、99円になったら1枚ナンピン。98円になったら1枚ナンピン。99円に戻ったら、98円の利益を確定。100円に戻ったら99円の利益を確定といった感じです。

図を見ていただいてもわかる通り、下がったら買いを入れて、上がったら決済orさらに下がったらまたもう一枚ポジションをたてるという手法を繰り返していきます。

メリット①「負けることのない投資」

この手法のメリットはいくつかあって、その1つが「絶対に負けない」ということです。

考えても見てください、買い(ロング)でリピートを形成していった場合、いくら含み損を抱えても1ドル=1円になるまでリピートを形成し続けられる資金力があれば、負けることはありません。

ちなみに、1ドル=1円というのは極論で1ドル=110円を109円にするのと、1ドル=2円を1円にするのではわけが違います。

現在だと1円を動かすときに必要なお金は効率が良いときでは2000億円です。効率が悪いと1兆3000万で1円くらいですが、2円を1円にするとなると、およそ天文学的な数字になります。ドルにハイパーインフレが起こっても1ドル=1円にはならないでしょう。

 

現実的なラインでいうと、円高の過去最高値は2011年の1ドル=75円ですので、これより下がることはほとんどないと考えても良いです。

ここから大きく外れて円高更新したとしても70円程度です。

実際に2011年に75円に触れた際には日銀の為替介入があり、連日数兆円が市場に投じられて為替は一気に80円台に戻りました。国が75円以下の円高を許容しなかったのです。

さらに言えば、一度75円で為替介入があったという実績が作られてしまったために、75円が近づくとあらゆる金融機関が「また介入がある」と予想して、80円あたりから円売りの流れになりやすくなります。

一度介入があったという事実が75円という地点に完全な壁を作っているのです。

つまりはドル円の通貨ペアでいうなら、最悪でも75~70円をロスカットポイントにおいておき、そこまでロスカットしないようにポジションを積み上げていけば良いのです。

そして、マイナスを管理しつつ利益をしっかりとあげ、いつか円安が再び訪れて一番上のポジションを利益確定したとき、一つの投資サイクルが終わるのです。利益がいったい何倍になったか計算して、再投資にあてましょう。

メリット②「資金管理が楽」

リピートイフダンを使うもう一つのメリットは、FXで最も必要な資金管理を計画的に行っていける点にあります。

投資で損をする人のほとんどは資金管理に問題があります。

ポジションを持って2~3円下がった程度でロスカットするようなレバレッジでは、短期的には勝てるかもしれませんが、毎年継続して利益を積み上げることは難しいでしょう。

 

その点、リピートイフダンでは、ドル円でいうと1ドル=75円、余裕を持っても70円のラインをロスカットラインにおいてリピートを形成していくというだけ。あとは気長に利益が出るのを待つだけです。

資金管理をしていれば、たとえトレンドが下がっていく相場であっても含み損を管理しながら毎年しっかり利益を出すことができます。

メリット③「時間がとられない」

FXは画面に張り付いていないと勝てないというイメージがありますが、リピートイフダンの手法は、基本的に自動売買の設定を入れて放置しておくだけなので、気が向いたときに見れば大丈夫です。レートを逐一気にする必要はありません。

設定を入れておけば勝手に利益確定してくれるので、安心して夜も眠れます。朝起きたら2万円儲かっていたなんてこともよくあることです。

メリット④「メンタルに負担がかからない」

含み損を管理しながら利益をあげるという手法なので、基本的には含み損を抱えた状態が普通です。

含み損をかかえると、焦って含み損を消そうとレバレッジを考えずにナンピンをしてさらに下がってしまい、そこでまた焦って損切をする、といったメンタルになる人が多いですが、リピート手法ではマイナスを管理するというのが普通なので、計画的にナンピンを繰り返していくだけです。

メンタルに負担は全くかかりません。

逆に「スワップがもう一枚分貰える」といった風にプラスに考えることもできます。

メリット⑤「スワップ金利でも儲かる」

米ドルでは1日に3~8円ほどのスワップ金利しかつきませんが、豪ドルでは1日に50円ほどのスワップ金利がつきます。

例えば1枚ずつリピートを形成していったとして、一番上のポジションが1年つかまったままだとしたら約18250円のスワップ金利がつきます。

2番目のポジションも捕まっていたとしたら1年放置するだけで合計36500円のスワップ金利です。

10枚捕まったままならスワップだけで毎年182500円の利益です。

メリット⑥「ロスカット基準が下がり続ける」

リピートを繰り返すことにより、リピートが決済された分の利益とスワップの利益が口座にたまっていきます。

1年前は1ドル78円がロスカットラインだったのに対して、1年後は75円まで耐えられるようになっていることでしょう。

 

毎月儲かった分を口座から出していくのも良いですが、全てのポジションが決済されたとき、その時の相場に合ったリピートの計画を練り直して必要な資金だけ残してまとめて口座から出すのがオススメです。

なぜ豪ドルがオススメなのか

スワップ金利がそこそこ高いという理由がまず挙げられますが、スワップ金利が高いだけの通貨なら他にも多くあります。最近の人気通貨でいうとトルコリラ/円ペアとかそうですよね。

しかしトルコリラ円はずっと下降トレンドなので、こういった下降トレンドが続いている通貨は触らない方が良いでしょう。それにハイパーインフレの経験もあります。

最近は安値更新が続いているので、安値更新を起点にリピートを形成していってもいいかもしれませんが、深追いはするべきではありません。

南アフリカランド円も同じく、スワップは高いけど下りトレンドの通貨です。

 

その点豪ドルは過去30年間60~100円の間を何往復もする、レンジ相場です。

これは2013年までのグラフですが、2014年には金融緩和で102円まで上がり、2016年は80円台の中値といった状況です。

90円台で積み上げていくのは少しリスクがありますが、80円台だと積み上げやすいので2016年は豪ドルで積み上げていきたいところです。

下りトレンドの時は、真ん中の80円あたりを起点にして60~50円あたりをロスカットポイントとして積み上げていくと良いでしょう。

実際に儲かってます

200pips毎に1枚づつおいていくという手法でずっと試していますが、この手法で毎月3~8万ほど稼ぐことができます。

ちなみに筆者自身も2016年は豪ドル=86円から200pips毎にポジションを形成していき、1月から3月でリピートが12回決済が刺さりました。

 

実際にその記録を簡単に見てみましょう。

○1月の利益

1月の利益は+8万円でした。

やったことは簡単です。豪ドル/円ペアを200pipsおきに1枚(1万ドル通貨)づつポジション形成していくだけです。

ざっくりとした計算でスワップ計算はしていませんがスワップを含めると+2000円くらいあるかもしれません。

それでは1月の豪ドルの流れを振り返ってみようと思います。

このチャートを見ての通り、1月の前半は中国のサーキットブレーカー発動によるチャイナショックによって豪ドルは大きく値段を落としました。

オーストラリアという国は中国に大きな輸出市場を持っており、経済的に中国の指標に影響を受けやすいのです。

まあ、オーストラリアがどうこうというよりは、他の通貨が円に逃げてきたのが一番の原因です。ドル円も116円台まで落ちてしまいましたしね。

 

89円近くから86円まで落ちてきたところで、豪ドルのリピート手法を開始しました。

しかし、上値は重く全く戻らないどころか、あっという間に80円台をあっさり割ってしまいました。

この間、ささったリピートの数は4本。

86円、84円、82円、80円です。

最大で-12万円の含み損を抱えました。しかし、89円から80円までノンストップで落ちて戻らないわけがありません。

80円を2度ほど割ったところから豪ドルは反発を見せます。

をつけた地点がリピートが決済されて利益がでた場所です。

80円→82円が2本

82円→84円が1本

84円→86円が1本

1本=2万円なので、計8万円の儲けです。

84円→86円は予想外でした。毎度予想外でおなじみの日銀金融緩和が原因です。

83→86円まで一瞬でレートがあがりました。

まさか、初っ端から8万円も儲かるとは思いませんでした。

○2月の利益

2月の利益は8万円です。

2月は86円を88円で決済しようと思っていたら、そのまま78円まで再び急落しました。原因はいくつかあります。

① 日銀の金融緩和であるマイナス金利で日経平均が暴落し、連動してクロス円通貨が円高に動いたこと

② 原油が30.32ドルという安値更新をしたことによる円買いの加速

③ 米利上げが年3回から2回になるとの予想

④ 中国のサーキットブレーカーの懸念が再燃

これらにより、ドル円は121円→110円という10円落ちをみせました。10日で10円落ちるというひどいありさまです。

しかし独連銀は、原油相場の急落を受けて2016、2017年のインフレ率見通しをいずれも下方修正しました。そのことによって豪ドルが買いを呼びました。

利益がでたのは後半からです。

78円→80円が1本

80円→82円が3本

1月と2月だけで16万円の利益、含み損は7万円ほどです。

この時点で全て決済しても9万円の利益が出ています。

ちなみに平均で3枚ほど掴まっていたので2月のスワップは1日に150円近く入ってきていました。4000円~4500円はスワップで利益が出ています。

○3月の利益

3月の利益も8万円でした。

3月は豪ドルの景気が順調でした。2月に底を打った原油が40ドル台を回復したことに加え、失業率は6.0%→5.8%に改善と悪くない指標に86円まで今まで仕込んできた分が全て決済されました。

86円をつけたところで上値が重そうだったので一度全てのポジションをリセット。

1月~3月の間に8万円×3=24万円の利益を手にしました。

この時に準備したお金は100万円で、正直豪ドルの底である60円まで耐えることができない金額でした。およそ9枚積み重ねたところでロスカットです。

200pips毎なので、ロスカットは70円ですね。下がったとしてもリピートとスワップを繰り返すうちに68円くらいまではたえられるようになるだろうという大まかな算段でした。

100万円→124万円なので、+24%の利益です。年間じゃないですよ。3ヵ月です。

1000万円資金がある人なら240万円ですね。

○4月の利益

ちなみに4月も82円から順調に積み上げており、3本が刺さりました。

6万円の利益です。

 

こう見ると毎月6万~8万円の利益をあげていますが、これは調子が良いときなので、だいたい4~8万程度に収まると考えてもらった方が良いでしょう。

それと深追いはせずに豪ドルは90円以上になったら一度リピートはいったん辞めた方が良いかもしれません。流れを見てから売りでリピートを仕掛けていくというのもアリです。

10万円でもリピートができる!

実例では100万円でリピートをしていますが、そこまで用意できない人もいるでしょう。しかし、利益は10分の1になってしまいますが、1000通貨(0.1枚)でFXを触ってみるという方法もあります。

オススメの口座は以下の3つです。

ヒロセ商通「LION FX」

マネーパートナーズ

SBI FXトレード

どちらもスプレッドが狭く、1000通貨単位から取り扱っています。

マネーパートナーズは100通過単位、SBIは1通貨単位からの取引ができます。

これなら、10万円あれば200pips毎に0.1枚を置いていくと、70円まで耐えることができます。また、そこまで下がってしまったとしても、10万円なのですぐに倍額用意しやすいですよね。

ただ、1本刺さっても2000円ですので、月に2000円~8000円ほどです。20万円用意できれば、0.2枚づつポジション形成していって月に8000円~16000円ほどでしょうね。これなら毎月いいお小遣いになりますね。

1万通過でやる場合のオススメ口座は間違いなくGMOクリック証券ですが、1000通貨で取引できないので、10万円からはじめたい人は、ヒロセの「LIONFX」、もしくは100通貨単位(0.01枚)で細かく取引できるマネーパートナーズがオススメです。

トラリピ&iサイクルで完全自動化できる!

手数料が発生してしまいますが、マネースクウェアの「トラップ&リピート」とライブスター証券の「iサイクルトレード」というシステムで設定しておけば、チャートをわざわざ確認する必要もなく完全放置で「リピートイフダン」をできます。

マネースクウェア

トラリピは600円の手数料

*■1万通貨単位以上の場合 1,000通貨単位当たり30円

*■1万通貨単位未満の場合 1,000通貨単位当たり50円)

ライブスター証券

iサイクルは400円(片道200円)の手数料です。

1年忘れているととんでもない利益になっているかもしれません。

 

本来これらは30pipsで0.1枚など、細かくしかけていくのを想定されており「寝ている間に往復した分も取れる」というのを売りにしているのですが、200pipsくらいで広くしかけていくこの手法だと、寝ている間に往復はしませんし、1週間に1本刺さればいい方なので、手動で良いと思います。

マイナススワップには気を付けて!

豪ドル円通貨をリーマンショック前の100円台から売りでリピートを形成してきた方のブログがあり拝見していたところ60円まで下がったところで約800万円の利益が出たそうです。

しかし、金融緩和で再び102円までせまった頃はショートを積み上げすぎて月にマイナス10万円ほどのスワップが発生してしまったようです。

80円台まで戻ってきているのでリピートで現在も毎月利益は出ているようですが、マイナススワップは積み上げすぎると地味に痛いのでショートでポジション形成していく場合は90円~100円の間ですると良いでしょう。



 

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