2016/02/07

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海外FXでは確定申告のしくみが違う?!国内FXとの3つの違いを徹底解説!

海外のFX業者を使って得た利益ももちろん確定申告の義務がありますが……。

海外 FX 確定申告

FXを行うなら国内の業者の口座を使って売買が行えますが、その他にも海外の業者の口座を使って売買を行うという手もあります。
国内業者だとレバレッジが最高で25倍までであり、それ以上の高レバレッジには出来ません。
しかし海外業者だとレバレッジの制限はありませんので、中には500倍や1,000倍のレバレッジも可能です。


国内業者にしても海外業者にしても、どちらでもFXで一定以上の利益が出たら確定申告しないといけないのは変わりません。
しかし国内業者と違い、海外業者だと税金の扱いが違いますので、気をつけないといけません。
国内業者と海外業者ではどのような違いがあるのでしょうか?

海外FXと国内FXの確定申告はここが違う!

海外FX 国内FX 確定申告

1. 国内FXは「申告分離課税・一律20.315%」、海外FXは「累進課税・15%〜50%」

まず国内業者を使用してFXで売買を行っているときは、利益に対する税金は分離課税となり、一律20%の税金が課せられます。
しかし2037年までは2.1%の復興特別所得税が課せられるので、その年までは一律20.315%となります。


これが海外業者となると、それは累進課税となり、税率は所得額に応じて変化します。
具体的には以下の税率となります。

  • 195万円以下→15%
  • 195万円~330万円→20%
  • 330万円~695万円→30%
  • 695万円~900万円→33%
  • 900万円~1800万円→43%
  • 1800万円以上→50%

このように利益に応じて税率が変化します。

2. 国内FXでは損益通算可能ですが、海外FXの損失に対しては認められていません。

国内業者だと先物取引などの損益とFXの損益は通算することが可能ですが、海外業者でのFXの損益は他の投資商品での損益と通算は出来ません。
このために繰越が出来ず、その年度の損益でどれだけの税金がかかるかが決定します。
この点の違いは理解しておかないと大変です。

3. 国内FXと海外FXの損益を合算することはできません。

同じように国内業者と海外業者のFXの損益は合算できません。
もしも国内業者と海外業者の両方でFXでの売買を行っているなら、別々に確定申告することなります。
国内業者は国内業者として、海外業者は海外業者として別々に損益を計算しないといけないので大変です。


そして一番大変なのがドル口座などの日本円以外の口座を使用している場合です。
このようなときは、もしも1年間で100万ドルの利益が出たとたなら、確定申告時のレートで円に換算して計算すればいいというわけではわりません。
利益が出たときのレートで換算して、それぞれの金額を出さないといけないので、毎日利確しているならその日毎の決済時のレートで計算すべきです。


ただし中にはスキャルピングなどでトレードする人もいるでしょうから、円換算するのは大変な作業となります。
この場合の利益の計算の扱いは、それぞれの税務署での見解に委ねられるので、まずは相談すべきでしょう。


これは個人での口座の場合になり、もしも法人として海外口座を開設したなら、外貨資産は期末レートで計算する決まりとなっています。

国内FXの場合:先物取引やCFD取引、バイナリーオプションなどと合算可能です。

国内業者でFXでの売買を行っているなら、その他の投資商品での損益と合算して確定申告時は計算できます。
これはCFDやバイナリーオプションや先物取引や日経225などとなり、これらの損益と合算できます。
ただし株式の損益とは合算できないので気をつけましょう。

海外FXの場合:アフィリエイトやオークションの収入、公的年金など「総合課税の対象となる雑所得」同士であれば合算可能

海外業者の口座だと他の投資商品の損益とは合算できませんが、アフィリエイトやオークションでの収入、年金など相互課税での雑所得は合算して計算できます。
その他にも、何かの原稿料や印税や講演料、非営業用貸金の利子なども合算対象となります。

海外FX口座を利用するなら、330万円がボーダーラインと言えそうです。

海外FX口座 330万円 ボーダーライン​​​​​​​

もしも海外業者の口座を利用するなら、年間330万円以上の利益が出ると、国内業者を使用した方が税金面では得です。
ただし国内業者も海外業者もそれぞれメリットとデメリットがあります。


国内業者だとレバレッジは25倍までと限られていますが、日本語での手厚いサポートが受けられる、口座開設が日本語でわかりやすい、いくらの利益でも税率は20%、損益は通算でき他の投資商品との損益と合算できる、という利点があります。


海外業者だとレバレッジは25倍以上も可能、もしも損失が出たとしてもゼロカットで追証が無いというメリットがありますが、口座開設がわかりにくい、海外業者なので信頼性がわからず、場合によっては利益を払い戻しされない可能性もあるとうデメリットがあります。


税金面だけでなく、国内と海外どちらの業者を使用するかは、それぞれのどこに魅力を感じるかで違ってくるでしょう。

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