2016/12/02

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くりっく365 VS FX、6つの項目で徹底比較!

「くりっく365は税金の面で有利!」は、昔の話……。


FXと言いましても、実は「取引所取引」「店頭取引」の2種類に分類できます。

ただしFXのシェアは店頭取引が過半数を占めているため、一般的には「FX=店頭取引という意味合いで使われています。

また取引所取引は「くりっく365と呼ばれることがあります。


さてFXには2つの取引方法が存在しているわけですが、具体的に何が違うのでしょうか。

シェアだけから見れば、店頭取引の方が有利に思えますよね。


ところが細部にまで注目してみると、くりっく365・店頭取引には結構な違いがあります。

もしかしたら人によっては「くりっく365」の方が合っているのかもしれません。

ここでは両者の違いを説明していきますので、参考にしてみてください。

激突!くりっく365 VS FX!


比較をする前にくりっく365」「店頭取引」の基本を抑えておきましょう。


まずくりっく365とは、東京金融取引所に上場しているFXのことです。

そのため取引相手は東京金融取引所となり、業者は仲介の役割を果たしています。

逆に店頭取引とは、FX業者が投資家と相対で取引をするFXのことです。


では取引相手が分かったところで、詳しい比較に移りたいと思います。


1. 通貨ペア数と取引単位

くりっく365は23通貨ペア、最低取引単位が1万通貨(固定)です。


店頭取引は業者によって取り扱い通貨ペアが随分と違います。

例えば野村證券の場合、取扱通貨ペアは12通貨ペアと多くありません。

内訳は対円が9通貨ペア、非対円が3通貨ペアです。

しかし基本的には取引所取引(くりっく365)よりも店頭取引の方が種類は多いため、口座開設先のFX業者次第と言えるでしょう。

多いところでは50から100通貨ペア扱う会社もあります。


最低取引単位は100又は1,000通貨からです。

SBI FXTRADEであれば1通貨単位から取引が行えますので、小額からFXを始めたいなら店頭取引の方が有利です。


2. 取引価格の決定とスプレッドの業者間差

■取引価格について

くりっく365はマーケットメイク制度を採用しているため、複数のマーケットメイカーの掲示価格に基づいて、1番有利な価格で取引が行えます。

店頭取引FX会社により提示された価格での取引となります。


■スプレッドについて

くりっく365はマーケットメイク制度を採用しているため、スプレッドは変動します。

逆に店頭取引原則固定です。


くりっく365は0.6銭から1.2銭程度、店頭取引は0.3銭から0.5銭程度かかります。

つまり投資家にとって支払い手数料となるスプレッドですが、店頭取引の方が各社を通じて狭い傾向にあるため有利です。


3. スワップポイント

くりっく365買い・売りのスワップポイントが同額です。

店頭取引差額が生じるため、デメリットとなり得ます。

ただし業者によってはレートが有利なところもあるため、スワップポイントを詳しく比較できるのであれば店頭取引の方が有利と言えるでしょう。


4. 信託保全のしくみ

くりっく365東京金融取引所へ全額預託店頭取引信託銀行などの管理先へ全額預託されます。

どちらの場合も仮にFX業者が破綻したとしても証拠金は全額保全されますが、信託保全の保護範囲は業者によって異なるため事前に確認しておく必要があるでしょう。


5. 取引時間と取引手数料

■取引時間について

くりっく365土曜や日曜、元日を除いて毎日24時間取引が出来ます。

ただしアメリカのサマータイムの影響を受けることがあります。


店頭取引休業日については同じです。

しかし業者によっては取引不可の時間帯も存在します。


■取引手数料について

店頭取引基本的に無料の業者が多いです。


くりっく365も取引手数料無料の業者はありますが、店頭取引と比べると、その数も多くありません。

ただし手数料無料の業者は増えています。

ちなみに手数料が発生する場合、平均300円前後(往復)かかります。


6. 税金

2012年1月からは店頭取引の税制が変更されたことで、両者に違いは無くなりました。

2つとも「雑所得扱い」「申告分離課税」「税率20%(所得税15%+住民税5%)」「先物取引などとの損益通算可能」「3年間の繰越控除対象」です。


補足となりますが、平成25年から平成49年までの25年間は東日本大震災による復興財源確保のため、「所得税×2.1%」の税金が課税されます。

つまり正確には「税率20.315%(所得税15.315%+住民税5%)」となります。

現状、FX業者を使った方がなにかと便利で魅力的です。


結論としては、店頭取引の方がメリットは多いと言えます。

なぜなら今回取り上げたポイント以外にも、店頭取引はくりっく365より「提供売買ツールが優れている」「法人口座なら最大レバレッジが高い」といった魅力を備えているからです。


また税制改正前は高所得者になるほど、くりっく365の方が有利でした。

しかし前述したように、2012年1月からは店頭取引の最大のデメリット「税金」も解消されています。

逆に税率が統一されたことで、くりっく365における「割高な手数料」が目立つようになりました。


口座開設先の業者によっては、店頭取引の方が開設までの時間が短かったりもします。

現状はFX業者を使った方が良いでしょう。

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