2021/05/13

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【保存版】クレジットカードの審査はここを見ています!スコアリングの必要項目

クレジットカードの審査内容ってどんなもの?

クレジットカード

 

有名ブランドのクレジットカードを保有していると、1枚だけでも何かと便利です。
例えばダイエットや投資などの月額会員制サービスを提供している会社では、決済手段がクレジットカードのみというケースも少なくないのです。
また決済をする度にポイントが付与され、そのポイントをリアル店舗で利用することも可能です。
クレジットカードに対応しているお店へ行くのであれば、わざわざ現金を持ち歩く必要もないでしょう。

 

さてクレジットカードにはグレードに合わせて種類がいくつかあります。
ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードが知名度も高いランクと言えます。
しかしクレジットカードへの申し込み経験がない人でも、所有するためには厳しい審査が待ち受けていることはご存知のはずです。

 

審査には3つの「C」と言われる条件をクリアしなくてはいけません。
以下では、その「C」について紹介していきますので、ご自分が条件を満たしているのかどうかを確認していきましょう。

Capacity〜この人、お金を返せるだけのお金があるの?

1つ目の「C」は「Capacity(返済能力)」です。
つまり申込者の返済能力が、審査には大きく影響するのです。

 

返済能力の基準

・年収
・勤務先の大きさ(会社規模)
・勤務先に勤務している年数
・現在の借入額

 

安定した収入が期待できるのか

クレジットカードは業者側が無担保で融資をするサービスです。
そのため返済が期待できない人間に対して、お金を融資する価値はありません。
ただし審査の基準は業者独自の観点から判断されるため、同世代よりも年収があるから大丈夫だと過信してはいけません。

 

例えば世の中には個人事業主として、年収1,000万円を稼いでいる人がいます。
しかし年収500万円でも公務員の職に就いている人もいるのです。
この場合には年収の多い事業主よりも、安定した収入の期待できる公務員の方が審査をクリアする可能性は高いと言えるでしょう。
また上場1部企業に勤務しているAさんとBさんならば、勤続年数の多い方が有利となります。

 

改正貸金業法

総量規制が導入されたことで、クレジットカードや消費者金融からの借入金額は年収の3分の1を超えることができなくなりました。
もしも年収の3分の1の借入がある場合には、新たに借入を申し込むことは不可能なのです。
よって公務員などの安定した仕事に就いている人でもマイナス査定を受けるため、新規申し込みの審査に落ちてしまうかもしれません。

Character〜この人、お金はちゃんと返してくれるの?

2つ目の「C」は「Character(申し込み者の性格)」です。
先ほどお伝えした通り、クレジットカードは業者が無担保で立て替えをしてくれるサービスです。
つまりカード所有者は後払いで清算をすることになります。
そのため申込者が真面目にお金を返してくれるような人なのか?を業者は細かくチェックしているのです。

 

学生時代に友人からお金を貸してくれ・・・と頼まれた経験があるかもしれません。
もしも友人とのお金の貸し借りを経験したことがあれば、「Character」については実体験をもとに審査基準も理解できるはずです。

 

クレジットヒストリーとは

業者が申し込み者のCharacterを判断する際には、クレジットヒストリー(各種カード類の利用実績)を調査・分析し査定を出します。
クレジットカード業者や金融機関からの借入額過去の取引内容を調査されますので、もしも提出書類上にて嘘の申告を記入すれば、それだけで審査に落ちてしまうこともあるのです。
嘘をつく人間に信用性や信頼性は期待できませんからね。

 

ちなみにクレジットヒストリーの情報は、最大5年間の返済遅延情報が載っているため、過去の遅延だから大丈夫と思わないように注意してください。

 

万が一に備えて情報を揃える

過去に借入をしたことがある場合、1年前のことであれば正確に覚えているかもしれませんが、3年や4年前となれば書類記入時に間違った事を記入する可能性もあるでしょう。
そこでオススメなのが取り寄せです。

 

クレジットヒストリーはCIC(指定信用情報機関)にて一括管理されており、個人でも依頼をすれば書類を取り寄せることが可能なのです。
方法は「CICへ行く」「郵送」の2種類となります。
どちらの場合でも手数料が500円から1,000円かかりますので、都合に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

クレジットカード会社に嘘をつく気が全くなかったとしても、書類上の不備により審査落ちの可能性を高めてしまうかもしれません。
過去に遅延をしたことがある又は借入金額を把握できていないならば、CICを経由して情報を開示してもらった方がいいです。

Capital〜もしもの時に回収出来るか?

3つ目の「C」は「Capital(保有資産)」です。
「返済が不可能になった場合、取り返せるアテはあるのか?」をチェックしています。
ただし「Capacity(返済能力)」と「Character(性格)」の2つに比べれば、あまり重要視されていない項目となります。

 

Capitalのチェックポイント

属性情報に記入する住まいが持ち家なのかどうか、また土地を保有しているのかが審査の対象となります。
居住年数と形態が見られるため、「親の持ち家で同居している、独身者」が最も高い評価を受けます。

 

賃貸や社宅と比べれば持ち家が有利であることは理解できるでしょう。
しかし親と同居の独身者が高評価となることに疑問を抱く人は多いかもしれません。
これは「取り返せるアテ」を重要視しているからです。
実家暮らしをしているということは、突然に姿をくらませる可能性は低いと言えるでしょう。
また親が肩代わりしてくれるという信用性も増すため、最高評価となるのです。

審査は必要以上に恐れることはありません。

3つのCと題して、カード会社がチェックする審査項目をお伝えしてきました。
しかし、実際には多くの人がクレジットカードの審査には通ります。
もちろんランクの高いカードを保有するためには、3Cの基準も極めて高くなるため、時には落ちてしまうこともあるでしょう。

 

ただしランクにこだわらなければ、アルバイトやパートの人でも問題なく入手可能なクレジットカードも存在しています。
過去に何社もの消費者金融から借入を行い、クレジットカード会社から何度も遅延の催促を受けていた・・・という人でなければ審査を極度に恐れる必要も無いのです。
またカード会社によっては審査に通るところと通らないところがあり、一概に「これなら審査に通る!」という正解もありません。

 

Capacity(返済能力)を重要視している会社は多いですが、申し込みをしてみなければ結果は分かりませんので、気軽な気持ちで臨みましょう。

 

 

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