2016/03/18

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為替レートはなぜ変わる?FX初心者が抑えておきたい8つの変動理由

為替レートがFXの利益を左右するなら……その理由は必ず知っておきたいもの。

為替変動 理由

FX(外国為替証拠金取引)はドル、円、ユーロ、ポンドなど各国通貨の交換レートの変動を利用して儲けを狙う取引です。

この交換レートのことを「為替レート」と呼びますが、いったい何故為替レートは変動するのでしょうか。

かつては1ドル360円というレートで固定されていたことがあり、これを「固定レート」と呼んでいます。

しかし、現在では需給に応じた変動相場制が採用されており、時々刻々とレートは変化しています。

FXを志すなら、何故相場は動くのか理由を知っておいて損はないでしょう。

為替レートは、主に8つの要因で変動している!

為替変動

為替レートは主に以下に述べる8つの要因で変動していますが、各国政府や金融機関の投資部門、さらに巨大ヘッジファンド等の投機筋の思惑が複雑に絡まって動いています。

一般的にリスクを取りやすい状況の場合、金利が高くスワップが多くもらえる新興国通貨の人気が高まりリスク回避の傾向が高まると安全通貨と呼ばれる円への需要が高まると覚えておくと良いでしょう。

8つの要因は単独ではなく、これらの要因を利用して投機筋が仕掛けをいれてくるということを頭に入れておくとさらに理解が深まります。

1. 景気:アメリカなどの雇用統計

月に1度のイベントで毎月第一金曜日、日本時間の深夜に発表される米雇用統計の数値は為替変動の大きな要因です。

大国アメリカの景気は誰もが注目しており、雇用統計の数字の良し悪しに絡んでさまざまな思惑がぶつかり合います。

簡単に言えばアメリカの景気が良くなれば、投機筋もリスクを取りやすくなるため投機資金を市場に投入して来る、景気が悪くなれば反対に資金を引き上げる方向に相場が動きます

2. 金利:各国中央銀行による政策金利

金利が高いところに資金が集まるのがセオリーです。

例えばアメリカの金利が上がれば、ドルを持った方が有利という考え方です。

しかし、新興国が高い金利を提示して資金を集めようとしても、デフォルト(債務不履行)の危険がつきまといます。

そのため、一概に金利が高い=その国の通貨に人気が集まるとも言えないのがFXの難しいところです。

3. 政治的要因:政権交代や政情不安、戦争、テロなど

政権交代などの政治的要因も為替に与える影響は大きいです。

例えば、現安倍政権はアベノミクス政策を打ち出し、その第一の矢として大胆な金融緩和を掲げて政権交代を果たしました。

日本の金融政策が緩和に向かえば、円が市場に溢れ出すため必然的に円安の方向に相場は大きく振れます。

民主党政権時代の1ドル80円台から一気に120円台まで相場が動いたのは記憶に新しいところです。

また、戦争やテロは投資家の心理を冷やしますので、リスク資産から安全資産の方に資金がシフトしていきます。

4. 要人の発言:各国の首相・中央銀行の相殺などの公式発言

各国の要人は自分の発言が為替相場に与える影響を知っていますので滅多なことは言わないようになっています。

しかし、相場が国益を損なうような水準になったときにいわゆる口先介入を行うことがあります。

相場を注視する」と言った発言から、「現在の水準は看過できない」さらに「断固たる措置を執る」と言った発言の変遷は注目する必要があります

また、新任の経済担当大臣が不慣れなため出てしまう失言も相場を動かす要因になります。

5. 政府による市場介入:2015年1月の「スイスフランショック」など

政府による市場介入は相場が大きく動くチャンスになります。

行き過ぎた相場が国益を損なうとき、伝家の宝刀として政府・中央銀行は市場に介入して来ます。

しかし、一国の国益を図るための市場介入は他国の国益を損なうこともあるため、単独介入の効果は限られています。

東日本大震災直後に、大きく行き過ぎた円高を是正するため、日本のみならず、各国が協同して行った協調介入は相場への影響が大きく出ました。

6. 投機的な要因:ヘッジファンドなどによる巨額投資

大胆な金融緩和による金余り現象であぶれた資金は、より多くのリターンを求めてヘッジファンドに運用を託されます。

ヘッジファンドは期間内に利益をあげねばなりませんので、資金力を背景に相場に様々な影響を与える仕掛けを行ってきます

7. 経済成長性:株価、GDPなど

経済成長性のある国株価が上がり、GDPも大きくなります。

投資に対する意欲も盛んでリスクをとってでも投機にお金を流し込み、反対に経済成長が減速すると資金の引き上げが起こります。

8. 経常収支:貿易収支、サービス収支、移転収支など

いわゆる実需が与える影響です。

本来、為替市場は物やサービスの売買決済を円滑に行う手段として存在しています。

国内企業が海外で儲けた利益を日本に戻すために行う円転、「レパトリ」などがその例ですが、為替変動の要因になります。

貿易収支や経常収支等の数字が発表されるとそれを原因として相場が大きく動いてきます。

分析を常に怠らず、レートの行き先を見極めることが「勝ち」への一歩です。

為替変動

以上で述べた8つの要因は、ファンダメンタル重視の投資をする人にとっては常に情報を収集し、分析を行うべきものと言えます。

相場の変動の理由の多くは後付けで語られるものが多いですが、私たち投資家は、後付けではなくポジションをとる前に理由をしっかり付けて投資に臨むことが大切です。


これがいわゆる思惑と呼ばれるものですが、行き当たりばったりではなく、きちんとした理由に基づく投資を心がけておけば、思惑通りに行かない時になぜ上手くいかないのか原因を探ることができます。

分析を常に怠ることなく、為替レートの行き先を一歩先に見極めることが、勝つ投資家になるための第一歩と言えるでしょう。

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