2016/01/28

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FXで負けても確定申告すべし!繰越控除制度で今後の税金を免除してもらおう!

今年は全然利益でなかったし、確定申告はいいよね……というのはちょっと待った!

FX 確定申告

FXでトレードしている方もいると思いますが、利益が出るときも損失が出るときもあります。
年間を通してマイナスになる年もありますが、たとえ負けてしまったので来年頑張ろう!とそこで終わってはいけません。
投資の損失に関しては、繰越控除制度というものがあります。


この制度を利用すればFXでの損失は控除額とみなされ、もしも次の年に利益が出たとしても、前年度の損失と相殺して、確定申告で税金を支払わずに済みます。
投資で税と上手に付き合っていくためには、絶対に覚えておくべき制度であり、もしも対象となるなら利用すべき制度です。

確定申告には「繰越控除制度」という投資家の味方がいるんです……!

繰越控除制度

FXには繰越控除制度というものがあり、その年の損失額は翌年以降3年間まで繰り越して損失として、FXの損益の一部として扱えます。
この繰越控除額で利用できる損失額には制限がありませんので、数万円でも損失が出た年は確定申告で申告しておくと、翌年以降の利益と相殺できます。


FXでは年間20万円以上の利益が出ると確定申告しないといけませんが、もしも繰越控除で前年分の損失と相殺すれば、申告する利益が少なくて済み節税になったり、場合によっては利益が20万円以下となり確定申告しないで済むかもしれません。


FX口座が個人名義の場合は3年間、もしも法人名義の口座では9年間も繰越控除出来るので、この制度を使わない手はありません。

繰越控除の申請をしておくと、こんなに節税ができる!

繰越控除

それでは繰越控除をすればどれぐらい節税になるか、実際の具体的数値で見てみましょう。


例えば

  • 1年目200万円の損失
  • 2年目100万円の利益
  • 3年目40万円の利益
  • 4年目60万円の利益

になったとしましょう。


1年目は200万円の損失ですが、2年目から4年目までは合計すると200万円の利益となり、1年目の損失と相殺してプラスマイナスゼロとなります。
このために繰越控除をすれば税金がかからない計算となります。


これが繰越控除をしなければ、2年目の100万円の利益、3年目の40万円の利益、4年目の60万円の利益にそれぞれ20%の税金が課せられますので、合計で40万円もの税を支払わないといけません。


ちなみにFXの税金の詳細は所得税15%、住民税5%の合計20%となっており、利益の20%も税金としてとられますので、馬鹿にならない金額です。


ただしこのFXの口座に課せられる税金に関しては、海外のFX会社の口座と国内のFX会社の口座では税率が違います。
国内口座または海外FX会社でも国内に会社があるところの口座の場合は総合課税として一律20%の税率となります。
それに対し海外口座では、累積課税となり利益額によって税率は変化します。
また海外口座の税金の扱いは自治体により見解が違う場合があるので、確定申告が必要なら一度その地域の税務署や役所に確認した方が無難です。

たとえ次の年も利益が無くても、申告する必要があるのは大きな注意点。

損失 申告

繰越控除の適用を受ける場合は、必ず毎年確定申告しないといけません。
たとえばその年に損失が出て、それを次の年に繰越控除として申告したけど、利益が出なかったのでもう申告しないとなると、申告しない年の時点で繰越控除の適用は終わり、申告していた損失分もなくなります。


繰越控除は3年間損失分を繰り越して、その期間の利益と相殺して適用できますので、必ず3年間は毎年確定申告しないといけません。
もしもFXを続けていくなら毎年申告すべきですが、損失を出して懲りてもうFXを辞めるとなるなら申告の必要はないでしょう。


またFX以外にもCFDやバイナリーオプション日経225先物などとの損失とも通算して計算できますので、これらで損失が出た場合でも確定申告した方がいいです。
ただし株式や投資信託とは通算できません。

繰越控除制度を活用して、できるかぎり節税しよう!

繰越控除制度 活用


FXというのは、毎年利益を出し続けるのは難しいものであり、時には大きな損失を出すことも珍しくありません。
そしてFXで利益を出して20万円以上の利益を出したなら、その年は確定申告して税金を納めないといけないので大変です。


しかしながらこのFXでの税金という物が曲者であり例えばその年に500万円利益を出せば、年度末に確定申告して20%の税金を納めないといけません。
この税金額は確定申告したその時にすぐに支払うわけではなく、通常は翌年に口座引き落としとなります。
このまま次年も利益が出れば問題ないですが、ここで同じぐらいの500万円ほどなどという損失を出したとしても、前年の税金はそのまま支払わないといけません。


このためにFXの税金というのはとてもやっかいであり、支払えないということが無いようにするためにも、損失の出た年は繰越控除として申請すべきです。


ちなみに個人で開設した口座に限ってですが、口座の含み益は利益としてみなされませんので、例え口座に20万円の含み益があっても、それを決済しなければ確定申告の必要はありません。
法人口座の場合は、含み益も含み損もすべて計算して申告が必要です。

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