2017/08/23

お金の雑学

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都市ガスの自由化で節約できる! その仕組みと注意点を解説

電力自由化とガス自由化

ガス自由化 画像

多くの人が生活をしていく中で、「電気」「ガス」を使用しています。

2つをなくして生活をすることは非常に困難であり、また電力を供給している会社も定められていたため、災害等により料金が上がってもただ黙って受け入れている状況でした。

しかし、2016年4月から始まる電力自由化により多くの企業が電力事業に参入し、また一般家庭はどの企業から電力を供給するか選べるようになります。

企業間競争により、差別化するためにサービスの充実や料金の値下げ等、一般家庭にとっても良い影響を及ぼすことが予想されます。

また、2017年からはガス自由化がスタートしました。

ガス自由化により電力とのセット割や、さらに企業が参入することによる料金の値下げ等の可能性もあり、多くの人に期待されている改革です。

ここでは、期待のガス自由化について説明していきます。

ガス自由化の目的と仕組み

ガス 画像

ガスの供給が開始されてから現在までは、大阪であれば「大阪ガス」など地域のガス会社が供給を行ってきました。

ガスは火に弱いという特性があり、引火してしまうと爆発や火事が起こる恐れがあります。

災害等がひとたび起こってしまうと二次災害などの危険性もあるため、しっかりとした管理が必要です。

そのため、どの企業でも管理が行えるというわけではなく、技術と知識を持ったガス企業のみが供給を行うことができたのです。

しかし、災害などによる度重なる料金の上昇で、日々家計負担は増加しています。

今後も消費税10%が検討されているなど更なる料金の上昇が見込まれており、価格競争によって料金上昇の歯止めがかかるようにガス自由化が決定されたのです。

ガス自由化の仕組みは、従来のガス会社によって利用されてきた各家庭とつながっているガス管を利用します。

これまでと同様にガスは供給されますが、ここで、他のガス会社と契約すれば契約先の新たなガス供給を行うことも可能です。

契約を変更しても通常通りガス供給が行われますので、契約する会社を変更したからといって大きな工事をすることも不要です。

また、ガス供給を行っている企業はガスをためておくためのガス田を所持している企業であるためしっかりとした設備を持っており、安心してガスの供給を受けることができます。

ガス自由化のメリット

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では、ガス自由化が私たちの暮らしにとって、どのような影響があるでしょうか。

まずは、今までとは違い多くの企業から供給先を選ぶことができるようになり、ガス料金の比較をすることができます。

比較をした際に、もし現在行っている地域型のガス業者よりも新しく参入してくる業者の方が安ければ、そちらへ変更すればガス料金を安くすることができ、家計負担が減少します。

電力自由化ではオール電化住宅など電気をたくさん使う家庭で特にメリットが高いと言えますが 、ガス自由化の場合は、冬場にガス床暖房やガスストーブ等を中心に使用している家庭にメリットが高いでしょう。

光熱費の中でもガス代金の支払いが多い家庭に特に向いています。

また、その他に考えられるメリットとして、ガスエネルギーは電力に変換することが可能なため、ガスを供給する会社は併せて電力供給を行うことができます。

「電気とガスのセット割」のサービスが導入される可能性が高く、このセット割を利用することにより別々に支払っていた料金を同一企業へ支払うことが可能です。

今まで支払先を別々に管理していた分が同一になるため、より家計やお金の管理がしやすくなります。

さらに、セット割はガスと電気だけでなく、他のサービスと合わせた多彩なセット割を設ける企業が出てくると言われています。

セット割は、現在も多くの企業が設けている料金体系のひとつです。

有名なシステムは「通信料金」で、携帯会社が電話料金と通信料金をセットで販売しており、既に契約している人も多いでしょう。

家庭により毎月の負担となっているものが違うため、より高額を支払っているものとガスのセット割を利用すれば、今までよりもぐっと費用が抑えられるかもしれません。

乗り換え時の注意点

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前向きな決議ともいえるガス自由化ですが、乗り換えを検討する際には注意点があります。

もし業者の変更を考える際は、よく料金やサービス内容の比較を行い、納得した上で乗り換えましょう。

表向きの料金を見て業者変更をしたにもかかわらず、実際の契約では縛りが付いたりガス料金が以前より高くなってしまい、逆に家計負担が増えてしまう可能性もあります。

ぱっと見た際に料金が安いと思っても、実際にシミュレーションを行い現在と乗り換え時の費用の比較を行うことが大切です。

また、契約内容によっては「最低2年以上は契約を破棄できない、途中解約は解約金が請求される」等の可能性もあります。

料金だけではなく、契約内容やプラン内容もしっかりと確認しておきましょう。

賢く選択して家計の負担を削減しよう

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現在ではライフエネルギーを自家発電するなど、ライフエネルギーの供給も多様化しています。

特にガスでは電力にエネルギー変換が行うことができるため、ガスと電力の両方を供給されなくても済むケースもあります。

このように、家庭の状況に合わせてガス自由化を取り入れることが大切です。

また、まだ自由化は始まったばかりの段階なため、今後大きく変更する可能性もあります。

10年後にどうなっているか考えてみて、予想しながら制度の導入を検討しましょう。

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