2015/10/13

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【たった1秒が分ける明暗】FXでの「スリッページ」には要注意!

短期取引をするなら知っておくべき、スリッページのこと。

FX取引を行う上では、スリッページの重要性を学んでおく必要があります。

約定と関係する話のため、デイトレやスキャルピングなど短期取引をするトレーダーにとっては死活問題となり得ます。

 

トレードを繰り返していけば必ず体験する事象ですし、結果としてFX業者選びにも繋がってきます。

以下ではスリッページの仕組みやサンプルケースを紹介していきますので、詳しく知らないという方は参考にしてみてください。

FX初心者の人は必ず読んでおきましょう。

スリッページとは、「自分が決済を出したレートと実際の決済レートが異なってしまうこと」を言います。

スリッページとはどういう意味なのか

注文を出した時点の価格と実際に約定した価格の差を意味しています。

ストリーミング注文や成行注文など、投資家は取引ツールに表示されている為替レートから売買タイミングを決めることになります。

しかし「注文内容の決定」「発注」「約定」には、各々にタイムラグが発生します。

この「発注→約定」で生じる1秒に満たない間のレート変動が、スリッページの起こる原因です。

 

例えばドル円が100.00円の時に買い注文を入れたが、約定した値段を見ると「100.02円」「99.98円」だった場合、発注時の値段と約定値段に誤差が生じています。

これがスリッページの起こった取引です。

 

ただしスリッページは必ずしも投資家にとって不利になるとは限りません。

上記「99.98円」というように、タイムラグのおかげで安く買い注文が成立するケースも珍しくないのです。

FX業者によっては公式ホームページ上で、「月間のスリッページの状況」を掲載している場合もあります。

ケースバイケースですが、スリッページが有利に働く・不利に働く割合は半々と考えておけば良いでしょう。

 

スリッページについては、注文値段と約定値段とのズレと覚えておけば良いです。

 

スリッページが起こる仕組み

為替レートは常に変動しています。

よって前述した発注から約定までの間に生じるタイムラグが原因となり、スリッページは起こります。

言わばコンマの世界で起こる事象です。

 

投資家が1つの注文を出した場合、裏では「FX業者に注文が届く」「FX業者から市場へ注文を流す」といった作業が行われています。

つまりタイムラグを完全に排除することは不可能だと言えるでしょう。

少しでもスリッページなしの取引を希望するなら、約定力の高い業者を選ぶと良いです。

 

スリッページはどのような時に起こりやすいのか

取引先のFX業者によってもスリッページが発生する条件は異なるのですが、主に成行注文や逆指値注文の時にスリッページは発生する可能性があります。

発生しやすい条件は以下の通りです。

 

・為替レートの値動きが荒くなるような重要経済指標の発表直前及び直後

・FX業者のサーバー処理能力が低い

・スプレッドが狭いFX業者での取引

 

また投資家に不利になるような形で、スリッページを起こすFX業者も存在しているそうです。

最近ではFX業者に関する評判レビューや口コミも豊富なため、心配な方は事前に確認しておきましょう。

スリッページによって起こる、トレーダーの被害とは?

スリッページによる予想外の被害とは

10分後に発表される米国経済指標の結果を受けて、為替レートは上へ行くだろうと予想していたトレーダーのAさんは米ドルを5万通貨購入しました。

この時の買値は1ドル100円でした。

 

しかしマーケットでは指標を控えての売りが増え、徐々に99.45円まで下落していきました。

そして指標が発表されると、予想よりも悪い数値であったためドル円は98.65円まで値下がりし、Aさんは損切りを決意します。

取引ツールに表示されている価格が98.55円の時に決済をし、その後、米ドルは指標の結果を受けて98.15円まで急落してしまいました。

 

この一連の流れを受けて、Aさんは少しでも損失を拡大せずに済んだと喜びました。

ところが実際の決済では98.25円になっていました。

Aさんが損切りを決意し、注文を発注したのが「98.55円でしたので、スリッページが原因となり98.25円-98.55円=▲30銭」の損失を被ることになりました。

 

Aさんは米ドルを5万通貨保有していたため、「30銭×5万通貨=1万5千円」も無駄に損を出してしまったのです。

滑りがなければ発生していない損失ですので、たった30銭の違いでも大きな負け額になったと言えます。

不必要な損をしないためにも、利用するFX業者のスリッページについて調べておこう!

スリッページは投資家にとって有利にも不利にも働くと言いましたが、結果として不利だと感じる人の方が多いです。

なぜならマーケット参加者が売買を急いでいる時にスリッページは起こりやすいからです。

基本的に「売り急ぐ=損切り」ですので、印象としては損失拡大の方が悪くなりますよね。

 

 

投資資金は無限ではありませんので、損失が無駄に増えれば、それだけ玉が減ることに繋がります。

最近では手数料が安く、スプレッドの狭いFX業者も増えていますが、約定力の高さから業者を選んだ方が良いです。

「約定力が高い=スリッページが発生しにくい」ため、短期取引をするなら重要な要素となります。

FX業者選びは慎重に行いましょう。


 

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