2016/09/26

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ロスカットは諸刃の剣!FX取引におけるロスカットの意味。

ロスカットなんて仕組みがどうしてあるのか……意味はちゃんとあります。


現物で株式投資をしていれば、取引金額以上の損失が発生することはありません。

仮に投資先の会社が倒産しても、株券が0円の価値になるだけです。


しかしFX取引では証拠金という担保を使って、入金額以上の取引が行えます。

例えば50万円の証拠金で、レバレッジ10倍(500万円)や20倍(1,000万円)の取引が可能です。


儲けが出れば一攫千金も夢ではありませんが、損失が発生すれば、それだけ多くの金額を失うことになります。

最悪の場合、証拠金の不足額を入金する必要が出てきます。

それを抑止するのがロスカットルールです。


FX取引をするなら、ロスカット制度をしっかりと学んでおかなければいけません。

知識が曖昧な人は再確認していきましょう。

「ロスカット」とは、証拠金以上の損失を抑えるためのストッパーです、が。


ロスカットとは?

為替レートの変動により、保有ポジションの損失額が一定の水準を超えるとロスカットは発動されます。

つまり損失拡大を防ぐために用いられる、安全装置の様な役割を果たしています。


ただし「ロスカット=強制決済=損失確定」ですので、投資家にとっては最悪の状況とも言えるでしょう。


ロスカットルールの発動条件

発動する基準は証拠金の維持率に依存しています。

例えばDMM 証券.comにてFX取引をした場合、証拠金維持率が50%を割り込むとロスカットルールが発動されます。

執行されると未約定注文はキャンセルされ、全ての未決済ポジションは強制的に決済されるのです。


FX業者によって証拠金維持率の数値は異なりますので、まずは証拠金維持率の計算方法を学んで起きましょう。


■算出方法

・証拠金維持率=有効証拠金÷取引証拠金×100


※有効証拠金=口座資産+評価損益金-出金依頼金額

※取引証拠金=ポジション必要証拠金


評価損益金とは「スポット損益」「未実現スワップ損益」の合計値です。

こちらが一般的な算出方法となりますが、使われている用語はFX業者によって異なります。

つまり意味は一緒でも、有効証拠金を純資産と表現する会社もあるということです。


ただし証拠金維持率の算出で使われる各項目は、ご自分の口座管理ページに必ず記載されています。

口座管理ページでは「建玉可能額」「出金可能額」「純資産額」「注文証拠金」などが一覧で掲載されています。

レバレッジを抑えて取引をしている人も、1度、実際に計算してみると良いでしょう。


FX取引はロスカットが発動しやすい?

株式投資と比べれば、明らかにFXはロスカットが起こりやすいです。

株式投資とは違い「ストップ高」「ストップ安」といった値幅制限が存在しないことも理由の1つと言えるでしょう。


また小額投資の場合、ハイレバレッジでの取引が主体となりがちです。

レバレッジが高くなれば為替レートのちょっとした動きで、証拠金維持率は大きく変動します。

そのためレバレッジを抑えたり、余裕のある範囲でFX取引を行っていきましょう。

ロスカットを回避したいなら、「マージンコール」に要注意!


予期せぬ相場展開によりロスカットが発動される・・・考えただけでも恐ろしいルールです。

しかしFX業者によっては、マージンコールと呼ばれる事前通知システムを採用しています。


「マージン(証拠金)+コール(要求)」と非常に分かりやすい名称です。

証拠金維持率の状況次第で、証拠金の追加やポジションの決済を求める告知となります。

マージンコール発生後はポジションを決済するか、追加証拠金を支払わなければいけません。

ただしロスカットとは違い、約1日の猶予が設けられます。


もちろん放置すればマージンカットが実行されますし、損失が拡大すればロスカットにより強制決済されます。

また必ずしもFX業者の全てが採用しているわけではないため、「ロスカットは嫌だな」という人はマージンコールありの業者を選ぶと良いです。

ただし「国内業者」「海外業者」「大手企業」「中小企業」だから採用しているという基準は無いです。

業者探しには手間がかかるかもしれません。

ロスカットがあるから証拠金以上の損失は出なくて安心!…という油断は禁物です。


損失拡大を防止するために存在するロスカットルールですが、必ずしも証拠金以上の損失が発生しないとは限りません。

まずハイレバレッジでの取引をしていれば、為替レートが少し動くだけでも追証が必要になる可能性があります。


追証とは追加証拠金の略称で、証拠金を追加で入金しなければいけない状態のことです。

支払えなければポジションが強制決済されます。

それでもマイナス評価が解消されない場合、別途、残りの金額を請求されます。


相場の世界では何が起こるか分かりません。

2015年1月15日に発生したスイスフランショックでは、一瞬にして大損を被り、借金を背負ったトレーダーも少なくないのです。

為替レートの急激な変動についていけず、強制ロスカットで証拠金以上の損失を出してしまったあげく、証拠金が足りなくなるという流れは追証の王道パターンです。


取引スタイルによってはポジションを持ち越し、朝起きたら追証が発生していたというケースも考えられますので、資金管理には細心の注意を払いましょう。

ロスカットが発動しないように、証拠金の維持率にはくれぐれも気をつけて!

​​​​​​​

スイスフランショックの様に、避けられないロスカットも取引をしていれば出てきます。

しかし「ポジションを持ち越さない」「余裕のある範囲で取引をする」「値動きの安定した通貨を扱う」など、人によって対策は立てられるはずです。


日頃からリスクコントロールに気を配りながら、FX取引をしましょう。

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