2015/01/21

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【東証全部上場は】日本の株式市場、知ってますか?全株式市場を一覧にまとめてみました【ありません】

「東証全部上場」というのはもちろんジョークですが。


株式投資とは上場している株式を売買することで、損益を出す取引です。
おそらく株式投資の経験がない人でも、「日経平均株価」「東証」の2キーワードは見聞きしたことがあるでしょう。
また東証1部上場銘柄という言葉もご存知かもしれません。


これは東京証券取引所が管理している、1部と呼ばれるマーケットに属する銘柄のことを指します。
「じゃあ東証に上場している株を買えば良いんだ!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし証券取引所は他にもいくつかあり、東証1部以外にも上場先は沢山あるのです。
また上場している市場によっても、取引参加者の数は大きく違いますので、取引を始める前にその特徴を把握しておかなければいけません。


全ての株式銘柄が東証だけに上場しているわけではありませんので、注意しましょう。

実はこんなにあるんです!日本の株式市場は全部で10市場!

東京証券取引所(東証)

日本を代表する取引市場の1つです。
「東京都中央区日本橋兜町2-1」に取引所を構えており、売買管理や株式の上場、取引参加者の管理を行っています。


その規模は国内最大で、ニューヨーク証券取引所やロンドン証券取引所などと共に世界を代表する取引所だと言えるでしょう。
取扱商品には1部や2部、マザーズ、JASDAQなどの日本株が挙げられます。

他にも優先株や債権、ETF、先物オプションと多岐に渡る金融商品が上場しています。
主要指数にはTOPIXや東証規模別株価指数、東証マザーズ指数、東証REIT指数などがあります。


東京証券取引所の公式サイト:http://www.tse.or.jp/


名古屋証券取引所(名証)

愛知県名古屋市中区栄3-8-20に取引所を構える、中部地区を地盤とした証券取引所です。
株式区分には1部や2部、セントレックスがあります。


東京証券取引所とは違い、中部地区にある会社がまずは全国展開を視野に入れて上場する取引所です。
ただし2014年12月12日時点で、名証単独上場会社数は1部が188社中6社、2部が96社中66社とあまり多くありません。
経済評論家の間でも将来的には東証と合併するのでは?と昔から噂されています。


名古屋証券取引所の公式サイト:http://www.nse.or.jp/


福岡証券取引所(福証)

福岡県福岡市中央区天神2-14-2に取引所を構える、九州地方で唯一の取引所となります。
名証と同じように単独上場は33社と少なく、上場廃止申請が増加しているという問題を抱えています。
ただし新興企業向け市場Q-Boardを開設してからは、新規公開株が取引のメインとなりつつあります。
Q-Boardは東証マザーズやジャスダックを除けば、新興市場の中でも最も勢いのある市場だと言えるでしょう。


福岡証券取引所の公式サイト:http://www.fse.or.jp/


札幌証券取引所(札証)

取引所は北海道札幌市中央区南1条西5-14-1にあります。
2014年11月21日時点での単独上場会社は58社中14社と極めて低いです。
ただし新興企業向け株式市場「アンビシャス」を開設しており、名証のセントレックスや福証のQ-Boardと同じように注目される小型株がいくつか上場しています。
また福証と同じように東証との合併が昔から囁かれているのも事実です。


株券や転換社債型新株予約権付債権の取引時間は「午前9時から11時30分」「午後12時30分から15時30分」、債権は「10時30分から11時」にて売買取引が可能です。


札幌証券取引所:http://www.sse.or.jp/index.html


TOKYO PRO Market

改正金融商品取引法により、2008年に東京証券取引所グループロンドン証券取引所共同で創設したマーケットが「TOKYO AIM取引所」です。
プロの投資家を対象に2009年6月に開設されましたが、上場企業は2014年時点で10社にも及ばず、マーケットでは閑古鳥が鳴いている状態です。
2012年7月に東京証券取引所内部の市場となり、呼び名を「TOKYO PRO Market」へ変更しました。


金融機関や資本金5億円以上の株式会社、地方公共団体などが「プロの投資家」の条件を満たし、「個人」では取引が行えないことが市場規模を拡大できていない原因とも言えるでしょう。


TOKYO PRO Marketの公式サイト:http://www.tse.or.jp/rules/promarket/


ジャスダック(JASDAQ)

東京証券取引所が運営している株式市場の1つです。
取引方法は東証1部銘柄などと同じようにオークション方式が採用されています。
立会時間は「午前9時から11時30分」「午後12時30分から15時」となります。


東証1部上場銘柄と比べれば、上場企業の規模は小さくなりますが、以下のような有名企業がジャスダックに上場しています。


・ガンホー・オンライン・エンターテイメント
・日本通信
・日本マイクロニクス
・ブロッコリー
・日本一ソフトウェア
・日本マクドナルドホールディングス
・鳥貴族


ちなみに2010年10月12日からは、大阪証券取引所が運営していた「ヘラクレス」「NEO」と統合し、スタンダード市場とグロース市場の2つに分かれています。


ジャスダックの公式サイト:http://jasdaq.tse.or.jp/jasdaq


マザーズ

東京証券取引所が開設・運営する新興企業向け株式市場のことです。
俗に「新興市場」とも呼ばれ、マザーズはその代表格にあたります。


2014年8月時点でマザーズには190社の企業が上場しています。
また新興市場とは将来性の高い成長段階の企業が上場する市場ですので、銘柄の値動きは東証1部上場銘柄と比べると「激しい(乱高下しやすい)」といった特徴が挙げられます。
例えばSNSで有名な「ミクシィ」が上場している市場です。


マザーズの公式サイト:http://mothers.tse.or.jp/


セントレックス

名古屋証券取引所が開設した新興企業向け株式市場のことです。
マザーズと同じ新興市場となりますが、規模は小さいです。


また東証1部と比べれば上場基準が緩いため、成長途中の企業が対象となっています。
平成13年7月19日に「エムジーホー ム」がセントレックスに登録され、取引が開始されました。


セントレックスの公式サイト:http://www.nse.or.jp/system/centrex/


Q-Board

福岡証券取引所が開設した新興企業向け株式市場のことです。
株式時価総額が2億円以上など、上場審査基準はセントレックスと同じように緩いと言えるでしょう。


ビジネス・ワンホールディングスやエムビーエス、メディアファイブ、日創プロニティといった九州地方に本社のある会社が上場しています。


Q-Boardの公式サイト:http://www.fse.or.jp/index.php


アンビシャス

札幌証券取引所が開設した新興企業向け株式市場のことです。
名称からも分かる通り、ウィリアム・スミス・クラーク博士の「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」から起因しています。

またアンビシャス上場企業は5社と少ないです。


アンビシャスの公式サイト:http://www.sse.or.jp/amb/about_amb.html


それぞれの特性を知って、より良い株式投資を!

今回10市場をご紹介しましたが、名証や福証、札証などの市場規模が小さいものは、証券会社によっては取引が行えない場合もあります
都合により、どうしても札証に単独上場している会社の株式を買いたいなら、事前に証券会社へ問い合わせしておいたほうが良いでしょう。

またお伝えしたように「TOKYO PRO Market」は限られた投資家のみが取引可能となっていますので、サラリーマンや主婦、学生の方が株式投資をする時には考える必要のない市場だと言えます。


銘柄によっては東証1部と名証1部の両方に重複上場している場合もあり、指定をしなければ一般的に東証1部から注文を出すことになります。

福証1部や札証1部についても同じです。

取引をするときには意識しておきましょう。


( Image by lovefreephoto.jp )

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