2016/01/24

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【確定申告】一年の総決算!確定申告の方法一覧

税務署の長~い列に並ばなくとも確定申告はできる!

確定申告 画像

みなさんは確定申告というとどのようなイメージがわきますか?


「自営業者がするもの」や「一年の総決算」「書類作成が大変」というイメージを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。


しかし税務署で確定申告を行ったことのある人なら

「長蛇の列でなかなか申告が終わらない!」

という経験をされた人は多いのではないでしょうか。


実際このような光景はテレビでも放送されることもあれば、体験談がネット上にアップされることもあります。


書類作成が大変という事実もさることながら、「長い列に並ばなくてはならない」というのも確定申告のハードルを上げている一因ではないでしょうか。


確かに、あの長い列に並ぶのには相当な忍耐力が必要になってくる気がしてなりません。


しかし、確定申告は実に様々な職種の人が一度に行う一大イベントでもあります。

故にその申告方法もいくつか準備されています。

あの長い列に並ばなくとも書類を提出する方法もあるのです。

確定申告には期限がある

確定申告は、毎年2月16日から3月15日の間に行わなければなりません。

ただし、期限日が土日と重なる場合は翌月曜日に延期されます。


なお、還付申告であれば、2月15日以前でも提出することができます。

確定申告の方法はいくつかの選択肢がある

選択肢 画像

直接提出

文字通り、直接税務署に行って書類を提出する方法です。

長時間並ぶことも考えられますが、不明な点は職員の方に直接質問できるので、初心者にとっては心強いのではないでしょうか。


税務署の開庁時間は、午前8時30分から午後5時までです。

また、2月の期間中の日曜日に特別に開庁する税務署もありますので、平日に行くのが厳しい人はチェックしてみてください。

混雑しやすい日、比較的空いている日

常に混んでいそうなイメージのある申告期間中の税務署ですが、混雑しやすい日と、逆に比較的空いている日が存在します。


混雑しやすい日比較的空いている日

日程:初日・最後の週・土日

時間帯:午前中

日程:2月終わり~3月初旬の水曜・木曜

時間帯:15~16時付近や、受付終了間際


筆者も土曜日の午前中に税務署に赴いたことがありましたが、会場に入るのに約3時間並びました。

そこから書類作成、印刷、投函(提出)を終えるまでに更に1時間以上はかかったように記憶しています。


仕事の関係上「どうしても土日でなければ行けない!」という人は、15時以降に行くのがいいかもしれませんね。

確定申告に必要な持ち物

せっかく確定申告に行っても、提出物に不備があると、受付をしてもらえないこともあります。

長時間並んだのに受付をしてもらえず、自宅に戻り再び来庁......

そんな悲劇を生まないためにも持ち物チェックは必ず行いましょう。

確定申告書

確定申告の主役です。

これがなければ申告できません。

万が一なくしてしまっても、税務署では必ず配布していますし、国税庁のHPからもダウンロードできます。

各種控除を受けるための証明書

所得税を計算するにあたっては様々な所得控除が用意されていますが、控除を認めてもらうには証明書が必要なものもあります。

この証明書を忘れてしまうと控除を認めてもらえないこともあるので、注意が必要です。

項目等必要書類
給与・源泉徴収票(原本)
雑・公的年金等・公的年金等の源泉徴収票(原本)
所得が2,000万円以上の人・財産及び債務の証明書
社会保険料控除・社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
小規模企業共済等掛金控除・支払った掛金の証明書
生命保険料控除・支払額等の証明書
地震保険料控除・支払額等の証明書
勤労学生控除・学校や法人から交付された証明書
雑損控除・災害等に関連してやむを得ない支出をした金額についての領収書
医療費控除・医療費の明細書
・医療費の領収書等
寄附金控除※・寄附した団体等から交付された寄附金の受領証
住宅借入金等特別控除・住宅借入金等特別控除額の計算明細書
・住民票の写し
・建物、土地の登記事項証明書
・建物、土地の不動産売買契約書の写し
・源泉徴収票
・住宅ローンの残高を証明する「残高証明書」
・耐震基準適合証明書又は住宅性能評価書の写し
(一定の耐震基準を満たす中古住宅の場合)
・認定通知書の写し
(認定長期優良住宅、認定低炭素住宅の場合)
政党等寄附金控除・「政党等寄附金特別控除額の計算明細書」
・選挙管理委員会等の確認印のある「寄附金(税額)控除のための書類」 
住宅耐震改修特別控除・「住宅耐震改修特別控除額の計算明細書」
・地方公共団体の長が発行する「住宅耐震改修証明書」
・住民票の写し
外国税額控除・「外国税額控除に関する証明書」
・外国所得税を課税されたことを証明する書類

※寄附金控除について

・特定の公益法人や学校法人への寄附や、一定の特定公益信託の信託財産とするための支出の場合は、その法人や信託が適格であることなどの証明書又は認定証の写しが必要になります。


・政治献金の場合は、選挙管理委員会等の確認印のある「寄附金(税額)控除のための書類」が必要になります。

印鑑

書類ばかりに気をとられ、地味に忘れがちなのが印鑑です。

印鑑はシャチハタでなければ普通の認印で大丈夫です。

公民館で提出

地域によっては、税務署まで行かなくとも公民館などで相談会や書類提出を行うこともあります。

また、休日にも開催しているところもあるので、気になる人は管轄の税務署に問い合わせてみてください。

時間外文書収受箱

「どうしても平日の開庁時間に行けない!」という人は税務署の前に設置してある時間外文書収受箱に投函する、という方法もあります。

税務署まで行かなくてはいけないという手間はありますが、24時間受付をしているので便利な制度だと言えるでしょう。


また、翌朝に職員の方が回収する時が締め切りとなります。

なので、万が一最終日に直接提出できなった時には、この時間外文書収受箱に翌朝までに投函すれば期限内提出として扱われます。

郵送

管轄の税務署に郵送で書類を提出することで確定申告を行う方法もあります。


郵送の場合は、消印の日付が、宅急便の場合は、税務署に到達した日が提出日として扱われます。


自分で書類の書き方を学ばなければならない、というデメリットはありますが、税務署が遠いという人には助かる方法ですね。

ネット(e-Tax)

平成16年に運用が開始されて以来、着実に利用者を増やしているe-Tax。

このシステムができてから「確定申告が気軽にできるようになった」という人も多いのではないでしょうか。

メリット

自宅から申請できる

e-Taxの最大のメリットは自宅にいながら申告が可能ということです。

会場で長蛇の列に並ぶこともなければ交通費もかからない、ポストに投函しに行くという手間すらないという非常に画期的なシステムと言えます。

添付書類の提出省略

e-Taxで確定申告を行う場合は、源泉徴収票などの「第三者作成書類」に記載されている内容を入力、送信することで、書類そのものの提出を省くことができます。


しかし、入力内容の確認のため税務署から書類の提示を求められることもありますので、5年間は保管するようにしましょう。


添付省略の対象となる第三者作成書類は以下の通りです。


①給与所得者の特定支出の控除の特例に係る支出の証明書


②個人の外国税額控除に係る証明書


③雑損控除の証明書


④医療費の領収書


⑤社会保険料控除の証明書


⑥小規模企業共済等掛金控除の証明書


⑦生命保険料控除の証明書


⑧地震保険料控除の証明書


⑨寄附金控除の証明書


⑩勤労学生控除の証明書


⑪給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票


⑫オープン型の証券投資信託の収益の分配の支払通知書、配当等とみなされる金額の支払通知書、上場株式配当等の支払通知書


⑬住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)


⑭バリアフリー改修特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)


⑮省エネ改修特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)


⑯特定口座年間取引報告書


⑰政党等寄附金特別控除の証明書


認定NPO法人寄附金特別控除の証明書


⑲公益社団法人等寄附金特別控除の証明書


⑳特定震災指定寄附金特別控除の証明書

24時間受付

e-Taxで確定申告を行う場合は、24時間都合の良い時間帯に提出することができます。

(メンテナンス時間を除く)

「仕事が忙しくて夜しか時間がとれない」などという人には最適な方法と言えますね。


ただし、期限日の24時を1分でも過ぎてから受信されると申告期限後に提出されたとみなされてしまうので、ギリギリになってしまいそうな時は少しでも余裕を持って送信しましょう。

還付がスピーディー

e-Taxで還付申告をすると、だいたい2~3週間で処理されます。

これは通常よりも1週間ほど早く還付される計算です。

少しでも早く還付されるのであれば嬉しいですね。


ただし、書類不備があると、期間内に還付するのが難しくなってしまうこともあるので、注意しましょう。

デメリット

電子証明書の取得

電子証明書は市役所(区役所)で取得できます。

こちらは住民記帳基本台帳カードに埋め込まれる情報なので、住基カードをお持ちでない方は併せて発行してもらう必要があります。


税務署では電子証明書を用いて


①そのデータの作成者が誰であるのか


②送信されたデータが改ざんされていないこと


を確認します。


デメリットに思えてしまうことですが、とても重要なことなのですね。

ICカードリーダライタの購入

電子証明書を取得したら次は、住基カードの情報を読み込むために必要なICカードリーダライタを購入しなければなりません。


役所で対応機種の一覧表をもらえます。


システムが分かりにくい場合がある

システムの案内は一応存在しますが、十分な説明があるとは言い難いので、初心者にとっては分かりにくいと感じてしまうことがあるかもしれません。

特に、パソコン操作に不慣れな人や確定申告に詳しくない人にとってはハードルが高いかもしれません。

専門家に相談できない

必要事項の入力中に不明な点があっても専門家や職員の方に相談することができないので、自力で解決するしかありません。

もし、確定申告初心者でe-Taxを利用するのであれば、時間に余裕を持って作成をスタートさせましょう。

一部書類だけ郵送になることがある

必要書類の中にe-Taxソフトで作成できない書類(医療費の領収書など利用者以外の方が作成する証明書類等)がある場合は、別途管轄の税務署に郵送で提出することになります。

期間内であれば、再提出・修正も可能

再提出 画像​​​​​​​

確定申告において、申告期限内に同じ人から確定申告書が2以上提出された場合は、原則として最後に提出された申告書を正式な申告書として処理する、という決まりがあります。


つまり、一度間違った申告をしてしまっても、期限内であれば何回でも再提出をすることができるわけです。


しかし、期限を過ぎた後に申告内容を訂正したい場合は以下の申告・請求をしなくてはなりません。


①確定申告書に記載した税額に不足がある場合→修正申告


②確定申告書に記載した税額が過大である又は還付金が過少となっている場合→更生の請求


確定申告は方法に限らず、少し余裕を持って書類提出しておくと安心ですね。

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