2016/03/18

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NISA(ニーサ)の意外なデメリットと注意すべき2つの落とし穴とは?

NISAでは利益が非課税になる……というと大きなメリットに思えますが……。

NISA

2014年から始まったNISAは、投資年間120万円、5年間で600万円までの投資元本で得た利益や配当金に対する税金が非課税となる制度です。
どんなにもうけが出ても非課税なので、投資家には大きなメリットのある制度と言えます。
もしかしたら利用したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

 

しかしNISAにはいくつかの制限がありますので、何も考えずに利用すると、利益が多くなりすぎて課税されたりします。
ここではNISAのデメリットについてご紹介しますので、参考にして下さい。

NISA口座には、こんな落とし穴があるんです……。

NISA 落とし穴

NISA口座は、1人につき1口座しか作れません。

NISA口座は1人につき1口座しか開設できません。
たとえば、A証券会社でNISA口座を開設すると、他の証券会社や銀行ではNISA口座は開設できなくなります。
これを覚えておきましょう。

解決法:「ここでいいや!」と適当に決めないこと!

広告で有名だったからなどと適当な理由で、開設する口座を決めるとあとで後悔します。
とりあえず開設しておこうなどと適当に決めるのはやめましょう。

 

NISA口座は銀行か証券会社で開設できます。
自分にとって使いやすいところであるかをまずは見るべきであり、まずは開設できる銀行と証券会社をピックアップして、それぞれを比べて検討しましょう。

ちなみに……これまでは4年経過しなければ口座の移動ができませんでしたが、現在では1年ごとにNISA口座の移動が可能になりました。

一度開設したNISA口座は、現在では他の銀行や証券会社の口座に移動することが可能です。
たとえばA証券会社で開設したNISA口座を、B証券会社の口座に移動すると言うことも可能です。
ただしやはり口座の移動には少しの時間がかかり、手続きもありますので、まずはよく調べて開設する口座を、じっくりと決めた方がいいでしょう。

取扱会社によってNISA口座で扱える商品も商品数も、また取引手数料も変わります。

NISA口座を扱っている証券会社や銀行はいくつかあります。
しかし証券会社や銀行によって、扱っている商品もその数も取引手数料も違います。
これらをよく比べて決めなければいけません。

解決法:しっかり取扱会社の比較をすること!

NISAの取り扱っている会社をよく比較してから、口座を開設するところを決めましょう。
株式で取引をしたいなら、銀行では扱っていない場合が多いので、証券会社で開設することとなります。

また証券会社や銀行では、取引手数料も違います。
1回の取引なら小額ですが、何十何百回となれば大きな出費となりますので、出来るだけ取引手数料の安いところを選ぶと良いでしょう。

NISA口座最大の落とし穴、それは「損益通算」ができないこと!

NISA 損益通算

そもそも「損益通算」ってナニ?

通算損益とは、その年の損益を次の年に繰り越して通算して計算することです。
例えば、1年目に100万円の損失が出て、2年目に100万円の利益が出れば、損益通算しなければ2年目の100万円の利益には課税されます。
しかしこれを1年目の損失と損益通算すると、プラスマイナスゼロとなり課税されない額となります。

 

このような事は証券会社などの総合口座だと、毎年忘れず確定申告すれば損益通算出来ますが、NISA口座では出来ません。
NISA口座でその年に120万円以上の利益が出ても、次の年に余分な利益を繰り越すことは出来ません。
また損失が出ても、次の年に繰越は出来ません。

つまり……NISA口座で損をし、総合口座で利益を出すと、税金が余計にかかってしまう、ということ。

例えば、NISA口座と総合口座の2つで株取引をしており、NISA口座で損失を出し総合口座で利益を出しても、その2つの口座の損益は通算できないのです。
このような場合は、課税されることとなりますので、注意が必要です。
うっかり課税されることを忘れていると、あとで追徴課税を食らいます。

解決法:損失が大きくなる前に売ってしまうか、いっそ総合口座では取引をしない。

もしもNISA口座と総合口座の2つで取引をしているなら、NISA口座の損失が大きくなる前に損切りを早めにするか、もしくは総合口座で取引はせずに、NISA口座のみで取引すべきです。

 

そもそも2つの口座を持っていると、損益の計算もややこしくなり、総合口座では損益通算できるので余計にややこしくなります。
どちらか一つの口座に統一して、そこで取引をすると良いでしょう。

くれぐれも、無茶な投資はしないように……。

投資 無茶しない

いかがでしたでしょうか?
NISA口座を利用すれば1年で120万円最大5年間の600万円までの利益と配当額に対して非課税となります。
投資家にとっては大きなメリットとなる制度でしょう。

 

しかしたとえNISA口座を利用していても、損失が出るとそれはそのまま投資家の資金が減ることとなります。
くれぐれも、急に大きな資金で株取引を始めたり、1銘柄に全資金を投入するような無茶な投資は止めましょう。

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