2016/03/18

増やす

1470views

投資口座の種類が多すぎる!投資にまつわる口座4種類をまとめて解説!

投資口座を開こう!と勇んでみたはいいものの……ナンジャコレ!とならないために。

投資口座

株やFXに限らず、投資活動をするにはまず証券会社で口座を開設することから始めますよね。

しかし、投資用の口座は銀行口座のように「とりあえず普通預金口座の申込を行えばどうにかなる!」という感覚で申込を行ってはいけません。

なぜなら、投資用口座の種類は一つではなく、いくつか種類があるからです。

適用に申込を始めてしまうと、まずどの口座がどのような仕組みなのかわからず、どれを開設すれば良いか迷ったあげくやーめた!となってしまいますよね。


「口座にも種類があるのかー」と思うと、投資のハードルはさらに高く見えてしまいがちですが、実は一度知ってしまえば投資口座の種類で迷う必要はありません

そこで、今回はそんな投資用の口座の種類を解説していきましょう。

投資用口座には、おおまかに4つの種類があります。

投資口座 種類


投資用の口座には、以下の4種類があります。

  • 一般口座
  • 特別口座(源泉あり)
  • 特別口座(源泉なし)
  • NISA口座

これら4つの口座の違いを理解するためのキーワードは、「確定申告」です。

たとえばサラリーマンとして働いている方が投資を始めとした副業を行っている場合、原則として副業収入が20万円を超えた場合、毎年2月から3月の間に確定申告を行い、その分にかかる税金を支払う義務があります。

この確定申告の手続きを「誰が行うのか?」というのが、口座を複数の種類に分けているのです。

それでは、順番にその違いを見ていきましょう!

一般口座

これはその名の通り、「特に何も特徴のない一般的な口座」です。
つまり、この口座で得た利益は確定申告しないといけない範囲かどうかを、自分で計算して確定申告する必要があります。
そのために、取引記録をすべて保存しておく必要があり、それを元にいくら確定申告するかを自分で算出します。

あまりメリットの無い口座に思えますが、次に説明する「特定口座」に対応していないミニ株などで投資を行う際には、この口座を使用するしかありません。

特定口座

特定口座は、一般口座と違い「口座を提供している証券会社が、年間の損益を計算してくれる」というメリットがあります。

扱っているものが多ければ多いほど、損益の計算というのは面倒なものですので、自分で計算をする必要が一切ない、というのは大きな利点ですよね。

ただし、特定口座には「源泉あり」と「源泉なし」の2種類があります。

源泉あり

「源泉あり」の特定口座の場合、税務署への確定申告書の提出から納税まで、確定申告にまつわる作業をすべて証券会社側で代行してくれます。

利益がどんなに出ていても、自分で納税額を計算する必要がなく、すべて証券会社が行ってくれますから、とても楽ですよね。

なお、課税されるお金は、株などの売却時に必要な税金分を差し引く形で徴収されます。


ただし、通常であれば利益が20万円以下の場合は納税する必要はありませんが、源泉ありの口座の場合は20万円以下の利益でも問答無用で税金が引かれてしまいます。
もちろん自身で確定申告をしなおせば、その分は税務署から取り戻すことは可能ですが、それではせっかくのメリットも台無しですし、なにより面倒ですよね。

また、確定申告においては投資における複数の損益を合算し、手元に残った実質的な利益を元に適正な税額を算出することができる「損益通算」という制度がありますが、源泉ありの特定口座の場合、発生した損失の繰越や、別の証券会社での損益も合算することは出来ません。

源泉なし

源泉ありとは反対に、こちらは「損益を口座保有者の代わりに計算して、必要な納税額を算出してくれる」ところまでしか行ってくれません。

つまり、算出された金額によっては、その結果を元に自身で確定申告の作業を行い、なおかつ納税も自身で行う必要があります。

もし年間に20万円以上の利益だったとすると、証券会社の計算を元に確定申告を行う必要があります。

確定申告を行う必要がある場合は、証券会社から送付される「年間取引報告書」を元に、確定申告にまつわる書類を作成して提出をしましょう。

反対に年間20万円以下の利益だと、確定申告する必要がありませんので、源泉ありの口座と異なり、払う必要の無い無駄な税金を勝手に納税されるという心配がありません。


また、複数の証券会社で投資で取引をしているときは、それらの口座の損益を通算できます。

ただし損益通算は確定申告をしなければ利用できない制度となりますので、損益通算するしないかかわらず、毎年忘れずに自身で確定申告しましょう。

NISA口座

NISAとは2014年から始まった口座制度であり、年間120万円までの元本に対する利益分が非課税となる口座です。

これまで説明してきました通り、通常は年間で20万円以上の利益が出ると確定申告を行い、その申告を元に課税されます。

しかしNISA口座を利用していると、年間20万円以上120万円までの元本に対する配当金や売却益といった利益は非課税となります。

しかも口座開設から5年間は非課税となりますので、最大で600万円までの元本に対する利益が非課税となります。


なお、NISA口座を開設する際には、これまで説明してきた一般口座か特別口座いずれかを開設する必要があり、5年経過後はこのとき作成した口座を利用する、と考えておきましょう。

またNISA口座は損益通算できず、たとえばNISA口座では損をしたけれど、別の口座では大きな利益が出た、という際には、NISA口座の分は損益通算できないため、別の口座で出た利益分そのままの税金が発生します。

基本的には、「特定口座(源泉なし)」が鉄板です。

特定口座 源泉なし

口座の種類について、簡単ではありますがざっと説明してきました。

どの口座を使用するかはあなたの考え方次第ですが、少なくとも一般口座を使用するメリットはありませんので、ミニ株など特別口座非対応の投資をしないなら、それ以下の口座を使用することとなります。

また利益や配当金の税率が元本120万円まで非課税になるNISA口座も便利ですが、どちらにしろ一般口座か特定口座のいずれかを開設する必要があります。

となると、もし利益が出なかったとしても無駄な税金を支払ってしまう危険性や、他の損益と合算して確定申告できる点を鑑みると、投資口座を開く際には「特別口座(源泉なし)」を選ぶのが得策と言えます。


証券会社の選び方や口座の選び方1つで、投資の利益というのは税金や手数料など、思わぬところから減っていってしまいます

「適当でいいから始めてみよう!」というのは禁物ですので、投資を始める際にはしっかり証券会社についてもじっくり比較して口座を決めるようにしましょう。


この記事が気に入ったらいいね!しよう

マネストの最新エントリーが見られます。

Twitterでマネストをフォローしよう!

「増やす」ランキング

人気記事総合ランキング

Tweet by @ManeSto_com